第17話 「うつほ」四を訳しだしてー。
目標は「毎日」なので、量は少なくー。
いや、作業は結構機械的なんですよ。
1.岩波版の「うつほ物語 三」を取り出す
2.本文をざっと読む
3.注と合わせてざっと訳を書き出す(これは手書き)
4.それを打ち込む時に多少微妙に訳と差は出るにしても、会話の流れとか多少足す。
という作業なんですね。
こっちの頭が必要なのは4.だけです。ただ集中が必要なんで、音楽かけられません。
3.がやっぱり一番面倒なんですが、河野多麻せんせいが殆ど注釈で訳してくださってるというのが凄い(笑)。
で、隙間はあるので、そこが「全訳」してある小学館のものと違うんですね。
小学館のうつほ物語は下に全訳があるんですが、そのまま訳というのはやっぱり何処か味気ない。正確なので当然ですが。
なのですが、この河野多麻せんせいというのは、もう実に「うつほ」が大好きなんだなー、というのが判る注なんですよ。愛がにじみ出てますよ。スペースの限り書き入れてやろうというのが判りますよ。
他の岩波の注でもすかすかのものって結構ありまして。それと比べると!
ウィキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%9A%E9%BA%BB
……浜松出身かいな! と思いましたけどね!
ちなみに岩波では中身が茶色のこのシリーズにしか入っていないんですよねえ。ふう。面白いのにー。
巻の順番さえスルーすれば、うつほは原文でもやさしい方なんですよー。ただし注釈あれば(笑)。と言っても古書でしか入手できないんですが。
ちなみにワタシは京都の夏の古本まつりで1冊300円×3巻で買って、帰りに鈍行列車の中で読みふけってました。列車で読みふけることができるくらいには読めるんですよ!
つかマジワタシの薦める「古いもの」は隙間産業だなー。
皆うつほ読んでーーー! 古典としても!
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