おばけだって生きている、生きているから殺すんだ

平凡な日々を過ごしていたはずの主人公を突如非日常に引きずり込む"おばけ"。
それは顔(いばしょ)や首(いのち)、大切なものを奪っていく。

2人の女子高生、八雲とハーンは「金属バット」の暴力と「名前を付ける」能力で、今日もお昼に"おばけ"を退治する。

ハイテンションとエモーショナルの緩急を自在に操る筆者が全編シリアスに徹して贈る、端正なホラー作品。