短編詩#6

『社会Liberal』

孤独を口説くのだ

甘垂れた考えは消去して

本能から咲く

金の花にて翻弄され

官能に踊り狂え煩悩の一音

死んだ医者よ寝台車は火葬逝き

警察の報告にて

ネットが叫ぶのよ

偵察の王国にて

歯痛いです

歯医者の車は

違反の茶番で来るまでに廃車

会いたいです

私は跨がるのだ

二十歳は欲しがるのだ

魅惑の金雄しべ

唱えるのすら馬鹿馬鹿しいよ

程度が低いから馬の耳になってる

馬頭観音に罵倒反抗したいね

下らない韻を踏み

散らばった言葉を

零れる袋で不機嫌に拾え

私は中指の道化神

汚れ世間を汚く笑う

凍れ石鹸よ汚く洗う

歩かせる床は全て踏み絵だ




『パンチラ』

欲しがりが見え隠れします

君の煙が網目を抜けて

皮膚に付着をする

返事をせよ

見せびらかした

花びらと抜けた根を

陰謀の葉で包み隠し

棒の刺した砂山の如く

右へ左へと振るのでしょう

嗚呼…無情ばかりが過ぎますよ

同性にて失望

軍艦に当たる前に神風となりたい

老犬にてゴムは無用

口ばかりを勃起させるのだ

その声に埋められて回されて終え

しまえば良いのよ

長く伸ばせ




『焼身照明』

去れ?裸足は傷心証明の

ONな些か現金持って生活して檻

干し物は滑って

絵に射れました

鬱が良いのさ

奇聞を耳にしました

唆す琴ではありませんよ

マーキングを脳内にさせてるのです

腸串を溺れ真下か?

焼身照明のONな…




『最先端FIXING』

薄っぺらい言葉に吊れた人は

川に放す事がマナーである

波が要らないと打ち上げたなら

警察が拾って

独り言を重ねて真相を追求する

私は枝先の先端

現在流行の最先端にて

それを遠くから見てます

月の顎が出たなら吊してブランコする

千切れたなら飛び乗り

揺られて眠りましょう

案山子は何処だ

君は先端にて

来襲するであろう

烏を避ける為に突き刺さって

頂きたいのだよ

過ぎ去れば相手に去れなくなるから

その分この最先端停滞地にて

充分に楽しく生きよ

私はそれをずっと

最先端の遠くから見とりますよ




『ハダケ』

拝啓 毎日が退屈とかに溢れております

韻の踏まない言葉遊びばかりを

時間に貢いでばかりです

笑っております

今日とは大切な物だそうですが

その道徳は守れそうにありません

末期の患者にお裾分けを

出来ませんでしょうか

互いに喜び合えそうです

私は正直に申しますと

長生きする亀の気持ちが

月の距離程分かりません

苦労がないなら

電気を消す様な生涯でも構わないのです

嗚呼…私の家は白蟻に喰われています

先週の事が昨日様である

それは異変が無いという意味であり

先週よりは心中を考えた方が

充実してるのです

この悩ましき話すら

遊びなのです

生涯を飽きる程遊び尽くせないか

考えてます

玩具と菓子を下さいな

退屈よ失せろ

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