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目次
もう帰らない・・・
最初からそう言ってよ
まだ明日は来ないから
案外人は優しくないよ
悟る前に抱き締めよう
肌は何を伝うのですか
鳥は何を歌うのですか
理由はそこに咲かない
気付いていたんでしょ
誰かの笑う声が
届く様な頃には 僕は
此処に居ない事でしょう
夕焼 焼かれた
この似合う町並みが
少しばかり切ないならば
僕は二日後の午前
空に散るのでしょう
曖昧な返事で良いから
ちゃんと声に出してよ
昔のツーリングの事は
忘れてしまいましたよ
さよなら 出来るだろ
この空の下
平等だろ
誰だってそう思っていたろ
海岸に行って
どこか静かさに揺れたなら
僕は振り向く事は無いだろう
いつでも君だけは
大好きな人でしたけど
さよならです
帰り道は波とかに消されて
遺るものは死ばかりです
もう前に僕はいないのです
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