第21話 オッパイが見えそうだし……

 未来からラブリが僕の家へやって来て早くも二日が経過した。



 すっかり僕の部屋は彼女に占領された感がある。部屋はピンクに染まり、ピーチのように甘い匂いが漂っていた。



 ラブリには僕のベッドへ寝てもらい、僕は床に布団を敷いて寝ていた。


 だが、ラブリの事が気になり寝た気がせず、ほぼ毎晩、寝不足だ。



 ラブリは朝からお風呂タイムだ。

 唯一、僕がくつろげる時間と言って良い。



 リビングでソファに寝転がり、テレビを見ながらウトウトと微睡まどろんでいた。


 寝不足なので、気づくと十分くらい気を失っていた。

 


『キャァ~~ーーッ❗❗❗』

 不意に、バスルームからラブリの悲鳴が響いた。


「え、えェ…、、何ごとだァ~~ー❗❗❗」

 思わず、僕は飛び起きた。

 ドタドタッと音を立てて、ラブリが廊下を走ってきた。



『パパァ~~ーー❗❗ 大変よォ~ーー❗❗❗❗』

 ラブリが悲鳴を上げ、タオル一枚巻いて、リビングへ飛び込んできた。ビショビショに濡れたままなので、可憐な胸元が透けて見えそうだ。



「わ、わ、わァ~~ーー❗❗❗

 何て格好だよ❗ ちゃんと拭いて着替えろよ❗❗」

 咄嗟に僕は顔を背けたが、ヤケに濡れたラブリの胸元が気になった。

 かすかに胸のいただきのピンクのつぼみが透けて見えた。

 

『そんな事より大変なのよォ~ーー❗❗❗』



「いやいや、大変なのはお前の方だろォ~ーー❗❗ すぐに着替えろよォ~ーー❗❗」

 オッパイが透けて見えちゃうぞ。


『そんな事は、どォ~~だって良いのよ❗❗❗』


「いやいや、どォ~だって良くねぇ~よ」

 オッパイが見えそうだし……




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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