第4話 この娘と合体《ジョイント》ライブするのか😆🎶✨

『パパァ~🎶✨ 今日は、ママじゃないとデートするのかァ~~ー😆🎶✨』


「え、え、え、え、えェ~ーー……😲💦💦」

 何を言っているんだ。ラブリィ~ーー。



「な、なんなの…… ママッて……😓💦💦」

 当然だが、高城彩香も目を白黒させていた。



「し、知らないよ…… こんな……」

 どうすれば誤魔化す事が出来るのだろうか。


『ママには内緒なのかァ~😆🎶✨』

 しかしいっこうにラブリは空気を読まない。


「え、いや、別にィ~……」

 僕は言い訳に四苦八苦だ。


「なんなの。この…… 

 ママッて誰の事……」

 

「い、いや、全然、知らないッて……

 僕は独身だし……」

 すぐさま僕は激しく首を横に振って否定した。


 ラブリが嘘をついている事は明白だ。



 僕は結婚もしていないし、童貞チェリーボーイなので娘などいるはずもない。



 第一、僕に抱きついているラブリだって、今朝、僕が寝ている部屋へ勝手に不法侵入してきたのだ。



 ラブリの言う『ママ』だって、まるで心当たりがない。

 



『パパァ~🎶✨ ラブリもデートしたいィ~ーー😆🎶✨』

 なのに彼女は凄く僕になついてきた。


 なんの躊躇ためらいもなく抱きついて柔らかな胸の膨らみを僕の顔に押しつけてきた。



「あ、あの…… ちょっとラブリさん……

 は、離れてくれるかな……😳💦💦💦」

 こんな風に駅前の公衆の面前で抱きあっているのは恥ずかしい。

 顔が真っ赤になった。



『パパァ~🎶✨ 今夜は、このとラブホで合体ジョイントライブするのかァ~😆🎶✨』

 ラブリはヤケに愉しげに笑った。



「な、な、な、な、何ィ~ーー😲💦💦💦💦」




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆



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