第8話 こっちに移動。未来史シリーズについて。書いて出した/出すものと、書きたかったらしいメモ(笑)。
日記においといたけど、移動~
これはまた編集するかもです。
***
◎時間の基点―――「flower~閉ざされた都市で、人形は扉を開ける鍵を探す」
・舞台は地球
・レプリカント/HLMを頭脳に持つメカニクル
・HLM/ハーフリキッドメモリーズ……液体状記憶素子/失われた惑星の生命体。「ソラリス」的。
・意識を持つ「都市」
・ちなみにこの都市のモデルは1995年の名古屋。その後本当に地下鉄がぐるりとつながってしまいましたね……
◎+数年後―――「花一面の***」←タイトル変更するんじゃないかと。何かあんまりだし。
・舞台は火星……そういう技術は普通になっているし、地球との格差も。
・デザイア……意志を持つナノ生物。メカニクルに寄生するとその個体に感情が生まれる。意志だけ殺したものが通常の合成花となる。
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以下2015年に「作りたかったらしい」話「夜明けの鐘が鳴る/を鳴らせ」のメモ。
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・地球から脱出する人間たち。飛び立つシャトル達。
このままステーションに寄って、外宇宙を目指す機体へと移るのが大半。
・打ち捨てられたラボ
・その中でクローズアップ。
様々なカプセルが勝手に開いていく。
中にはただがらがらと崩れ落ちていくだけの「モノ」もある。だけどその中で次第に動こうとするものがあった。
・目覚めた「二人」
・片方は少女に「見える」……だけどこっちがハイヤードガール。
ばい「夏への扉」。
その頭脳に集合体生物「花」の一部が入り込んだことから「目覚めた」。
ナニイでもあることから表情豊富。
造形美のせいか保存されていた。
筋力強化等は「花」がアップさせた。
だが「彼」を起こす際に浴びた電荷で「花」の統一作用を無くす。
通信不可能。独立してしまう。それは「花」にとって一種の裏切り。始末する対象にされる。
・もう片方はメカ装甲を要所要所に見せている……こっちは月面戦闘用サイボーグ。
月面限定戦場があった時代の名残。過去の技術的遺産。
暗い目の青年。滅茶苦茶暗い目の青年。二十二~四?黒い髪ざらざら。
表情動かず。動かせない訳ではないけど動かし方を忘れている。記憶なし。
戦っていたのは知ってるが、既にその相手もいない。何もない。死にたい。だけどそう簡単に死ねそうにない。
性格暗い。ひたすら暗い。自分のことなんてどうでもいい。
なのに性能ばかりが勝手に身体を生かそうとするのがもの凄くしんどい。なまじ性能が良かったので保存されていたのが徒になっている。
・どっちも「過去の遺物」だったが、保存管理のエネルギーを切られた時、「目覚めて」しまった。
・二人して「花」からも「人間」からも/人間はメカニクル=花に汚染された敵、と認識している/追われることとなる。
・「俺は人間か?」
「あいにく人間よ。アタシが入り込めなかったんだから」
「お前は何だ?」
「アタシは『花』の一部だった。だけどもう判らない。名前はまだ無い!」
・造形。戦闘時に、部分だけ見えてるプロテクターが伸びたりするんだ。ジャスティの袖、とかまあ過去のSFマンガにあるあのテのやつ。
・だいたい「敵」とまず疑われるのは彼のほう。彼女は人間と認識される。
だけど事情が「花」の送り込んできた方から判ると、戦うのは両方でも「彼女」もばれることに。
「彼」は何も告げない。つか基本無口。喋るの慣れてない。つかなかなか口が動かない(笑)
・居残っているのは殆ど無力な人間で、その無力な者達さえ排除の対象にしようとする「花」の中の先鋭化した「部分」が何かしらの方法で人間を虐殺しようとすると、御都合よく現れると。
・二人とも何をすればいいのか何処へ行けばいいのか判らない。彼は死にたいけど死ねない。自己修復回路が強すぎて「何で俺は生きてる?」とつい言ってしまうような。
・花に埋め尽くされる前に抵抗する人々
・共通の理由の前には組むことは可能
・焼き尽くそうとしても無駄
・ヒトの中に居ても殆ど機械な兵士と、ヘルパーメカニクル+花だったら。
戦闘能力はどっちが高い?
意志の問題としたらどう。
「花」は集合体生物なんだけど、何かしらの突然変異で「独立」してしまう、ってのもありうる。
・集合がかかる。花から皆に。
どんな形をとっているにしても、奴らは空間を越え、その思考を隅々にまで行き渡らせる。
人間は奴らが一体何処から何処まで入り込んでいるかすらも把握できていない。
だがかと言って積極的に血を見たいという訳でもないらしい。奴らはできれば穏便に出てって欲しい。地球を。
・だけど地球にへばりつくことしかできないプアな人々や、外に出るだけの体力が無い人々、地が人間のものと信じこんでいる奴ら、何かしらの宗教、既に力は殆ど無くしているから、人間の使えるのは残存している設備。今更作り出そうとしても、使うことができるメカニクルに「花」が入り込んでいな保証はない。
・帽子の謎の人物。
深くかぶりこんでいるのでいつも表情が知れない。(奴だ奴)
開発者かもしれない。
それとも同型レプリカントかもしれん。いややっぱりさまよう一体、ということかなー。レプリカントは中立、という縛りを作っておくのもいいかもしれん。
仲介者とかそういう役割? でも基本人間には敵対? 何考えているか判らない。
姿そのものはハイヤードガールの方に似ていてもいい。つか「姿を変えられたスペア」に「花」が共生しているものかもしれない。だとしたらやっぱり調停者?
ハルのコピーで、最後に姿を変えられた一人としてもいいと言えばいいか。……体型的にそうあるとありがたい(笑)。
・居残って抵抗を続ける奴。
人間。野郎。できれば三十代~四十代。
しょうもない奴と自嘲。
実際は子供を「花」のせいで無くしている。
そのせいで気落ちした妻を離婚し実家に戻して宇宙へ。
抵抗したところで何になる訳でもないことを判っている。だけどせずには居られない。
「二人」とは時々共同戦線を張ることがある。仲間にしたいと思うこともあるのだけどとりつく島も無いことも見えているためにリーダーの命令をあえて無視することも。彼等に「子供」的な部分を感じるからかもしれない。
・抵抗軍? のリーダー。
女。だいたい同じ境遇の奴が集まる訳なので、彼女もまた誰か大事なひとを「花」のせい(もしくは考え違い)で亡くしている。
ある程度のカリスマ性はある。理念は無い。が、お題目は持っているかもしれん。
何やら人間側っぽい「二人」を利用したい。
命令はする。だが基本的に構成員を守ることを使命と思っている。
というかそういう大義名分を自分の中に持っていないと、特攻しそうな自分が居ることを知っている。
そして年齢のせいでそれができないことを悔やんでいる。五十代とか。
コマンド経験は「国」が機能していた時代にある。あるからそういうことができた、とも言える。
・「置いていかれた子供」。
生きる方法を模索中。
できれば地上を離れたい。そのために潜り込める船と役割を探している。
正直自分が生きることができればいい。家族は「花」によっておきたテロで行方不明。死んだとあきらめている。
「二人」に助けられる。が、何だかんだで死ぬ。それが果たして「二人」にどんな効果を与えるかはまだ不明。
・そもそも「二人」にどうなってほしいのか。
「俺は誰なんだ」
だけどそれはどうでもいい。補助脳が伝える。
帽子の奴も伝える。
「お前は兵器だ。人間かもしれない。しれなかった。だが兵器だ。少なくとも今は。そしてその身体は確実に。人間として生きたいか?」
指さされる。
「それをお前は求めるか?」
「機能停止するにはどうすればいい」
「そんなこと、人に聞くことじゃない」
鼻で笑われる。
「そんなに機能停止したいのか?」
答えない。
・大地の主権
「オマエ達の傲慢さが地上を荒らしてきた」
「オマエ達は危険な生物だ」
「オマエ達が居なくてもこの惑星は回っていく」
「オマエ達は消えろ」
・「花」達の主張。
「花」達にも地球に入り込んでからの歴史があった。
存在を気付かれるまではそれなりに静かにしていた。
だが見つかった時人間がしようとしたのは疑心暗鬼にかられた行動。
そこに同胞が入っていたとしても構わないことに「全てで一つ」な「花」達はレプリカ脳のコンピュータと共犯関係を結んだり、メカニクルやマシーナリイに入り込んで次第に人間を圧迫していく。
「奴等さえいなければこの惑星は美しい」
無益に殺すのはただ死体が散乱するだけだと気付いた「花」は、地球外退去を人間にうながす。そうすれば生かしておく、と。
何せ散らばった死体というのは、下手に同一種ばかりだと、他の生態系のバランスをも崩す可能性がある。
できるだけ地上で死なすのは最小限にしたい。もしくは跡形もなく始末したい。
どっちか。
宇宙に放り出せたらそれもよし。平和的であるわけない。それこそ射出する程の勢いでもよし。ともかくこの大地から居なくなって欲しい。
だけどそれで気持ちがおさまる訳ではない奴も居るし、「船」を出せない者、見捨てられる者もやはり居る。
それはどうしようもない。キャパがある。簡単に船を調達できない。置いていかれた人間には「花」は容赦がない。それが強者だろうが弱者だろうが――もっとも、様々な意味での「強者」は存在しない。何処かが欠けている者が居るだけ。
「退去できるものならしたい。だけどその船が無い。用意してくれるって言うのか?」
「この大地が好きなんだ、死ぬならここで死にたい」
「貴様等は馬鹿か」
「誰か揺り起こして悪い夢から覚ましてよ」←ということはあの曲で考えたメモか?2015年に。
夢ではない、どうしようもないここは現実だ。
******
◎+*百年―――「希望のカケラ~終末の世界でギャングに襲われたら」
・舞台は地球
・地球はデザイアとレブリカに占領される。文字通り。
・人類は地球を捨てようと飛び出す。
・飛び出せるだけの資力が無い人々は残るか遺伝子だけを残そうとする。
◎(上記の宇宙船内部/設定)
・宇宙船内部で階級が出来ている
・のちの「M」は当初は支配者階級だったが、体制に反逆したため下層階級に落とされた。
・この時に同志だったのが、「あんへるとカモンの子供」や「ナガサキとミルの子供」だったり。
・しかしどうにも勝ち目が無いことから有志で小型宇宙船をぶんどり何とかたどりついたのがアンジェラスの本星。先住は鉱石生物。のちにパンコンガン鉱石と呼ばれるやつ。
・ちなみに「ナガサキとミルの子供」は鉱石との同化を拒んだので通常の寿命で死ぬ。
***あちこちで植民惑星が出来る。
***それぞれ勝手に生き残るべくその地に適応したり、現地生物と融合したり。
***そのうちあちこちで元々地球から出た連中が出会ってその間で戦争が起きる。
***きっかけも判らないまま、戦火は拡がりなかなか終わらない。
***そんな中でアンジェラス軍/天使種が台頭する。
◎君の居る空の下
・惑星ウェネイク(のちの帝都本星)
・惑星コヴィエ
・建築家のキュア・ファミ
モデルは戦前に「建築界の黒羊」と呼ばれたひと。内地より大陸の方に作品が多かったとか。
◎オ・ルヴォワ~いつか何処かでまた逢えたら
◎いつかあの空に還る日に
・惑星マレエフ/冬の惑星
……レプリカントの生産工場があった
ちなみにこの話の固有名詞はノーソフの「ビーチャと学校友達」から。、
・レブリカントの反乱・壊滅
レブリカントの正体は「水」であることから、ここで四散して大気に溶けて大本の惑星に近い状態になることが目的。
◎どうしようもなく果てなく青い空
・ハンオク星域の惑星オクラナ
・軍旗づくりが盛んだった
・この時にGが関わった姉弟の、弟の方が後に反MMの組織のスポンサーの一つとなる。
◎ワイルドハートビート~夢は幾度でも見てやるものだ
・ウェストウェスト星系
・モデルは戦前関西私鉄事情
・ルナパァクのおおもとのモテルは旧通天閣からつながる遊園地。
***この辺りで統一。「帝国」成立。だいたい。
***「帝国」の成立に遅れて反帝国組織「MM」が出現。
***「帝国」は皇帝が統治する国ではなく、むしろローマ帝国のそれに近い。
***天使種の第一世代が元老の様なもの。彼等は「皇族」と呼ばれている。
***以下は「血族」。世代が下になるごとに位も下となる。力とは実質無関係。
***「MM」が帝国の維持組織であることに気付いた、かつてのアンジェラス軍の敗者、「帝国」の反抗分子、「MM」の被害者のうち、「誰か」を待つ人々、「Seraph」を発足。やがて「MM」の最大の敵となる。
◎カラーミー、ブラッドレッド
・惑星クリムゾンレーキ
◎制御不可能――それが惑星であれ心であれ
・惑星ノーヴィエ・ミェスタ/地球に一番近い星系
公用語はキリールアルファベットを使う。つまり最初の植民がその辺りの国家の船だった。
・中佐からキムへのエネルギー補給は「ブルー・ソネット」のオマージュ。
◎ルナパァクで会いましょう
・「ワイルドハートビート」+30年くらい
・ルナパァク再製作
・シャンブロウ種はムーアというよりは野阿梓
◎銀の歌姫
・舞台は地球
・歌姫ハリエットの故郷は惑星メゾニイト
・チュ・ミン達の故郷はアルビシン
・地球はドーム都市の端末がレプリカ
◎マスクド・パーティ/不本意ながらも彼はパーティに参加する
・野阿梓「眼狩都市」のオマージュ。
◎彼は人形がガラスのショウケースの中にあるのが好きではない
・「赤い靴」モチーフ。
◎記憶と空、もしくはトリガーとなる何か
・「飛ぶ教室」モチーフ。
鷹がセバスチャンなのは作者の「飛ぶ教室」におけるキャラクターの好みから。
主人公格のマルティンはどうもいい子すぎてあかんかったのだ。
◎ジュ・トゥ・ヴ~即物的であれ、感情的であれ
・イェ・ホゥ等はモデルのアナグラム。この名になったので中華街。
◎Seraph――生きて行くための反逆と別離
・反帝国組織MM/対MM集団セラフの長・G君の話。
・最終的にキムは次元の狭間に。
◎眠っている場合じゃない
・中佐が最後に出てくるんでこの時点。
・バンプの「K」モチーフ。
*** ~+100年くらい
◎Hell? Heaven.
・レーゲンボーゲン星系のはなしの始まり。長い。
◎目覚めよと呼ぶ声あり~野球を忘れたウサギと家族を忘れた猫のはなし
・野球シリーズ1。
◎ベル~父をたずねてここまできたぜ
・駅前カフェ話。
◎はいどあんどしーく/船内かくれんぼ
◎後悔日誌~きままな宇宙海賊のアットホームな日々
・天国地獄で飛び出した二人が海賊になっている話。頓挫。
・この話の宇宙船は元々「王子」のもちものを「船長」と「隊長」がぶんどったもの。「王子」はどっかの星系のホントに元王子。みっちゃんはおつき。設定はやたら作ったが書き手と相性が悪かった。
◎カモンレッツゴーベースボール
・野球シリーズ2。
・部分的にゼロ年代前半の西武ライオンズオマージュ。
◎マイ・ブルー・ヘヴン~野球だけやっていたいのに!
・野球シリーズ3。
◎レッドリバー・バレー~こんな所にこんなものが!
・野球シリーズ番外。
*******
蛇足。
レーゲンボーゲン話で「パンコンガン鉱石」と言ってるシロモノが、ファンタジーの「帝国」の皇帝を作ったもと。
鉱石が自惑星破壊の際に、距離と時間と次元を越えて飛んでしまったので、「帝国」のある惑星にも落ちてしまったと。
つまりは「皇帝」は天使種にされちまった。
その意味であの世界もつながってはいるんだが――― まあいいや。
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