とある読書ブログの感想
『達成率80%』読了! リアリティを度外視して、ひたすらにある趣向を追求した怪作でした。
ネタ自体は定番の『アレ』なんですけど、使い方がバカすぎた。河原木君、桜宮さんのためにそこまでしますか……。
具体的に書くと、河原木君が(ネタバレのため伏字) を計画し、それが結果的に桜宮さんの命を助けることになるという内容です。なんという偶然。
『トリックにしか興味のない探偵』という出オチとしか思えないコンセプトが実はプロットにしっかり結びついているあたりに、作者の無駄なこだわりが感じられます。
というか、四つの事件のうち一つだけ犯人の扱いが異なるのも、伏線だったんですね。気づかねーよ(笑)
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