第10話 どこのベテラン ソー💟嬢だよ

『じゃ、パパァ~😆🎶✨💕 あそこのラブホで軽く合体ジョイントしちゃうゥ……』

 まるで遊園地で観覧車へ誘うような口ぶりだ。



「あのなァ~、ラブホは、アミューズメントパークじゃないんだよ❗❗」

 辺りに観覧客がいるのにあきれてしまう。



 絶対、僕とラブリは如何いかがわしい関係だと思われている。



『じゃ、そこいらのカラオケボックスで、一発いっぱつ合体ジョイントライブしとくゥ~……❓❓』


「どんなジョイントだよ。カラオケボックスでハレンチなデュエットをするなァ~❗❗」

 さっきから大半が卑猥なエロトークだ。

 とても知らない他人には聞かせられない。



「……😒💦💦💦」

 花火大会の観覧客が僕とラブリを怪訝な顔で見ていた。


 こっちだって恥ずかしくて仕方がない。



『フフ…、心配しなくても良いわ✨😆🎶✨』

 ラブリは僕の二の腕に柔らかな胸の膨らみを押しつけて甘えた。



「ううゥ……😳💦💦 し、心配だよ」

 頬が紅く染まり、心臓がドキドキしてしまう。



『ラブリちゃんはパパみたいな初めての童貞チェリーボーイでも優しく対応できるタイプの美少女だからァ~😆🎶✨』



「いやいや、何が優しく対応できるタイプだよ……😔💦💦💦

 どこの生💟用品のCMだ❗❗」



『もォ~、パパッたら、あれだけラブリちゃんが注意したのに、避妊具コ💟ドームを忘れてきたンでしょォ~……』


「いやいや、みんな見てるからコ💟ドームの事は出来るだけ内密に……」

 声をひそめて囁いた。


『大丈夫よ。今どき小学生だって、合体ジョイントライブには避妊具コ💟ドームをつけるのが常識だからァ~』


「いやいや、なんの常識だよ。

 どこのハレンチ学園の性教育だ……」

 


『安心して、パパはただ横になって寝ているだけですぐに童貞チェリーボーイを卒業できるわァ~』


「いやいや どこのベテラン ソー💟嬢だよ」

 また頭が痛くなってきた。



 

 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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