第10話 キャラネタがぱっと出ない時に使う世界の名作とか歴史上のひととか

 これはよくやってますー(笑)。

 「いまどきのひとはあまり世界の名作児童文学は読まないよね」という認識のもと(笑)。

 あとあまり知られていない近代史の中のひととか(笑)。


 特に未来史シリーズにそれが甚だしい(笑)。一週間でネタをまとめることの弊害がここに!


・「マ・シェリ」

→「赤い靴」と「白鳥の湖」。これはキャラの名程度。

 アンデルセンの童話「赤い靴」の主人公カーレンの名を小規模な「組」のマダムに。ショウウインドウの中のものに執着してしまった女性。そこまで考えていたかは謎だけど(笑)。

 「白鳥の湖」のオデットとオディールはネガポジ殺人双子メイド人形に。造形的に結構好きな設定だったなー。林檎爆弾とか似合うから。オデットとオディールはネガポジ双子/二重人格には使いやすいよね。FSSでもファティマ「オデット」の別人格が「オディール」。


・「記憶と空」

→これはもうケストナーの「飛ぶ教室」まんま。

 あれはですねー、実にいい男子キャラがばらまかれた話なんですよ!

 優等生で絵も上手いマルティン、メガネの文学少年ヨナタン、ボクシング好きながっちりのマチアス、貴族で小柄で(当初劇で女役やる予定だったというし)それにコンプレックスもってるウリー、それに理屈と皮肉屋のゼパスチャン。実業学校側で、自分達の仲間がやってることに疑問を持って出頭してきたエーガーラント……

 使ってはいないけど、大人もいいですぜ。学校で友人同士で、結婚しても下宿していたという「正義ユスツス先生」ヨハン・ベクと「禁煙(車両に住んでる)先生」ローベルト・ウトホフトの二人。奥さんと子供を亡くした医者のローベルトが何処かに行ってしまったことをずっと気にしていたヨハン。けどどっちも昔の楽しかった日々を忘れられずに、ヨハンは舎監先生になっていて寮住まい、そんでローベルトは学校近くに払い下げ車両を自宅にしてピアノ弾きとかしながら日々を送ってる。待てヨハンお前結婚しなかったのか! というツッコミもあるけど。

 使いたくなる以前にこの話自体で萌えるわい!


・「いつかあの空に還る日に」

→「ヴィーチャと学校友達」から、名前だけ(笑)。「冬の惑星」なのでロシア風の名をつけたかったんで、主人公ヴィーチャ、ヴィクトル・マレエフから。

 エセセセール系第四惑星のマレエフ、と言ってるけど、エセセセールってのはキリルでCCCPエスエスエスエル、ソ連の略称から。


・「星間戦争末期に大規模遊園地を~」

→日本近代史の中から(笑)。

 ……名前もじりだけですよ! 「鉄道に乗る人を増やすために住宅地を作り、ターミナル百貨店を作り、劇場と劇団を作った某小林さん」がモデル。ナガノはそれに近い名前の有名な建築家さまがいましてねえ。サイドリバーは横+河で。

 個々のつながりはありませんー。


  そんで今はあれですよ。「四人姉妹」といえばアレしかないではないですか……

 オルコットは偉大だ。

  割とまんま元にする部分多い予定ですがね。どうアレンジするか……

 

 

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