第9話 二次は基本的に自分より誰かのため?
考えてみれば、二次小説はワタシ「萌え」から出てないんですね。
何か誰かに読んでもらって楽しんでもらえたらええなー、だけで。
例①。
その昔、名古屋まで演劇集団「第14帝国」を見に行ったんですな。非常に面白かったです。
んで、帰りの豊橋まで(当時住んでた)までの列車の中で、ふっとネタが浮かんだ訳ですよ。
そんで帰ってからだだーっと打ち込みまして。そこの劇団大好きな当時の知り合いに送りつけて「どうですかー」。
んでそれはそのままその方のサイトにあげました。ご自由に使ってくださいー。的に。
例②。
ヒカ碁は未来ばなしと、そうでないものと並行して書いてたんですが、後者のほう。
「混合小説」ですな。碁の人々が「京極堂」に行ったらどうなるか、というクロスオーバー。
で、まあ自分的には京極堂達をちゃんとじじいに致しました(笑)。
こういうのは自分も楽しいんですが、やっぱり「驚かせたい」がありますね。
とか何とか。
ともかく二次はやっぱり「湧き上がる萌え」というよりは、「萌えてる人をどれだけ驚かすことができるか」というのが一番の欲求だったと思います。
しかしそれってよく考えてみれば、一次で必要な客観性じゃねえか?
そういう辺り、何か間違ってますな。
そんでもって二次でこれだとどうも冷静になってしまっている部分が多くて、「これっ!」っていう二次の同人で必要な熱が弱いんですよねー。
そんで。
まあコミケやシティも時々出たんですが。
だいたい「ある」話をまとめて出していたので、「原稿ができないっ!」になった記憶がなく。
じゃあそういう状態になれるかというと…… 無理だなあ、とやっぱり思うのですな。
むしろそれ、一次の投稿の時にあった気が…… 「鎖国した日本」の話は、投稿目的で書いていたもんですが、……確かあれ、締め切りまで一週間だか十日しかなかった記憶。そんでたまたまテレビでやっていた愛知県の奥三河の特集見て構成してだだだだだだだっと書いたような記憶……
やっぱり何かずれてますがな!
うーん、何かそれこそ普通にばたばたと熱意持って原稿作って出して~というのにも憧れるんですが、……できねえ。
こういう気質も、「即売会向きではない」んですかねえ(遠い目)。
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