第105話

■前書き 


残酷な表現があります。ちょっと作品イメージと合わないかも・・・?


――――――――――――――――――――――――――――――――


 王都に向かうにあたってひとつ、外せない問題がある。

 それは、俺の治療を求めてやってくる人々への対応だ。

 部位欠損ならば、申し訳ないが王都まで来てもらえれば問題ない。悩むのは、重病や重症で命からがらギョンダーにたどり着いたような人の場合だ。これまで治療した人数から見れば微々たる数だが、ゼロではない。こういう場合、すぐに治療しなくては命に関わる。

 どうしたものか……と考えていると、ふと、フィーが修練場で俺用にと選んでくれた剣が目に入った。エルフの技術で作られたもので、材質はオリハルコンと聞いている。


(これは……使えるかな?)


 オリハルコンなら”再生”を付与できるかもしれない。

 さっそくフィーとマリユスに許可を取って試してみると、あっさり付与できてしまった。”付与術”も今やLv10だからな……。

 試しに使用してみたところ、効果の程は問題なかったが、刃が小さく欠けてしまった。オリハルコン製といえど、どうやら術10回分くらいしか保たないようだな。


 この剣の管理と使用については、全て事情を話してトビアスの親父さんにお任せすることにした。


「これを巡って戦争が起きそうだな……。」


 と、深いため息を吐きながらも了承してくれた。何か、すいません……。

 必要になった時は、台座に固定して盗まれないようにした上で、フードを被った人物が魔術を使っているように見せかけて治療する、ことになった。

 それと同時に、俺が王都へ移動したという噂も流してくれるとのこと。


 俺が王都へ向かうと知ったフェリクスは、どこか迷っている様子で何やら物言いたげではあったものの、結局一言、「気を付けて」と口にしただけだった。

 心情を察したらしいフィーは明るく「公爵の事は任せて!」と告げ、俺のほうも『任せておけ』という意味を込めて、黙って頷く。

 フェリクスは安堵した様子で、俺達に「よろしく頼む!」と勢いよく頭を下げたのであった。



 こうして、俺達は王都へ向けて出発した。

 2週間ほど順調に旅が進んだところでラグさんに、寄ってほしい場所があると言われた。

 ここはまだミロワール領だ。この先しばらく行くと侯爵領に入り、そこを抜けると王都は目と鼻の先といった具合らしい。

 トラブルが起きた場合のことも考えれば、いくらでも早めに到着しておきたい。フィーの話によれば、謁見の際に俺が着ることになる儀礼用の服はアイルーン家で用意してくれるらしいのだが、袖や裾の調整が必要だし、場合によっては仕立て直しもあり得るという。

 そんな事情もあり迷っていると、ラグさんはこう言った。


(あんた、私に貸しがあるでしょ?)


 貸し? ……あぁ! 遺跡で『ルイスが助かったら何でも言うことを聞く』と約束していたっけ!


(そんなに遠くない場所よ。……あなた達にも、見ておいてもらいたいの。)


 ラグさんに、それもやけに真剣な様子で頼まれては、皆も嫌とは言えない。幸い、ここまでトラブルらしいトラブルも発生しておらず順調だ。多少の寄り道くらいなら、問題ないだろう。

 ラグさんの案内で到着したのは廃村だった。ずいぶん前に廃れた様で、至る所に草が生い茂り、建物もほとんどが倒壊して原形を留めていない。


「ここは……!」


 何かに気が付いたのか、ノーネットの表情が曇る。


(こっちよ。)


 ラグさんについて奥へ進むと、大きな建物が現れた。外観としては普通の家を大きくしたような造りだ。他の家が朽ち果てているのに対し、この家はしっかりと形を保っている。

 近づくと、そんな不自然さを凌駕する異常な空気を感じた。建物全体にべったりとこびりついたような、酷い穢れが見えるのだ。


「何か、建物から禍々しい気配が漂っているんだけど……。」


(害は無い筈よ。皆、この建物の中に入ってちょうだい。)


 多少躊躇われるものの、ここまで来たのだ。皆、ラグさんの言う通り、建物へ向かう。


 ギィィっと音を立てて扉を開ける。外の光が差し込み、室内の様子や古びた調度品の輪郭が見て取れた。妙に暗く感じるのは、目が慣れていないせいかと思ったのだが、見回してすぐに理由が分かった。床から天井まで、そこかしこに真っ黒い染みがある。いや……染みのない場所の方が少ないくらいだ。


「ラグさん?」


 ラグさんに問いかける。


(少し待って。あと、キツイと思うけど、気をしっかり持ってね。)


 ラグさんの身体からぼんやりとした光が発せられた。すると、あちこちの黒い染みからもやが立ち上り始めた。

 形を持たずふよふよと漂っていたもやが、次第に集まり、何かを形作る。


「……人?」


 黒いもやが人型の輪郭を成したかと思うと、次第に細部まではっきり形作られ、色づいていく。


「ひぃッ!」


 誰かの口から短く悲鳴が漏れる。

 現れた人の姿はやせ細り、あちらこちらから血を流していた。顔は目が抉られ、耳と鼻と唇がそぎ落とされている。左手は肘から先が無く、右手の指は全て切り落とされている。両脚も手と似たような状態だ。

 歯のない口から、掠れたような声が漏れる。


「苦しい……、殺してくれ……。」


 その声に反応するように、次々と靄が人の姿を成していく。


「助けて、助けて……!」

「痛い、苦しい……。」

「もうやめてくれ……。」


 現れた人はどれも、激しく身体を損傷している。どうにか人の形を成している、といった有様だ。

 口にする言葉は苦悶の声。痛みや苦しみから発せられているものだろう。

 だが次第に、別の声が混じっていく。


「聖女様……あの方のせいで……。」

「聖女……いや、災厄の魔女がこの村にいなければ……。」

「あいつだ、あいつのせいで……あの魔女さえいなければ!」


 口々に怨嗟の声を発し終わると、人の形はぐにゃりと歪み、再び黒い靄へと戻っていく。

 聖女? 災厄の魔女? ……確か、常春の園でラグさんがそう呼ばれていたな。


 そしてもやは別の形を作りだす。

 次に現れたのは、両手両足を鎖に繋がれた女性だ。

 透き通るような白い肌、そして緩やかなウェーブのかかった長い金髪。それらの中にひときわ目立つ 真っ赤な赤い瞳。

 善良なる光の女神にそっくりだ。いや、それよりも少し若いか?


「もうやめて! 罰なら私が全て受けます。だから村の皆には手を出さないで!」


「邪神の穢れはここに留めなくてはならない。そのためにも、お前達全員の血が必要なんだ! そうしなければまた不作や疫病、災害が発生してしまう。これは必要なことなのだ。」


 女神そっくりな女性の呼びかけに、答えた男の姿ははっきりとしていない。こちらは靄が辛うじて人の形を成していると分かる程度だ。しかし、その語っている内容ははっきりと伝わってくる。

 靄がかった人影が鞭を振るい、女性の背中を打つ。


 ビシィ! ビシィィ!


「ギャ!」


 鞭が振るわれる度、女神そっくりな女性の衣服は破れ、皮膚が裂け、血が飛ぶ。


「やめろ!」

「やめて!」

「くっ!」


 女神そっくりな女性から少し離れて向き合う位置に、3人の男性が並んで縛り付けられている。

 端正な顔立ちに眼鏡を掛けた青年。長い金髪で、愛くるしい顔立ちの男の子。そして、最後の1人は俺の見知った顔であった。


(輝虎師匠……。)


 他の2人は鎖で縛られているだけだが、輝虎師匠の両手両足の親指は切り落とされているようだ。これでは剣を持つことも、踏み込むこともできない。


「お前達、邪教の幹部共はそこで見ておくんだな。聖女と謀った災厄の魔女が、本性を現す瞬間を!」


 聖女! だとしたら、この美少女がラグさん!?

 更に鞭は振るわれ、衣服がボロボロになり、ラグさんの肌があらわになる。


「へっへっへ……。」


 はっきりと見えない筈なのに、靄の掛かった人影が下品な笑みを浮かべていることが分かる。

 人影の手がラグさんに伸びる。


 そこでまた場面が変わる。


 ラグさんが壁に鎖で縛りつけられている。既に身体中傷だらけで、顔もあちこち腫れている。鬱血した瞼に挟まれ、薄く真紅の瞳が覗いているが、最早意識があるか否かも判然としない。別人のように変わり果てた姿がそこにあった。


「痛いぃ……痛いよぉ!! 何でも言うから、もう酷いことしないで!!」


 ラグさんの目の前で、金髪の愛くるしい顔立ちの男の子が拷問を受けている。大きなハンマーが、男の子の指に振り下ろされていた。


「お前はずいぶんと素直だな。良い声で鳴く。先ほどのチヨとかいう奴は『皆を心配させないため』だとか抜かして、悲鳴どころか一声も上げなかったというのに。」


 輝虎師匠は既に拷問された後ってことか?

 暗くはっきりとは見えないが、部屋の端に何か塊がある。おおよそ人の形には見えないが……まさか、あれが――


「ではもう一度聞こう。お前はこの女が災厄の魔女だと認めるか? 疫病や日照りによる不作をもたらしたのがこの魔女であると、認めるのか?」


「そ、それは……。」


 男の子が言い淀むと、黒い靄の人影はさらにもう一本の指をハンマーで叩き潰した。


「ギャア!!」


「ハナ!」


 端正な顔立ちの青年が、悲痛な声で金髪の男の子に叫ぶ。


「認めるよぉ……認めるから……」


 涙と鼻水で汚れた顔で、ハナと呼ばれた金髪の男の子が震えながら頷く。


「そうか、認めるか。」


「――ハナ!」


 青年が注意するように鋭く名を呼ぶも、ハナは泣きじゃくりながら首を振った。


「うぅ、……もう無理だよテト。チヨのおじさんさえ捕まってなければ希望もあったけど、もう死んじゃってるもの。……誰も、助けになんか来ないよ。」


「……ッ!」


 青年は悔しそうに顔を歪めた。


「さて、”尋問”はこれで終わりだ。……だがお前達には、災厄の魔女に加担した罪をその身を以って償ってもらわねばならない。」


 そう告げて、靄の人影はゆっくりとハンマーを振り上げる。


「そ、そんな――」


 見上げた顔が絶望に染まる。ハナが掠れた声で呟き、テトが息を呑んだ瞬間。風を切る音が、無情に響いた。

 ……目を開けると、全てがもやに帰っていた。


(さて、出ましょうか。)


 淡々とした声で、ラグさんが皆に退出を促した。

 皆、酷い表情をしている。ノーネットの顔は真っ青だ。カッツェは絶えるように歯を食いしばっている。フィーは口を手で押さえて吐くのを我慢しているようだ。ルイスは顔を歪め「酷い、酷いよ」とぼろぼろ涙をこぼしている。マリユスは険しい表情で目を伏せていた。


(シンク、手の力を抜いて。皆も。あれは実際にあった出来事だけど、遥か昔、もう遠い過去の事よ。)


 ラグさんに指摘されて初めて気が付いた。俺は手をきつく握り過ぎて、爪が皮膚を破り血が滲んでいた。

 皆がひと息つけた頃合いを見計らって、ラグさんは話し始めた。


 ■ラグさんの話


 私はこの村で生まれたの。街道から少し外れていて貧しいけど、平凡で、平和な村だったわ。

 私には生まれ持ったスキルがあった。その名前は”オラクル”。神と交信することのできるスキルだったの。


 最初はそれもよく分かっていなかった。ただ夢に、自分と同じ金髪で赤い瞳の女の人が出てきて話をするだけのものだったから。

 ……その方が女神様だと知る前は、不敬にも『お姉さん』って呼んでたわ。


『お姉さん』は、近いうちにこの土地に起こることを色々教えてくれた。

 モンスターの襲撃。流行り病があること。日照りが起きること。そしてそれらの対処法を。

 私はその事を村の大人たちに話したわ。

 最初は半信半疑だったけど、全てが的中していって、流行り病に効く薬草の生える場所が当たった時からだいぶ信用されるようになった。日照りの時に井戸を掘る場所を的中させたのがきっかけで、”神の声を聞く聖女”として、もてはやされたの。


 その噂を聞きつけて、色んな人が私を訪ねて来た。

 テトやチヨも、そういった人達の中にいたわ。


 人が集まり、モンスターや災害を恐れないで暮らせる……村はどんどん豊かになっていったわ。

 私達は素直にそれらを喜んでいた。それでめでたしめでたしってなるなら、本当に良かったのだけど……。


 100年前の教会は、今よりもはるかに力があった。

 エルフが地上から姿を消して、皆、寄る辺を求めていたのでしょうね。世界は教会を中心に回っていた、と言っても過言ではないわ。

 為政者は有用なスキルだけでなく、政策のアドバイスすら貰っていたそうよ。

 白い物でも、教会が黒だと言えば黒になる――そんな時代ね。


 そんな教会に、私達の活動は邪教だと認定されてしまったの。

 村に住む人達は流石におかしいと声を上げたわ。様々な厄介事から救ってくれたのだから、邪教の筈がないってね。

 ……でもね。この村の外の人々は、そうは思わなかった。

 特に、モンスターの攻撃、流行り病、日照りによる不作で命を失った家族を持つ人達は『どうしてあの村だけ被害に遭わないんだ!』と不満をため込んでいたのね。

 教会からこんなお触れが出たわ。


『ラグラティーナは聖女ともてはやされるために災害をばらまいた。モンスターの被害も疫病も不作も全て聖女……いや、災厄の魔女が振りまいたものなのだ。』


 教会と特に懇意にしていた貴族と周辺の人々は、これに賛同を示した。

 私を捕らえるために、近くの街の衛兵が駆り出された。

 しかし、こちらにはチヨがいたわ。当時、大陸最強の剣士と謳われていたチヨが、1人で衛兵を追っ払ってくれたの。

 だけどね。そこへグスタフが現れたのよ。

 チヨはグスタフとの闘いで手一杯になってしまった。その隙に私達は捕らえられ、チヨは私達を守るために抵抗をやめてしまったの。


 私達を捕まえると、教会の人間は人々にこう言ったわ。


『こいつらが信じ、崇拝しているのは邪神である。邪神の力を村の外へ出してはならない。邪教の徒が村より出れば、忽ち穢れは伝播するだろう。そうなれば再び災害が発生する。そうならないために、邪神をこの地に留める必要がある。それには邪教の徒の血と怨嗟の声が必要だ。』


 教会は貴族や周辺の人々へ、暗に拷問を勧めて去っていった。


 抑圧されていた不満。それらの捌け口として良い、と言われた人々。暗に拷問を支持する発言をした教会。


 ――こうして、狂気が始まった。


 大義名分を得た貴族や周辺の人々は老若男女問わず、一人残さず拷問していったわ。

 それが正義だと信じて。そうしなければ自分達が救われないのだと信じて。


 シンク、皆も気をつけなさい。チヨですら、戦うことができずに負けた。

 シンク、あなたの剣は既にチヨを超えているかもしれない。どんな相手にも勝てるかもしれない。……だけど、どんな状況にも勝てる、というわけではないの。


 グスタフとやり合った以上、教会が敵になるでしょう。かつて程の力は無いけど、覚悟しておいてほしい。誰かを守るために、誰かを切り捨てなければならない時が来るかもしれない、ということを。


 ■シンク視点


 ラグさんの話を聞いて、誰も何も言うことができない。

 ラグさんの、辛過ぎる過去。そして……引き起こしたきっかけはあくまで魔人だが、実際に手を下したのは人間という事実。


 大切な誰かを、人質に取られてしまうかもしれないということ。

 俺はイーナを思い浮かべた。イーナは強い。だが、同じ年頃の人間と比べての話だ。明確な害意を持った強者に狙われては、無事ではいられないだろう。

 もしもイーナを人質に取られたら、その時、俺は……。


 重い雰囲気の中、ノーネットが口を開く。


「――この話は知っていました。ミロワール家の人間は必ず教わります。自領で起きた私刑について。人間の狂気について。そして、教会と距離を取ることを。」


 ノーネットはラグさんに頭を下げる。


「今更、何の意味も無いことは分かっています。ですがミロワール家の人間として、この村の領主の一族の者として、暴動に気付くのが遅れたことを謝罪させてください。」


(あなたが謝ることじゃないわ。教会が一枚上手だった、というだけの話よ。)


「ですが、こんな酷いやり方だったなんて!」


 悔しそうに、悲しそうに俯くノーネットに、ラグさんが諭すように言葉をかける。


(あなた達の一族はこの100年、教会の脅威を水面下で世界中の為政者に伝えてくれたのでしょう? 知恵ある者には事実だけを伝え、愚か者には『お前も教会の機嫌を損ねると私刑に会うかもしれない』と恐怖心を煽って。そのおかげで、教会の権威がかなり落ちているわ。)


「それは……。」


(教会はスキル修得条件を秘匿とし、本当に有用なスキルはどんどん失伝させていっている。それも人間の力を削ぎ、滅亡させるため。100年前にあなたの一族がそれに気付かなかったら、さらに多くのスキルを失っていたでしょう。私達の死で、世界がそれに気付けた。無駄じゃなかった。私達の死は無駄じゃなかったのよ。あなた達のおかげで。だから言わせてちょうだい。『ありがとう。』)


 ノーネットは両手で顔を覆い、膝をついて泣き出した。

 マリユスがそっと、その背中をさすっている。

 そんな2人を見つめていたラグさんが振り返り、俺を見た。人間だった頃とは違う水色の瞳が、穏やかに瞬く。


(シンク。”聖域”をこの建物にかけてちょうだい。ここに留まっているのは、魂から切り離された欠片達が歪み、淀んだものよ。……解放してあげてほしいの。)


 ラグさんの願いを胸に、”聖域”を発動させる。

 建物は音もなく崩れ落ち、砂となって消えていった。


(あ、そうそう、思い出したからついでに言っておくわ。)


「……何だい、ラグさん?」


 この流れからしてかなり大事な話だろう。心して聞かねば。


(神聖術Lv10の”審判ジャッジメント”って魔術だけど、使っちゃダメよ?)


「……え?」


 確かに神聖術はLv10になっている。


「それってどんな魔術なの?」


(防御無視でカルマ値分のダメージね。プラスなら術者はその分回復するんだけど、今のシンクが使うと-60,000だから一撃で死ぬわ。術者を含めた範囲魔術だから、決して使ってはダメ。分かった?)


 うん。凄く大事な話だった。

 ……だけど今日の一連の流れだと、カルマがマイナス状態なんて無実の人を拷問するより酷いことをした人間と見なされているみたいで、何だかとても釈然としない気分になったのであった。


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