カクコン6 中間発表

 というわけでやってきました中間発表。

 通過作900作という時点で度胆抜かれました。ちょっと通しすぎじゃね? 私の予想では通過作500作と想定していたので、だいぶ通過ラインが下がってます。当たり前ですね。だいたい私の予想で30%ラインで想定していた星があれば通過確率80%ラインだったようです。


 たとえば異世界ではこんな感じでした。


 <予想>

 通過数   145作

 80%  星317個

 50%  星209個

 30%  星150個


 <実際>

 通過数   207作

 95%  星181個

 80%  星124個

 50%  星64個

 30%  星58個


 予想、大ハズシ。お恥ずかしい限りです。しかし、こんなに中間通して大丈夫なんですかね。余計なお世話ですが心配になりました。


 三年連続で中間通過していた三作のうち平平さんのスクリームフロンティアは見事今年も通過。これで四年連続中間通過です。もうこれは書籍化ですよね。その他の二作は残念ながら通過できませんでした。でも実績十分です。

 そして今年で三年連続通過となった作品が新たに三作。来年も是非頑張って四年連続通過を目指してほしいです。


 全体的に変なサプライズはなかった感じです。異世界のトップランク作品が落ちててびびりましたけど、他で書籍化が決まったので辞退したらしいですね。

 朝読の星ゼロの作品を通す強烈なスコップは今年はありませんでした。普通に星3ケタ取ってる作品からも朝読通過しています。おそらく意図的に星の少ない作品から通過させた去年とは少し様相が異なります。しかも今年は現ファ、キャラ文、どんでんの三部門からしか朝読通過しなかったのが気になります。異世界、恋愛、ラブコメからの朝読通過作なし。これはどういうことなんでしょうか。わざとですかね。


 そして、例によって字数不足なのに中間通った作品が四作品ありまして。これはさすがに運営に苦情入れておきました。字数不足で募集要項満たしてない作品を通過させるのは、コンテストの信頼性にかかわりますからねえ。てゆーか、締切までに本文十万字は基本中の基本でしょう。そこチェックしないでどうするんだ、と思いますよね。

 念のため言っておきますが、この四作品とも締切すぎてから十万字超えてます。締切守れなかったこと以外は作者の人は悪くないです。これは通した方が悪い。


 短編の方はどうやら「通過は一人三作まで」という制限が付いたようです。上位で落ちている有名作者さんの作品、なんで落ちたのかと思ったら、他ですでに三作通過しているからみたいでした。これは来年からの応募戦略に影響ありそうですね。ひょっとしたら今までもそういう制限あったのかな? 調べてみたら去年一昨年と三作以上通ってる人いますので、今年からですね。


 筆致企画がらみの作品はたくさん出ていましたが、通過したのは蜜柑桜さんの「空に走る」だけ。確率的にちょっと落ちすぎなんですが、やっぱり過去作は星の上積みがないのでなかなか通りづらいのかもしれません。


 見ていると短編は単純に星の数で切った感じです。一作だけ応募した場合、星40個以上はほぼ通過しています。星18個以下になると通過率ががくんと下がりますね。それでも3分の1ぐらいは通過しているのですが、星10個以下になると通過率が1割を切ってきます。星6個以下の通過はありませんでした。まとめるとこんな感じ。


 星40個以上 ほぼ当確

 星30個~40個 おおむね通る

 星18個~30個 フィフティフィフティ

 星10個~18個 運が良ければ通る(通過率20%)

 星7個~10個 まれに通る(通過率5%以下)

 星6個以下 通らない


 短編賞は足切りライン以上星が入っていれば、ちゃんと読んで選んでいるみたいですね。足切りライン星6個以下は読まずに落としてる感じです。


 最後になりましたが、自作の長編も短編も中間通っていました。応援いただいたみなさまのおかげです。ありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。


 長編

 見習い天使はそこにいる!

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922344013


 短編

 みーくんは今日も夕陽を眺める

 https://kakuyomu.jp/works/1177354055063937559


 実はこの二本、タッチが全然違うのですが、同じ世界観の中のお話なんですよね。見習い天使でアリスがぽろっと言ってるんですが。気付いた方いらっしゃいましたでしょうか。












  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る