知るほどに失われるもの
あなたの周りには
数え切れないほど
他人がいる
見知らぬ人
知っている人
同じ職場の同僚
同じ学校のクラスメイト
話をする間柄
では
その中で
一番信頼できるのは
誰か考えてみようか
僕は
見知らぬ人が
一番信用できる
深く知っている人は
信用できない
知れば知るほど
不快な部分ばかり見えて
信頼も信用も
見る間に削られていく
そして
目の前で
消えて無くなる
名前も知らない
ただすれ違うだけの
そこにいる人が
ただの他人として
他人なんだという
ただそれだけの定義で
安堵できる
善人ではないかもしれないが
悪人でもないだろう
何の関係も生まれない
あなたのことが
ちょうどゼロで
落ち着くんだ
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