応援コメント

第26話 罵倒と後悔」への応援コメント

  • こんにちは。
    いつも拙作へコメントありがとうございます。

    とりあえず、ここまで読んでみましたが、謳われるような胸糞展開とは違うなと。
    それと、ここまで読み進めてみて、性描写は子どもたちがどれだけ愚かであったか、それを知らしめるのに役立っていると感じます。
    人によっては不要と考えるかもしれませんが、その描写があればこそ後に繋がる部分も大きいのかと。

    あとひとつ。
    子どもたちの責任云々で話が展開していますが、(違うかもしれませんが、自分が読んだ限りでは)実はきちんと教育してこない親の責任が一番重いはずです。
    昨今の学校教育も子どもの勉強から躾に至るまで、学校に丸投げしていますが、その結果が齎すものは単なる教育機関の疲弊であり、決して良い結果は齎していないのは明白ですから。

    未熟だから子どもであり、未成年と呼ばれる訳で、それを導くのはほかならぬ親であり大人なのです。
    となれば、この物語に出てくる大人たちの不甲斐なさにこそ、物語の核心があるのかなと思います。
    暴走してそれを問題と思わないのも、教育が無いからで、単に地方は明け透け、では済まない問題なはずなので。

    そうやって読み解いていくと、深い話だなあと感心しきりです。
    また時間を見て読みに来ます。
    いつとは確約できないのが辛い所ですが。

    以上、長文失礼しました。

    作者からの返信

     コメントをいただきありがとうございます。
     ゆうさんははるももさんと並んで小説をものすごく読み込む方なので批判やご指摘にしろ、誉められるのにしろ、いずれもありがたく感じます。
     ゆうさんの作品もゆっくりですが楽しく読ませてもらってますよ。
     次々と短編を投稿してよくあれだけネタが思い浮かぶなと感心してしまいます。

     性描写の要不要は本当に読者様それぞれの判断になりますが作者としては書かずに作品を進めることはできなかったですね。
     それを書いてこそ春たちの感覚がどれだけおかしかったか、総司のそれに対する反応でその後の罵声を浴びせるシーンでどんの心境でいたのかが伝わると思ったので。
     そしてそれがあったこそその愚かさとそれに対する後悔も伝わるのではないかなと。
     必要な描写とは言え大分ぼかして書いたものの修正勧告を受けてしまいましたが。
     ちなみに胸糞展開はこの後にまた待ち構えてますがそこでの批判が大分多かったですね。
     以降PVも激減して色んな意味での問題部分でここにゆうさんからどんな評価をいただけるかは気になるところです。

     事件に関しては子供たち自体は自分達が間違っていた、自分達の責任だと感じています。
     外からの視点で見た時には親の責任という判断をされますが、あくまでも子供たちの視点での物語なので子供たちの責任という点が強調される形ですね。
     親も責任を感じているのは話し合いの時に記してもいて、親たちの視点からの話であればその点も強調されて描いていたかなと。
     ただ、自分も中学生の娘がいる身として、親の教育で子供の性の乱れといったものを防げるかと言えば難しいと感じるのが実際のところです。
     子供をがんじがらめにできれば可能なのでしょうが、ある程度の制約は当然課すものとしても子供も一個の人格で、全てを監督するのは子供の自由を過度に奪う虐待になりかねない部分もあります。
     話は聞くようにするものの、子供も自分の全てを親に話してくれるわけでもないですしね。
     近況ノートにも書きましたがそういったことで問題があり、現在難しい問題に陥っています。
     まあ彰のように共働きのケースも少なくなく、しっかりと教育ができてなかったという問題も当然あり、それを問題として話し合うような描写がなかった点で親たちも問題だと受け止められるのもあるかとは思います。
     そこは子供たちを描くことに比重を置いて考えるに至らなかった作者の未熟ですね。

     当初は本当に深い考えもなく書いていたものが妙に深みを持ってきていて、長辺作品を書くのは面白いものだなと感じています。
     本当に、たくさんのご意見やご指摘をいただけたおかげでこうした投稿サイトだからこそこうした話として出来上がっているんだなと、ご指摘いただける読者様に感謝しきりです。
     ゆうさんは色んな作品を読み、紹介し、ご自身も次々と作品を投稿してお忙しい方ですからこうして読んでいただき長文でのご感想をいただけるだけでありがたいです。
     お手透きの際にまた読まれ、何かしら感想やご批評いただければ嬉しく思います。

  • どうしたって女の子の方がダメージが大きい問題ですからね……

    男子は基本的には良い子達なので(モラルがあるとは言っていない)
    仲間内で『お前がやりだしたから』とか責任の擦り付け合いをしないし、
    なんなら好き放題していたのを武勇伝のように語ったりという事もないので、
    由美が言ったように彼らの中で将来的にペアになるのが最適解なのかもしれないと思っています。
    女の子の男親がどう思うかはわかりませんが。

    次回は総士のターンかな、春の現状がどういったものになるのか気になっています。

    作者からの返信

     二度目のコメントありがとうございます。

     仲間のことを本当に大事に思ってるし自分のしたことをちゃんと受け止められる。
     だけどバカなことをやって不道徳なことをそうと思わずに続けていた。
     そんな彼らにはこれからちゃんと立ち直ってもらいたいものです。

     彼らがくっつくのか、あるいはくっつかないのか、いくつか案はあるけど作者の中でもまだ漠然としか考えてないですね。
     ネタバレになるので漠然とした案についてもまだ控えさせていただきます。
     作者の言うことではないですがどうなるのか楽しみです。


  • 編集済

    桜からすれば春にも責任があるというか、むしろ総司からすれば直接的な加害者ではあるけど、子どもが娘だし、自分も女性だからなのか、男子たちを憎むのはわかるし、桜の態度はわかる。だけど子ども達はやったことは男女関係ないからなぁ。全員が行為を受け入れてる時点で男女関係無く同罪だと思う。もちろん女性の方がイメージとか価値観的にダメージは大きいかもしれないけど、由美の態度には少し苛立ちを覚える。前を向けるようにって励ますのはわかるけど、何様だよと少し思ってしまった。性格もあるんだろうし、ずっと暗くしていろてわけでもないけどちょっと軽いとうか、切り替えが早いなと思う。個人的に気になってしまう。
    桜が何を頼んだか分からないけど、自分だったらもう関係者には関わりたくないなぁ。罪悪感を噛み締めさせるとあるし、バカな真似がわからないというところ気になる。

    ハッピーエンドがどういう結末なのか分からないけどここからハッピーエンドに持っていくって想像がつかないぶん楽しみにしてます。


    次回から総司が再び登場?するかもしれないので続きが気になります。

    追記:返信ありがとうございます。
    親からすれば子供が娘なら桜のような考えや態度になるし、逆に息子なら女子達に対して息子を誑かしてとなるのかなぁ?誰が言い始めたのかは分からないけど、それを擦り付けあってないのは子供達も基本的にはいい子というか善人なんだろうなと言うのがわかりました。

    由美に関しては、呆れたようにや、満足げに頷くというところから上に書いたように思ってしまいましたが、自分達女子も含めて言ってる事だったんですね。だからか、割と軽いというかそういうふうに感じてしまいました。

    なんとなく紗奈もそうでしたが、女子の方が割と開放的というかサバサバしてるように感じますね。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     全員が同罪というのは本人たちがよく分かっていることで、ただ逆に親の視点から見た時に、特に桜からすると春は男子には明確にされていることがあるけど女子は一緒になってバカな真似をしたけど春に対して何かしたわけではないと、その辺の温度差が出ているものとして描いています。
     自分も娘がいるので娘がこんなことをしてたらどう感じるかと、そういう視点ですね。
     由美に関しては作者の力不足ですね。
     由美も罪悪感は当然あって、それなのにあの場では男子だけが糾弾されている。
     その引け目と言うかこちらも罪悪感になりますか、それから励ますように明るく振る舞っている、前を向こうというのも男子にそうしなさい、ではなくて自分も含めてみんなでそうしようと、そういう気持ちでいるんですね。
     思った通りに伝わるよう表現するのは難しいなと、実感してしまいます。

    今回の桜の言動などの伏線は作中にも書いているようにすぐに回収されます。
     それを読者様がどう捉えるか、賛否については難しいところですがぜひ読んでいただければと思います。

     ハッピーエンドの結末も満足してもらえるものになるか不安もありますが全力で書き上げますのでよろしくお願いします。