第2話 彷徨って
落ち葉のように
心臓を巣食う身体のもつれの記憶。
すれっからしの風俗嬢のような恋愛能力の低さ。
春の雪解けは、満開の梅の花で私を迎えてくれた。
それは過去のこと。
もうそんなことは忘れて、
さよなら、私のあいするひとよ。
君を起こしたらまずいから、僕は一人で出て行くよ。
君にあこがれてたあの日の記憶。
風はどこから吹いてくるのか。
愛はどこからくるかと問わないでください。
死である愛。
私はお前を賛美してやむことはないだろう。
無限を有限に還元しようとするくだらない学者どもめ。
私たちは、根源的に病んでる。
魔女が肉に宿って呪いを刻み付けている。
幼子キリストに光栄あれ!
十字軍の遠征だ。
私は涙とともに改悛する。
時代がたとえ変わろうとも、
決して変わらない周期性の外にある聖なる方。
その方を死や愛とよぼう。
もう争いは十分だよ。
天国への階段はどこにある?
パターンの発見を智恵と呼ぶ。
愚か者とは、法則を見出せないもののことだ。
個にも周期があるように全体にも周期がある。
ある人は、心臓、あるいは性器、鳩尾、喉、肛門
さまざまな場所を中心として生きている。
賢者は第三の目から、すべては脳内の現象であることを理解する。
それをしった時、あなたは真の哲学者への道を歩み始めるだろう。
それは決して、知という力への意志などではない。
あらゆる知を裏切る直観的叡智のことなのだ。
愛が無駄になったことなど一度もない。
しかし、真の愛が利を考えたことなど一度もなかったのである。
したがって、あらゆる知の策略からあなたは逃れる必要が逃れる必要があるのである。
知そのものが恐怖であり本能であるから。
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