こちらは日本。

沢田綱吉率いる、ボンゴレのアジト。

リリィの電話を切ってから、ザンザスは沢田綱吉に聞いた。


「ここで一番安全な場所はどこだ?」

「??京子ちゃん達女の子がいる場所かな?」

「そうか。一足遅れでルッスーリアが、俺の妹を連れてこっちに向かっている」


妹…?

ザンザスの??

ザンザスに妹なんて居たっけ?


「何を呆けたツラをしている?」

「あ、いや…、ザンザスに妹がいるなんて知らなかったから」

「俺も半年前に知った」


何それ~?

物凄く意味深ですけど?


「女の子なら、京子ちゃん達が仲良くやってくれますから」

「ふっ…。そうだな」


ザンザスが笑った?

もしかして?

シスコン??


「ゔお゙ぉ゙ぉ゙い゙。リリィが来るってのは、本当なのかぁぁぁ~」


いきなりのスクアーロ乱入。

ぴゅ~、ゴン!

傍に置いてあったドラム缶を投げつけた。


「ってぇ~。何しやがる」

「るせぇっ。リリィが来ようが、テメェには関係ねぇ」

「しししっ、リリィ来んのか。良かったじゃね?」


ベルも口を挟む。


…いつもこんなに騒々しいのか?

はぁ~。

途方に暮れるツナだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る