第15話

絶望、絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望、、、


なんで、、?


どうして、、、、、?


泣いても


願っても


叫んでも


諦めても


世界は、現実は


絶望を植え付けてくる。


召喚された。


特別になれたと思った。


他に居ない。唯一の特別に。


夢を見た、幸せになれる夢を、


希望を見た、英雄になることが出来ると、


自由を見た、もう何にも縛られることはないと、


違った。


これじゃない。コレジャナイ、


望んだのは、願ったのは、こんなのじゃなかった。


手をさし伸ばしてくれた。


こちらを見てくれた。


でも、特別じゃなかった。


どこにでもいた。


誰でもよかった。


ただ、丁度よく俺がいた。


そっか、俺はそんなもんなのか、


、、、、う、、、、、ガウ、、、、、、、


、、ちが、、う、、、違う!


俺は!


俺だって、特別に成りたい。


一人でいいから、沢山じゃなくていいから、


誰か、誰か、ミトメテクレヨ、、、


俺を、俺がここにいていいと。


俺だから、いいのだと。


わがまま?


自己中?


それが、どうした!?


俺は俺だ!


他の誰かじゃない!


たった一人の俺なんだよ!


誰か、俺を、、僕を見てよ、




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