男の仕事

第一夜 その男

薄暗い日の光の中で俺はトレーニングをしていた。

打ち合わせウェイトトレーニングベンチで一回一回丁寧に腹筋を鍛えていく。

500数えたところで、次は天井から下げている鉄棒をつかみ懸垂を始めた。

これは100を数えたところでやめた。

壁掛け時計を見ると5:30を指していた。

近くにぶら下がっているサンドバックに中段蹴りをした。サンドバックは蹴りが入った位置でくの字に折れて大きく揺れた。


「行くか。」この俺、輝夜 雄心は呟いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る