第19話 未来史シリーズのおおもと。

 えー、一応未来史シリーズの「……出来はともかく好きになれねえな」という話以外上げ終わり。

 よく書いたなこのテンションの!

 つまりはまだ20代後半から30代でライヴに走り回れる体力があった頃ですよ……


 ぶっちゃけて言うと「未来史シリーズ」は、ようすんに当時のワタシの好きなバンド…… 某今は番付で何とやらやらかしてる人が居たバンドマリスミゼルと、その当時同時期にメジャーに行って比較されがちだったバンドラクリマさんと某歳食わないちっこい人が居るバンド旧メンツのラルクさんと、そこの前ドラマーの次にやったバンドじぐぞのイメージ…… あくままでこの時点で公式に出てる情報をこれでもかとばかりに吸収して作ったキャラでSFやってみました、というシロモノでございます。


 いや90年代後半のナマモノというジャンルはですね!

 あの人々で流行っていたんですよ! 当時! 

 なのですが、どーにもそのまんまで同人誌が作れないワタシとしては、「彼等を出演させた映画」の感じでおはなし書いてたんですね。

 だからこれは1.5次な話なのですよ。はっきり言って。

 まあ当時プロさんでも明らかにこれあのバンドルナシーだよな、というFTとかありましたが、まあそういう感じです。


 何つーても外見がですね。当時は「憂う黒髪の青年」「赤毛の軍服」「茶髪長髪の懐っこい奴」「吸血鬼の伯爵」「**様」と言いたくなる人々でしたから。途中でG君が髪切るのもそのせいだし、そのイメージ+野阿梓の「レモン・トロツキーシリーズ」に感化された部分があってこうなったという……


 ええ、だから彼等の曲名なんですよ…… 最後がアレseraphなのは、正直あの曲が大好きだからでして…… だからまあ、当時のヴォーカリストたかのてつが「希望のカケラ」ではナガサキのモデルでもあって、その遺伝子継いでるのがM様の悔いの残る存在、ということになってるのはそのせいでまあ()


 ところが!

 ああいう話にした後にモデルの一人が本当にこの次元この世から消えてしまったので! これは本当にショックで。

 あー本当にこの話はその後絶対書けないなあ、と思った次第どす。

 いやそれを言ったら、バンド百合のほうにしても、FAVさんTEARさんのモデルはもうご存命ではないし。そういうのは切ないですな。


 とはいえまあこの話、全体の構造とか好きなひとは読めますが、はっきり言って長いわ関連づけ激しいわ時代は飛ぶわでまるで親切じゃない。

 それでも読んでくれた当時の方々には感謝しかないですよ。

 そんで今読んでくれてキョーミ持ってくれたらこれはこれで感謝なのですよ。

 とんでもない熱量持っておはなし書いてた時代のものですから。

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