前のエピソード――あいるさんに捧げる２０質（神楽耶夏輝さんの企画）

　書いてますよ。カクコン用長編。今のとこ２万字。１０万字が遠い……。よく去年書ききれたなあと思いますが、去年の作品は５月から連載してて、１０月の段階ですでに６万字書いてたんですよね。

　古川さんに煽られてノープロットで書き始めた去年の作品ですけど、さすがに６万字書いた１０月の段階ではお話の方向性も決まってきてまして。それまでに書いた伏線を回収していったら、ぴったり１０万字で１月の終わりに最終回書くことができました。あれは上手くいきすぎでしたよね。

　今回は最初からプロット組んで書き始めたんですけど、プロット組むとあれですねー、勢いがなくなっちゃいますよね。今回の作品はファンタジーコメディ（幼女もの）でノンストップナンセンス路線、のつもりだったんですが、勢いだけで１０万字はさすがにちょっと無理っぽいですねえ。ノンストップ感の少ない作品になってるかと思います。一応コメディはコメディですが。

　どうやら俺は書けたとこから順次公開していきつつ、みなさんのコメント読んで「よしよし、次はこう書いてみんなの裏をかいてやろう、うししししし」とか言いながら執筆するスタイルの方が合ってるっぽいなあと思うんです。

　はっきり言って今の２万字、「これおもしろくないんじゃね？」とか思ったりしてまして。俗にいう「妖怪つまんないおばけ」に取りつかれた状態なんですよね。

　いっそのこと書けたとこまで公開してみなさんの反応見ながら次を組み立てた方がいいんじゃないかとも思ってるんですが、そうもいかない理由があるんですよねえ。

　ご存じのとおりカクコンは「コンテスト期間中に入った星と作品フォローの数」を中心に読者選考されますんで、先行公開すると期間外にもらえた星とかフォローが無駄になっちゃうんですよ。去年それで読者選考ぎりぎりになっていたので今年は「公開は１２月のコンテスト期間が始まってから」と思ってたんです。この妖怪つまんないお化けのせいで心折れて先行公開しちゃいそうです。うー、はげそう。

　まあそれはともかく。１０月中に３万字、１１月中に３万字書くと、今書けてる２万字と合わせると合計８万字になりますから、計算上は１月末までに１０万字書けることになります。頑張りますんで、公開したらみなさん読んでみてくださいね。

　今日はクソ寒い上に天気も悪くて絶好の執筆日和なんですが、こんな駄文書いてる暇があったら続き書けよ、と自分でも思います。おっしゃるとおりです。執筆に戻りまーす。

　ちなみに去年のカクコン参加作はこちら。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887228491

　高校生のストレート青春幼馴染恋愛もの。激戦だった恋愛部門で中間選考通過しました。実は異世界ファンタジーとかは上位が異常なだけで、その分通過作も多くてボーダーは低かったんですよ。恋愛部門はかなりし烈な争いでした。

　ところで部門はどこにしょうかなあ。ラブコメ、にするにはラブコメ度が足らないし、どんでん返しもなくはないですけど……。やっぱ現代ファンタジーですかねえ。まあそれもあと３万字ぐらい書いてから考えます。

　それではみなさま良い週末を！