第13話

 夜空に大輪の花を咲かせるように花火🎆が舞った。



 僕とラブリは見晴らしの良い高台へ上がった。

 ここから見る花火は格別だ。




『キャッキャァ~ッ😆🎶✨ 綺麗ねェ✨✨』

 花火が夜空に舞うたびに、ラブリは僕の腕にすがりついて、無邪気にはしゃいだ。



「ああ……😳💦💦」

 思いきり抱きしめると甘いシャンプーの匂いが漂ってきた。



 柔らかくフワフワした感触が堪らない。



 こうしてみると、あどけなく可愛らしい妹が出来たような気分だ。



 僕は独りっ子なので、ラブリのように可愛い妹が欲しかった。



 少しだけエロくて跳ねっ返りだが、美少女アイドルのように愛らしくキュートだ。

 


 このままずっと可愛いラブリを抱きしめていたい。



『パパァ~😆🎶✨ 今度の彼女とは、上手くいくと良いねェ……』

 


「フフゥン……😌✨ よく言うなァ~❗❗

 ラブリが邪魔をしたから彩香さんは逃げていったンだろう……」    

 初めてのデートだったのに散々だ。


『フゥ~ンだ。

 ラブリちゃん、知らない……😒✨✨』

 プイッと怒って、そっぽを向いた。



「フフ…、まったく……」僕は苦笑いを浮かべた。


 まったく困っただ。笑ったり、ねたり、怒ったりと感情の起伏が激しい気分屋だ。



『だってェ…… パパの愛する彼女は、だけでしょ……』



「え…、マ、ママ……」



『そォ~、パパは、を見てて❗❗』



「う、うん……」少し納得できないが、取り敢えず頷いた。



 ママなんて見た事もない。



 また夜空に花火が舞って、ドーンと言う音を響かせた。



『フフ…… ねぇ~😆🎶✨』

 ラブリは、ギュゥッと僕の腕にしがみついた。


「ン…❓❓❓ 何……」




『パパァ、ラブリちゃんに黙ってっちゃダメだよォ~😆🎶✨』



「えェ……❓❓」なんだよ。

 急に、くッて……

 






 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


 







 





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