第142話 決戦(4)暗黒魔竜戦☆



 ※



 その巨大な竜が、亜空間の穴から這い出してきたの見た時、全ての者に、絶望をいう名の結末が刻み付けられた。


 それを、ニ百人以上の同士と共に、魔界で様々な罠や仕掛け、特殊スキルや異能まで使って、多くの犠牲者を出して捕まえた、『人間弱体党』の魔族達も同様だった。


 あの時は、万全の準備に人員を揃えて、それでも犠牲は予想以上に出たのだ。


 人間の冒険者達との戦いの最中、しかも劣勢で、この暗黒魔竜が解放された、と言う事は、副指令の空間術士、ギゼオラが死んだのだ。


 かの竜の解放には、ギゼオラの命そのものを触媒として使わなければ、解放は出来ない仕組みになっていたのだから。


 つまり、この魔竜は、本来であれば、人間の冒険者達が弱体し切った後の終末の世界に、絶望の鐘の音を鳴らす、災厄の嵐となるべき最終兵器だったのだから。


 だが、それを使う為には、ギゼオラは生きていなければならない。死んでしまえば解放は出来ず、仲間の犠牲も自分の命も無駄になる。


 その最後の切り札を、使わずにはいられなかった。それだけ、彼は追い詰められ、それ以外の手段が残っていなかったのだ。


 瓦礫から這い出し、冒険者達と戦っていた魔族も、知性なき魔獣達も、同様に、本能的な死を覚悟して、反抗する意志すらなくしていた。


 魔物を屠る熟練者(プロ)として生きて来た、上級の冒険者達も、その生き物としての歴然とした格の違い、存在の違いを見せつけられ、圧倒的な邪気、瘴気に加え、竜が放つ、覇気、“竜気”は、それを感じるだけで威圧され、一歩も身動きが出来なくなっていた。


 その魔竜が、小さく唸り声を上げた。


 GURUUUAAAAA………


 それは、別段威嚇の声でも何でもなく、突然睡眠状態から起こされた為の、寝ぼけた欠伸のような物に過ぎなかったのだが、その声を聞いただけで、腰が抜け、武器を取り落とし、戦闘意欲をなくす者が続出する。それ程の力を感じさせる唸り声だった。


 その中でも、動ける猛者はいる。


「俺は、向こうに行って来ます!」


 リュウは、Wライオンのロアを、ロナッファとブローウェンに任せ、魔竜の方へと駆けて行く。威圧で動けなくなりそうな身体に、必死で“気”を込めて動かす。


 明らかに、魔竜の方が危険度で、獅子の魔族より上と判断したのだ。


 その魔竜に、新たな動きがあった。



 ※



 暗黒魔竜は、まだ未覚醒の状態であった。それでも、自分を捕獲し、別空間に閉じ込めた、格下の魔族共の事は覚えていたし、それに出し抜かれた屈辱、怒りは当然忘れてなどいない。


 見れば、その時の魔族の何人かもいる。


 今、ここが魔界でなく人間界である事等、なんの関係もない。無関係な人間達が多くいる、人の都市内部である事も、魔竜にとってはどうでもいい、些末な事であった。


 とりあえず、軽く息吹(ブレス)で、この身の程知らずな魔族共を、一網打尽に薙ぎ払う。


 そう思い、身体の奥底から力を集め、息吹(ブレス)を放とうとした。


 その刹那、喉部に、思いがけず強い衝撃が走り、気道が塞がれた。




 リュウは、駆け寄る魔竜に、息吹(ブレス)を吐く予兆を見た。


 そして、作戦前の、ゼンとの話で、息吹(ブレス)を使うような魔獣、ドラゴン等は、絶対に息吹(ブレス)を吐かせてはならない。その予備動作を見たら、すぐにその魔物の息吹(ブレス)を止めるか、その魔物の息の根を止めるかしなければ、その被害が甚大な物になる、と話していた。


 竜なんていないと思いますが、とゼンは言ったが、その予想は最悪の形で裏切られた。


 普通の魔族なら、遠距離攻撃手段を持った者や、術士が最速で倒さなければならない目標となる。これも、広範囲の術などで攻撃されると、被害が大きなものになるからだ。


 サリサ、というとんでもない術士がいる西風旅団のメンバーにとっては、まさにまざまざと実感出来る話だ。


 なので、リュウは、魔竜が息吹(ブレス)を吐こう、とするその動作を見た瞬間、立ち止まり、全身全霊の力を込めて、大剣を振り、炎の刃を魔竜の喉元に飛ばした。



 ゼンは、その強大な暗黒魔竜が出現した時、自分が術士を完全に仕留めそこなった不手際からの結果であり、もっと積極果敢に攻めまくり、すぐにでもあの術士を殺すべきだったのに、と落ち込みそうになったが、もうそんな暇はない。


(でもまさか、これ程の隠し玉を持っていたなんて……。ここで使う予定じゃなかった、みたいな事言ってたけど……)


 起きてしまった事を、後悔して嘆いても何も始まらない。


 それよりも、今ある最悪の事態をどうにかしなければいけない、と、その魔竜をじっくり観察し、そのおよその強さを測り、どうにか出来ないか打開策を練るが、中々難しい。


 少なくとも、師匠のラザンの様な超人的な強さを持たない自分一人では、残念ながら、どういう手段を持ってしても、倒せそうにない強敵だった。


 そうした、色々な事を算段していたが為に、ゼンは魔竜が息吹(ブレス)を吐こうとする予兆を気づくのに遅れた。


 だから、距離的にはリュウより近い位置にいたゼンの、全力を込めた剣風は、リュウより遅れて放たれた。


 その、別方向から放たれた二つの剣撃は、まったくの偶然であったが、魔竜の喉元に、ほぼ同時に、×の字に交差(クロス)する形で命中し、お互いの剣撃が重なってぶつかった場所の威力が、2倍3倍に増幅されて、魔竜の喉を直撃し、破壊した。


 GUOOOO~~~


 流石の魔竜もたまらずに、喉を押さえ、頭を下げる、その瞬間を狙っていた狙撃手がいた。


 ラルクだ。


 ラルクは、自分の最大級の力を込めて造り上げてあった二つの弓矢を、魔弓イチイバルスで『悪魔の壁デモンズ・ウォール』の壁の時にも使ったスキル技を使い、最大出力で二連射した。


「【必中必殺】二連射!!」


 うなりを上げ、空を裂いて飛ぶ弓矢は、狙い違わず、魔竜の二つの眼球に突き刺さった!


「チィッ!貫通して、脳髄の破壊までには至らなかったか……」


 竜の鱗は硬く、物理耐性も高い。だから、眼球ならば、と狙い、出来れば致命の一撃を、と思ったのだが、流石にそこまで上手くはいかなかった。


 魔竜に弓が刺さる、それだけでも凄い事なのだが、今はそんな小さな成果を喜ぶ場合ではない。


 竜の再生力は、普通の魔獣の比ではなく、瞬く間に再生してしまう。


 先程、リュウとゼンが与えた喉元の傷も、今この瞬間にも再生しつつあった。


 ラルクの弓も、いずれ抜け落ち、その目は元通りになってしまうだろう。


 それでも、魔竜の視界を、一時的にでも奪ったのだ。


 リュウは、これこそが千載一遇の機会(チャンス)と、魔剣を構え走り出し、そして覚えたばかりの“瞬動”による跳躍で、一気に距離を詰め、その速度と勢い、体重、そして己が全身全霊の“闘気”を込めた魔剣を槍として、突撃した。


 それを、手をこまねいて見ている魔族ばかりではなかった。


 気絶状態から、魔竜の“気”にあてられ、目を覚ました魔族は、自分達の副指令が、命を賭して、魔竜を解放した事を知り、瓦礫を跳ね除け、魔竜へと特攻するリュウの邪魔をしようと、動き出したのだが、それも無駄となる。


「リュウさんの邪魔は、させない」


 ゼンが、リュウの攻撃に横やりを入れようとした魔族を、全て斬り伏せる。“瞬動”で動きを止める事の出来ないリュウの進路は、ゼンが、どんな邪魔が来ようとも、確実に確保するのであった。


「いっけぇ~~~っ!!」


 裂帛の気合いを込めて、リュウの魔剣がくり出される。


 それは、リュウが感じた魔竜の力の一番濃い、胸元へと吸い込まれる様に突き出された。


 ガキッッ!


 見事に突き刺さったかに見えた剣は、何か硬い物に当たった感触と共に止まり、それ以上は動かなくなった。


 竜の鱗をものともせずに、剣が突き刺さったのは見事であったが、竜の中心にある“竜玉”は、魔石とはものが違う。


 竜の心臓部である竜玉は、魔物の魔石にあたる物ではあるのだが、その硬さは、竜の硬い鱗、爪、牙、角すら上回る、超硬度の物質。竜の身体の中で最高硬度の箇所なのだ。


 それが、剣先だけでも突き刺さったのは、充分奇跡的な快挙であったが、そんな事は命がけの戦いの最中では関係ない。


 例え視界が塞がれようとも、流石に心臓部である“竜玉”に剣を突き立てられれば、その不遜な敵の所在は明確だ。


 今にもその手の爪を振り下ろそうとするその前に、上空から巨大な光の柱が降り注ぐ。


「『聖なる威光ホーリー・ライト』だよ~~!!!」


 アリシアが、光の最上級魔法で、リュウの援護をしたのだ。


 だがそれは、死神(デスマスター)戦の時同様に、魔竜の対術障壁に阻まれ、竜本体には届かない。


 リュウは、その間に剣を抜き、一時、退却しようとしていたが、剣が、魔竜の筋肉の収縮に捕まれ、抜けずに進退窮まっていた。


「リュウさん、すいませんがそのまま、待っていて下さい!」


 ゼンは、リュウに待機を願うと、魔竜の背中の上に、大きく跳躍して降り立つ。


(死神(デスマスター)戦と、似た状況だな……)


 ゼンは、また剣で『水月』を使い、魔竜の『聖なる威光ホーリー・ライト』を完璧に防いでいる対術障壁に、円形の穴を開けた。


 GHAAAAAAAOO~~~!!!


 魔竜の鱗には、術耐性があるが、それでも弱点属性である光の大魔法の直撃を受け、苦しんでいた。


 一時、“竜玉”に剣を突き立てた、敵の存在を忘れるぐらいに。


 ゼンは、すぐにリュウの所まで戻って来ると、その右手をリュウの背中に添える。


「俺が、力を……“気”を通しますから、リュウさんも合わせて下さい!」


「お、おう!」


 リュウは、ゼンが自分と力を合わせようとしている事は、理解出来たが、他人との“気”と自分の“気”を合わせる、なんて事が可能なのかどうかは分からなかった。


 それでも、全面的に信頼しているゼンがやろうとしているのだ。なんだってつき合ってやろう、と意気込んでいた。


 ゼンはもう一方の左腕を上方にかざして、周囲の雑多に溢れた魔素(マナ)を強引に集め、自分の中に取り込む。


 魔素(マナ)は、戦場となったこの場では、恐ろしい程の濃度で溢れかえっていた。


 サリサの使った爆発の魔素(マナ)、敵の術士の魔素(マナ)、魔竜の魔素(マナ)、冒険者達の闘気(マナ)、それらを取り込み、自分の“気”へと変換し、更に身体全体で循環させ、練り上げ、チャクラで増幅させる。


 “それ”を、極限までリュウの“気”の波長と合わせる。


 恐ろしく精密な作業。それを、一瞬で終らせる。


「リュウさん、行きます!」


「来い!」


 ゼンが、リュウへと“気”を流し込む。


 それは、恐ろしい程の力の奔流、濁流だった。


 リュウはそれに合わせて、自分も力を、“気”を丹田から引き出し、流れを合わせた。


 それは、光の流れ、力の流れ、エネルギーの大河だった。


 とてつもない量の力が、リュウの身体を流れて行く。


 その力の流れに引きずられる様に、リュウの身体の奥底から、まだこんなに出せたのか、と思うぐらいの“気”が溢れ、光の大河の流れと合流して行く。


 光の奔流。


 それと合せる様に、リュウとゼンはその時一つに繋がりリンク、混然一体となった。


 『聖なる威光ホーリー・ライト』の光がようやくおさまったその時、魔竜は、その『聖なる威光ホーリー・ライト』以上の力が、自分の胸元に集まっている事に、遅まきながら気が付いた。


 余りに危険なその光を消し去ろうと、腕の爪で引き裂く動作は、途中で止まった。


 その時、『聖なる威光ホーリー・ライト』の光にも、負けず劣らずのまばゆい閃光が、リュウとゼン、二人の身体から発せられた。


 その余りの眩しさに、戦いの行方に心奪われていた冒険者達も、手で目を覆い、視線を逸らせ、その光から、顔を庇わずにはいられなかった。


 だから、決定的な瞬間を見逃し、その時何が起こったのか、すぐに分かる者はいなかった。


「「うおぉぉぉぉぉっ!!!」」


 リュウとゼン、一つとなった存在が、溢れ流れる光の大河を、剣先から放出した。


 ドン!、と重い音が轟き、その音は、遠くの方でも続けざまに鳴り、あっと言う間に遠ざかって行った。


 その後は、ただ、恐ろしい程の、無音の静寂。時間が凍り付いた様に、動きを止めた魔竜の、彫像の様な、異様な程の違和感があった。


 そして、冒険者達は気づく。


 その場を覆っていた、絶望的な覇気が、竜気が、まるで感じられなくなっていた事に。


 先程まで、ひっきりなしに鳴りっぱなしだった、うるさい騒音がなくなり、突然無音の世界に移り変わった様な、凄まじいばかりの変化。


 その答えは、すぐに判明した。


 動きを止めた魔竜が、ゆっくりとゆっくりと、横倒しに倒れ、地響きを上げる。


 その胸には、大きな風穴が開き、身体の裏側まで貫通していた。


 最早、目の弓矢が抜ける事はない。喉の傷が癒える事もない。超再生力もクソもない。暗黒魔竜は、死んだのだ。


 見ると、魔竜の後部にあった建物の、屋根や角がなくなっていた。それは、フェルズの障壁のある場所まで続き、障壁の上部が半円にくり抜かれた箇所で終っていた。


 リュウの魔剣の先から放たれた光弾が、剣が斜め上を向いていた為に、フェルズの建築物の最上部辺りを貫通し、城壁をも貫いて、青空に消えて行ったのだ。


 その先に、何があろうとも消し去り、直進するだろう。魔竜の最硬度である“竜玉”すらも消滅させられる程の、力を秘めた恐るべき光弾なのだから。


 リュウが、魔剣を手放し、後ろ向きに倒れ込む。それを、ゼンが支えるが、ゼン自身も力を使い果たしているので、リュウを支えながら自分も倒れてしまった。


「や、やった……凄い。二人が、魔竜を、倒したんだ……」


 ロナッファが茫然と呟く。


 ブローウェンは高々と大剣を空に向けて突き上げ、勝利宣言をした。


「リュウとゼンが、暗黒魔竜を討伐した!ドラゴンスレイヤー竜殺しの誕生だ!


 我々の、勝利だ!」


 ブリーウェンの気の早い勝どきを聞き、冒険者達も我に返って、その偉業に興奮して、大声で歓声を上げた。


 絶望が一転、歓喜へと変わる。


「すげぇ、すげぇ!俺なんざ、もう死を覚悟したぜ!」


「俺もだ!全滅必至だっただろう!あのでっかい魔竜を倒せるなんて、あいつらどうかしてやがる!」


「だが、俺達は救われたんだ。もし、魔竜があのまま暴れていたら、このフェルズは地図上から、確実に消滅していたぞ……」


 恐らく、息吹(ブレス)に一息だけで、この区画は全滅していただろう。


 だからこそ、これは明確な“奇跡”だった。


 たった二人の、十代の少年二人が、A級でも倒せない様な、巨大な魔竜を討ち取ったのだ!


「さあ、ロナッファ嬢。こんな雑魚に、いつまでも構ってはいられないぞ!」


「分かってる!さっさと終わらせよう!」


 あの様な戦いを、目の前で見せられて、冒険者として昂ぶらない訳がない。異様に力がたぎる。みなぎる。興奮が止まらない。


 二人とも猛り、目の前の敵の始末にかかる。


「な、何を大口を叩いて……」


 敵に雑魚呼ばわりされて、反論するロアのその声には力がない。


 暗黒魔竜に比べれば、自分が雑魚なのは余りに真実、事実だからだ。


「お前の攻略法は、もう分かった!」


 リュウと三人で囲み、いくら傷つけてもすぐに再生してしまう超再生力に、今までは苦戦させられた。魔石の見つからない身体に困惑されもした。


 だが、からくりさえ分れば、攻略法は自ずと判明する。


 二つに身体を持ち、二つの心臓を持つ魔獣。どちらかを潰しても、潰されてない方の力で再生してしまう。


「はぁっ!」


 ロナッファの星屑の爪スターダスト・クローが、ワーライオンの身体の心臓をえぐり出す。


 ブローウェンが、『豪傑裂斬』でマンティコアの身体の心臓を串刺しにする。


 ならば、同時に心臓を破壊すればいい! 


「ぐはっ!き、貴様ら……」


 ブローウェンはそのまま、大きく獅子の身体を引き裂く。


 ロナッファは、とどめ、とばかりに、左の爪でハルバートを受け止め、右の爪でロアの顔面を、脳を破壊した。


 ついに、組織の最強戦士で試験体であったWライオンは、息の根を止められたのだった。


 戦いの趨勢は、最早決まったと言っても過言ではない。


 切り札であった暗黒魔竜を倒されたせいで、戦闘意欲を失った魔族がほとんどであったし、魔獣達も、それは同様であった。


 意気上がる冒険者達に、心折れた魔族と、負け犬根性に支配された魔獣達。


 ブローウェンが勝どきを上げた時点で、すでに勝敗を決していたのだ。


 最早、戦いは、単なる掃討戦に成り下がっていた。







*******

オマケ


ミ「これで、しばらくまた竜肉には困らないかもですの!」

セ「魔竜って、邪竜の一種でしょ?食べれるんですか?」

リ「浄化消毒すれば、食べられますわよ。まだ竜迷宮のお肉も残っていますから、そんなんに大量にいらない気がしますけど」

ゾ「ん~~。主なら、今回戦った仲間と、豪勢な祝勝会でもするんじゃないか?」

ガ「肯定。主殿は、気前が良過ぎるので……」

ボ「そうだね。みんなで一緒に食べるかも」

ル「ぶ~ぶ~。るーも食べたいお?」

ゾ「流石に、部外者は入れられないだろう」

ミ「え!じゃあ、今回作戦に参加した、男性陣のみですの?」

リ「そうなっちゃうのかしら?」

セ(ボクは、主様の中から力を貸したから、参加になるのかな?)

ル「るー、さんねんだお……」


ゼ「……全部が全部、食べないと思うし、お土産にちゃんと持ち帰るよ」(苦笑)

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