第3話 入院しないと無理

20時に寝ようとしたが、眠気は来なかった。

病状は極めて悪い。精神疾患は睡眠障害くらいだが、喘息の調子が悪い。それでもハイボールと煙草がやめられない。抗不安剤の副作用から、ときどき腰痛になる。最近は安定しているが心房細動、不整脈、頻脈発作がある。心不全のリスクも抱えている。

半年で15キロ太ってしまった。浮腫と言われ、利尿剤を飲んでいる。抗精神病薬は便秘になるので、下剤にアミティーザを使っているが効かない時があある。今がそうだ。月曜日は浣腸だ。

入院するほどの状況ではないというのが、内科医、精神科医の判断だ。しかし、一人暮らしでの治療には無理がある。かと言って入院したくない気持ちもある。ハイボールを飲みたいのだ。

飲んだくれの廃人も悪くない。そう思うこともある。いや、立て直そう。そう思うこともある。

PSW(精神保健福祉士)に生活設計を相談したら、その前に治療だと言われてしまった。メインは喘息と腰痛だな。

やりたいこと。エッセイ。小説。詩。を書きたい。論文もだ。

一時は、薬で知能が低下し、日常生活能力と金銭管理能力を失いました、と宣伝していたが、去年夏に脳外科で撮ったMRIでは問題は見つからなかった。

それにしても入院できないなら自己管理しないといけないのか。苦手だ。

相談相手はたくさんいる。意見はいろいろだ。相談相手を間違えてはいけない。これは重要なことだ。

入院できないなら、自己管理。インセンティブは。よーく考えよう。

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