第3話

このとんでもないゲリラはしてやったり、と嬉しくてたまらない。そして、後からもっと大勢仲間が来るだなんて嘘だったのだ。それを嬉しそうに、得意そうに叫ぶ。     アメリカ兵達は口惜しくて仕方ない。隊長以外の殆どがこの黒人兵を馬鹿だとか罵り、責める。                 ゲリラのリーダーがこの黒人兵を前に連れ出させて、跪かせる。ズボンとパンツを下げらせて、「黒いケツに打ち込んでやる!」と嬉しそうに、面白そうに言う。       皆が「止めろ!!」と叫ぶ。そしてこの黒人兵も止める様に必死で懇願する。     アメリカ兵達が隊長に、なんとかできないかと頼む。隊長が、ゲリラ達を、(確か) 「薄汚い豚共が何を下らない事をしてるんだ!!」みたい事を言い、ゲリラのリーダーが怒りまくる。             そして黒人兵ではなく、その隊長に代わりに打ち込むから連れて来る様にと言う。  皆、仲間が驚く。幾ら何でも、仮にも隊長だ。やめようと言うのだが、リーダーは聞かない。                 仕方無く、黒人兵を離して、隊長を連れに行く。隊長はそのゲリラ達複数、八人位と戦い、かなり強い。            途中からは一人の腕を捻じ曲げたり、首を捻じ曲げたりして殺す。          だが結局はその数に負けて、取り押さえられてしまう。ズボンを下げられ、お尻を出されて跪かせられ、部下達の見ている前で犯されてしまう。そのゲリラのリーダーに。  その時に、無念さと痛みに隊長は大きな声で叫ぶ。部下達が、悲痛な面持ちで見ている。だが、悲劇はまだ続く…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る