旧交を温めて普段読まないタイプの本を読みました

 先だって友人と画面を通して会話をする機会を持ちました。

 会おうと思えば会える距離ですが、外で会うのはもうちょっと控えましょうということで。

 友人とは趣味読書な点は共通ですが、読書傾向は重なる部分と重ならない部分があるので、最近読んで面白かった本の情報交換をするのは楽しかったです。

 他者と交流がないとどうしても読書傾向は偏ってしまいます。時間が限られてるとなると自分の趣味が優先になります。私だけかもしれませんが。

 さて、読もうと思って読みそびれていた本も、友の口から読んだよときくと語り合いたくなって慌てて読んだりします。

 今回も、会話を終えた後に、慌てて何冊か検索しました。

 そのうちの一冊が依存症に関する本です。


『「依存症ビジネス」のつくられかた 僕らはそれに抵抗できない』

アダム・オルター著 上原裕美子訳 ダイヤモンド社 2019.7.10.


 図書検索すると、神経科学、精神医学に分類されていました。

 その分野の本は読んでいますが、ビジネス書で知られる出版社の本ということで普段は手にとらないので興味を持ちました。

 本書をざくっとまとめると、依存症は誰でもなり得る、けれど、環境調整で克服できる、です。ざっくりどころか、ざくざくっとキャベツの千切りのように刻んだ中から摘まみ上げた説明ですが。


 お酒も過ごさずタバコも吸わずギャンブルにも興味がないという人でも、インターネットにまつわるものとは切っても切れない生活をおくっています。

 手に届く範囲にあると、ネット機器に触れてしまいますよね。

 私の場合、以前は電車に揺られてる間は文庫本読書の時間でしたが、今は隙間時間をネット機器で活用する時間になってしまっています。

 隙間時間が隙間でないって、恐ろしいことです。

 がんじがらめです。

 それが依存ってことなんだと思います。

 仕事で使うとなると、そこから離れる環境を作るのも至難の業です。

 趣味が創作となると、仕事でパソコン&ネット操作、趣味もパソコン&ネット操作となってしまい、環境調整どころではありません。

 そこで、秋から冬にかけての環境調整に手芸を取り入れることにしました。

 両手がふさがっていれば、離れられるでしょう。

 さて、何を編もうかな。

 


 以下、第2回角川武蔵野文学賞エントリー作品についてのお知らせです。

 『角川武蔵野ミュージアム訪問記 2020冬 』ですが、9/25朝の時点で週間ランキング武蔵野×一般文芸部門第1 位、総合第14位、カクヨムのエッセイ・ノンフィクション部門第2位です。

 このコンテストはランキングはほぼ関係はないとされていますが、上位にいないと人目に触れないため読んでいただけません。よって、順位が上がっていると読んでいただける機会が増えるということになり、それは喜ばしいことです。

 読了応援ありがとうございます!


エントリー作品其の一

『荒神さんの武蔵野ぬくもりうどん』<完結済>

 https://kakuyomu.jp/works/16816700427039758563

 キャッチコピー

 武蔵野のぬくもりたっぷりのおうどんさんは、荒神さんからの贈りもの


 ……武蔵野の一角萱原キャンパスタウンにある実家の食堂の閉店危機を回避するため、新機軸の武蔵野名物うどんの試作を続ける大学生小原鈴菜と幼なじみの芦辺穂香――鈴菜と穂香は力を合わせて荒神さんからのいただきものを使って新作メニュー作りに新たな意欲を燃やすのだった……



 エントリー作品其の二

 『角川武蔵野ミュージアム訪問記 2020冬』<完結済>

 https://kakuyomu.jp/works/16816700427525995936

 キャッチコピー

 本を買いに行きました。武蔵野線に揺られて、ことことと。


 ……角川武蔵野ミュージアムへ2020年の初冬に訪れた時の訪問記です。

時間が足りず駆け足での見学でしたが、充実したひと時となりました。

再訪時には本棚劇場で夢をみてみたいです……




 では、皆さま、今日はこの辺で。






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