第6話 契約
天之馬が持つ翼。
地上近くでは大嵐を巻き起こす巨大な翼
地を這う犬は、出会った馬に聞いた。
きみのその体についている大きなものはなに?
これは、翼というもの。
遥かな土地を目指すために、全てを置き去りにするもの。
過去も、後悔も断ち切る力を生まれながらにして持ち、
全ての世界を旅し続ける力を与えられている。
私が、あなたの全てを変えてあげられるとしたら?
そう、私は、この荒野を一日で駆け抜けることができる力、
全ての天候を自由にすることの出来る力を持っている。
繋がれた心を解き放つなんて事は私にとってはたやすい。
僕は、君に何をあげたらいい?
あなたの誠実な心を…。
共に生きるという力を。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます