第5話
この話は、ある意味教訓になっていると思う。私は、思い出してからはそう思う…。 話を短縮すると、この大佐は皆の意見に従わなかったからか、結果全員が捕虜になり、自分はほぼ毎日、この若いゲリラ達に犯されるのだ。そしてその行動は、気狂いじみた、いや気狂いか変質者、又は悪魔の生まれ変わりの様なゲリラのリーダーに寄ってどんどんとエスカレートして行くのだ。 見ていて涙する観客が多数いたし、私も目頭が熱くなり、涙が自然と出て来たのを思い出す。 それは、その大佐の首にロープを付けて犬の様に引いて歩かせ、そのロープを木に結び、後ろから犯すのだ。 大佐が屈辱と悲しさとで下を向いていると、上を向く様に言う。従わないと、(よくは覚えていないが)、目を潰すだとか見えない様にするから等と言った事を言う。 なんと恐ろしい事か?! 仕方無く上を見る大佐だが、そうすると、犯している男以外の男達がニヤニヤと嬉しそうに、これみよがしに顔を覗き込む。大佐はその男達の顔を見なければいけないのだ。うんと近くで。 そして大佐は目から涙が出て来る。それを見ながら男達は嬉しそうにはやし立てる。 最低だ。だが、他にも沢山そうしたことをする、しかもほほ毎日だ!そしてどんどんとその時間は長くなっていく。 世の中とは何と恐ろしい所か?!又、どんなに恐ろしい人間達がいる事か!! これを読んで不愉快になる方もいるだろう。そしてもう続きは、読まないかもしれない。私ならそうかもしれない…? だから、あの時に部下達の言う事を承諾していれば、そんな地獄は味わらなくて済んだ…。 あの時の決断が、天国と地獄を分けたのだ。だから私は思う、何かを決める時には慎重に考えないと。でないと、この大佐の様になる事もあるのだから。 そして、もし他人の意見を聞いて、参考にして決める時には、本当にその意見がまともだとか正しいとか、信頼できる意見や答えを持った人物の話を参考にする事だと思う。
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