第7話 父が寝たきり、母と妹達との絶縁

父が倒れました。

ある時、数日連絡がつかなくなり、さすがに心配になり警察に連絡をしました。

後にきた連絡は、父が実家で倒れ、隣の家の人間が妹達とは付き合いがあったらしく、妹達に連絡がいき、病院に運ばれたと言われました。

慌てて病院に向かいました。倒れて後頭部をうち、脳梗塞になり、危険な状態でした。

妹達に連絡を取りましたが、色々あり次女とは疎遠で、3女に連絡をしました。

父の面倒は私が何とかするからと伝えるためでした。そう父と話していたので。

保険証やら財布やら、色々必要なものを渡して欲しいと伝えると、隣の家の人に預けたと言われました。

なぜそんな大切なものを他人に預けたか聞くと、父が好きではないので持っていたくなかったと言われました。耳を疑いました。頭おかしいのかと、問い詰めたかった。ですが、次女に代わられた電話口で、親父の年金なんかいらないからくれてやると怒鳴られました。

誰も年金の話なんてしてないし、急に言われた言葉に、怒りと吐き気をもよおしました。さすがに、最低だなと、二度と会いたくないと思いました。

結局、私が隣のお宅に、父の荷物を受け取りに行きました。

そこでまた、酷いことを言われました。

荷物は渡せないと。民生委員で、私が父のカネ目当てで、娘の目の入院費でもたかるために必要なんだろうと、父を守るために、妹達に了解を得ていないし渡せないと言われました。

驚きました。もう10年以上会話もまともに交わしていない隣の人間に、そんなことを言われるなんて思いませんでした。

まるで私は悪人です。妹達が吹き込んだのか、母か、父がそう言っていたのか今でも分かりませんが、あんなに悔しい思いをしたのは忘れません。

正直、貯金もほとんどないと聞いていましたし、高額な年金でもなく、面倒見るのはいいけれど、どうなるか金銭的に不安な中父を思い駆けずり回っていたのに、民生委員だからと言っていいのか、荷物を渡さないなんて許されるのかと、それこそ録音して訴えてやればよかったと、あとから思いました。警察に言いますよと言ったら、どうぞ言ってくださいと言われました。本当に悔しく腹立たしかった。

結局、三女が後日私に荷物を渡してくれました。あの人間たちがあれで許されるのは、納得がいきません。

父には問いただすこともできませんでした。

三女には、次女が鬱病で休職中だと聞かされました。あの暴言吐いていたのは、そのせいかと思いました。

母は発達障害です。本人に自覚はありませんが、私が知る限り、発達障害としか思えません。子供の頃から 母だと私は思っていませんでした。

自分にお金を使い、愚痴と不満しか言わず、努力をしない。最低な人間でした。

父に後に聞かされた話は驚愕で、歯列矯正に100万、私は服も買って貰えず、大学も行かせて貰えなかったのに、そんなことにお金を使ったと。

他にも色々ありました。そもそもうちの子供たちといても、自分の話しかせず、

娘が私と似ていると言っていたことを思い出し、色々繋がり発達障害だと気が付きました。

父は一命をとりとめましたが、寝たきりになりました。その事で母に1度、相談の連絡をしましたが、私にはもう関係ないから、自分でどうにかするしかないでしょうと言い放って切られました。

その時に、母とも縁を切りました。

母には、近所で借りた借金があったらしく、三女が返済を求められ返したと聞き、返してもらえと言いました。返済義務はないし、母も最悪、近所の人間も妹に言うなんて、最低だと言いましたが、三女の旦那の絡みで付き合いがあるらしく、返すしかなかったと言っていました。

父が死ぬまでの数年で、三女とも疎遠になりました。

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