最新話の48話まで読んだレビューになります。
始めにお伝えしたいのですが、短くて5話、長く引っ張って10話までは、読むのがキツイと感じる方がいるかもしれません。
正直言うと、僕も10話まで読み進める際に、2度読むのを止めようと閉じました。
でも!その先からは一言で言わせてもらうと『心理描写の塊』という表現がピッタリだと思える程で、僕もそこから一気に引き込まれて気が付けば最新話まで追い付いてしまったって感じでした。
トラウマを抱えた事に気付かずに、新しい環境で生活を始めた主人公。
罪意識がない犯罪行為に気付かされた、ヒロイン達の後悔と、背徳感に苦しむ模様。
どこから切り取っても、心理描写の塊!
あまり多く書くとネタバレになってしまいますので、これ以上は語りませんが、ライトポップな作品に飽きられている方!
是非!この作品を読んで頂きたい!
そう思える作品でした。
この物語は、心をえぐる凄い衝撃的な作品です。
全てのエピソードが全てネタバレになってしまうほどの、何を書けば伝わるのかと思うほどに、心に衝撃と傷を残します。
主人公の総司は、ある日、母親が浮気していることを知り、そのせいで東京からとある場所に行くことになる。
そこで出会うのは、とある明るく、天真爛漫さが目立つ「素敵だと思っていた」少女だった。
その出会いが、彼の人生を大きく動かすとも知らずに、狂いだす歯車に飛び込むのであった。
人生の価値観を変えるかもしれないと感じた衝撃作品、賛否両論あると思いますが、一言で言うのであれば、やめられない読者の心のえぐり方に、書いている作者様が心配になるレベルで、凄かったです。