第9話 父の死、自分と息子の障害 、コロナ、更なる生活苦、今でも時々死を考え

私は、自分も障害ではと病院で検査を受けました。

自閉症スペクトラム障害、双極性障害とアスペルガー障害と診断されました。

幸い、向いている仕事に就いていたため、今まで会社員でいれたようでした。

繰り返しになりますが、団体生活や女性の多いところが苦手なので避けながら 生きてきました。高校の時のいじめがトラウマでしたし。障害だと私も娘も息子も、もっと早くからわかっていたら、障害手当や色々利用出来たり、対策も取れて、こんな色んなことが起きてしまう前に未然に防げたのではないかと、悔やまれます。

結果を聞いて、娘の障害は、父親と母親両方から受け継いでしまったのだと、申し訳ない気持ちで押しつぶされ、2,3年苦しみ泣き続けました。今でも、思えば涙が止まりません。


息子と越したアパートは、上の住人の酷い騒音に耐えきれず、1ヶ月で引越し、おかげでまた金銭的に大変になりました。

破産の費用もかかり、毎月弁護士費用に5万円、ほとんどあげて貰えない給料で何とか生活をしている中、父が亡くなりました。

会社以外、誰とも付き合わないようになっていたので、息子と2人、お金もないですし、何とか葬儀はせずに焼いてだけいただき、しばらく自宅に父のお骨を持っていることにしました。

親戚にも連絡せず、お金が無いのでお墓にも入れられませんでした。


弁護士費用を、払いきれば何とかできるかと思っていました。

息子も少し変わり、通信の高校に通うと言いました。

お金を何とか借りて、これで少し何かが変わればと望みを託しました。

PCも欲しいと言われ、何とかそれも借入れて購入、バイトをして返すと言ってくれました。

でしたが、やはり無理でした。

病院で検査を受けましたが、息子は娘ほど重度ではないらしく、発達障害も酷くはないと言われて、結局障害手帳も障害手当ての申請もできずに今に至っています。

ですが、学校も辞めてしまい、一時はコンビニや散歩に出ていましたが、今では家から外へは出ません。当然バイトなど無理な話です。

コロナが襲い、私は残業が無くなり、酷い時は7万以上減った収入が3年続き、何とかするために借りたり伸ばしたりしてきたお金も、昨年くらいからどうにも回らなくなり始め、制度を利用したりもしましたがどうにもならなくなっています。コロナは私達にも更なる試練を与えました。


会社では、女性にパワハラセクハラをして、女性がやめさせられ、当事者の役職者は降格も減給もなく、高給をもらっています。私も入社時受けたセクハラを、会社の経営陣に訴えましたが、何も変わらないどころか同じフロアに、管理者として迎えました。

元々個人経営で、経営陣は家族で、そこが高給を取り、気に入られた人間が役職と高給を与えられ、セクハラパワハラしても、辞めるのはやられた側です。

役職者はコロナの時もなんの関係もなく高収入のままですので、余裕の様子でした。

私のようなひとり親は、どの会社でも足元見られ、悔しく辛い思いをしています。女性とゆうだけでとも言えると思います。この令和の世の中でも。昭和

平成とどれだけ変わっているのでしょうか。

私には、金持ちや社長の親もなく 、パートナーにも巡り会えず、結果子供達にも辛く苦しい思いをさせてしまっています。

自分で選んだのでしょう、その通りのことも沢山あります。

でも、必死に生きているそばで、親のおかげで裕福に暮らし、私の半分も働かない人たちを見ていると、選んだことだけではないと叫びたくなります。

だからと言え、自分で何か成功することすらできずに、また金銭的に苦しい思いをしている自分が情けなく くやしいです。成功している女性も沢山いるのに。


命のダイヤルにかけてしまうほど追い詰められているのに、ただの愚痴聞きだとしか思えず、払えない債務を伸ばして欲しいとかけた電話口で、同じ女性にバカにされた口調で叱責されると、本当に生きていることに疲れて、死んでしまったらどれだけ楽かと思ってしまいます。

息子がまだ、ひとりで生きていけるようにできていません。本人が拒むので、役所に相談もできていません。

せめてそれをしてからでないとと、とどまります。

今は3年前からの更年期障害にも苦しみ、一時期は会社も休みがちでした。

今は休日、まるまる寝ていることで何とか会社は行けています。ただ、副業もできないので、生活がそろそろ出来ない状況で、食費が出せなくなりそうです。

YouTubeにトライしてみても、そんな簡単に収入に繋がる訳もなく、何をすれば息子と2人、この先平和に暮らせるのかもうわかりません。

この話を

暫くは書くことすらできませんでした。

宝くじに当たった人の話、旦那さんが稼ぐようになった人の話、親の財産で裕福に暮らす人の話。聞いているだけで苦しくなり、どこに行った、何食べに行った、子供がどこの大学に入った、就職した、聞きたくなくて、いつからか仕事以外で人と付き合うことがなくなりました。

元々障害があることで、女性との関わりが苦手で1人しかできず、ただ大人になればなるほど男性の友人など、大学を出ていないせいもありいないので、無理に関わる必要もないので聞きたくない話を聞かずにすんでいるのかもしれませんが、孤立が加速しています。

大人になったらきっと、どうにかできて、こんな貧乏から抜けて、幸せな家庭を作ると思っていました。

大人になったらと。

自分だけでなく、子供たちすら幸せに出来なかった。まだどうにかと立て直そうとすると

何かが襲います。


生き続けるのがこんなに大変だなんて、自分や子供にこんなことが起こるなんて、思いもしませんでした。

息子のこの先も、どうにか委ねることができなければ、死ねないとはわかっていますが。

このまま死にたくないと思う自分もいますが、力尽きてしまった自分もいます。

コメントをくださった方に、力をいただきました。

涙が久しぶりに出ました。

せめてこれは入力し終えたいと思いました。

わかってくれる方がいたのだと、感謝しています。

ありがとうございます。

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大人になればは、さらに過酷な未来でした 蒼空 @sion66

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