ふと見つけて一気に読み進めさせて頂きました。
思慮のなさ、快楽を優先した倫理のなさ。そこから自分達がどれほど人として恥ずべき行為をしてきたのか心のどこかで気づいていながらも目を背け続けた結末。
思春期にはとてもキツイ因果応報?だけど、それでも後悔して当然。
最近流行りのざまぁ恋愛系のような展開とは違った重さと胸糞さがあるのに読む手が止まりませんでした。
ここから総司と春がどう接してゆくのか、他のクラスメイト達ともちゃんと和解のような事もできるのか楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
彼らはいつからか倫理観が麻痺してしまったというか、歪んだ行為が仲間内での当たり前、仲間だからできることになってしまっていたんですね。
総司がもしも彼らのような関係に抵抗がなかったなら、新しい仲間を迎えて楽しくやっていたでしょうが過ちには気づけないまま……どちらがよかったんでしょうね。
読者様のコメントを見てるとこの「白日」は色んな意味で特異な作品になっているんだなと思います。
流行りのジャンルで当てはまるものはないし恋愛ものかと首をひねらざるを得ない。
胸糞で重くて、それでも引き込まれると言って読んでくれる方はいる。
ふと思い付いたネタを書きたいように好き放題に、媚びる気なんか一切なしに書いたのが逆に受け入れられてるのでしょうか?
何にせよ作者としては嬉しい限りです。
今後も楽しんでいただけるようがんばりますのでよろしくお願いします。
このまま放置すると自分の娘が自死してしまう危険がある、という状況で、この危険を低くするために打てる方法はすべて試す、という行動にはやむを得ないものがあるものと思います。総司側からしたら、これ以上ない身勝手ですが、仮に、総司が、自分の言葉を直接の原因として春が自死した、と後で知った場合に長期的に相当のダメージは受けることからすれば(これが総司が、同居を受け入れる理由にもなると思います)、ひとまずお願いしてみる、というのもあり得る(自分が春の親の立場であれば同じことを行うかもしれない)と思います。
人間、情が湧く、情が移る、ということがありますので、何とか同居して献身し続ける状況に持ち込むことができれば、たとえ親の仇であっても憎しみ一辺倒を維持するのは難しいかと。春の母がそこまで読み切っているかどうかはともかくとして。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
非道であると、それを分かってなおそれを選ばなければならなかったというのは親の身勝手さとしか言えないですね。
それでもそうせざるを得ないくらいに、やはり子供が大事なのが親だと思います。
まあ子供を虐待するようなのもいるけどそれは遺伝子上の親というだけなんだと思っています。
総司がどのように受け入れたか、桜に他に思惑があったかは次話を見ていただければある程度はっきりしますが正直、割と近い読みをされてしまった部分もあるかなと……詳しくは土曜日公開予定の次話で確認してください。
春…自殺未遂すらしてなかったじゃない( ̄▽ ̄;)