2-16.クラーケンを食らう件
兜鮫のフカヒレスープは絶品だった。味付けこそ中華風ではなかったが、ギャリソンの腕は確かだった。
と言うわけで、今朝は張り切って起きたわけだが。
――なんで雨なんだよ。しかも、土砂降り。
いや、もちろん海の中なら雨は関係ないんだけど、人魚族の棲む海域へ行くまでは海上を移動するんだから。折角、アリエルと快適な海上デートのはずだったのに。
と言うわけで、小屋を設置した廃倉庫で、もそもそと朝食を取ってる。そこへマオが話しかけてきた。
「夕べ、陛下と遠話で話したのですが、トラジャディーナ王国の国王と会見されたそうです」
「うん、そうなんだ。それで?」
彼は丁重だが、俺の方は低調だ。
「あの人間爆弾が魔王の仕業だと言うことで、国王は納得したようです」
それはなにより。
「ただ、皇帝至上主義の家臣たちは不満が溜まってるようです。敢えて謁見ではなく会見としたことに対して。陛下自らが望んで対等な関係を築こうとしているんですけど」
はぁ。正直、ため息しか出ない。
「異世界生まれの俺には、どうでもいいことだ。人間同士、国同士、仲良くやればいいじゃないか」
「いや、全くその通りなんですが」
マオも苦笑い。
「さっさとクラーケンやっつけて南にわたり、迷宮踏破して盟約の指輪を回収して、魔法の治療薬で火傷の少女を助けなきゃいけないのに。この上、魔王まで倒せとか言わないで欲しいな」
マルチタスクも良いところ。魔王なんて目の前のマオだけで充分だ。
南の魔王オルフェウスには恨み骨髄だが、ヒト族が力を結集して倒してくれるなら、それが一番だ。なんせ、俺はキウイ頼りのエセ勇者だしね。
「タクヤも手一杯ですね」
「まだあるぞ。何よりも魔核変換の術式。最終目標はこれだ」
エレの魔核を青くした術式。キウイの上で動いていたことは確かなのに、手がかりはどこにもない。
古の竜が言うには、アカシックレコードで調べればいいということだが、じゃあどうやったらアカシックレコードというかイデア界にアクセスできるのか。それがさっぱりだった。
エリクサーの製法が魔素を青く変える魔素変換だが、これよりずっと高度なのか、そもそもアプローチが異なるのか……。
しかし、「明るい魔族計画」を完遂するには絶対に必要な術式だ。
そう、魔族と言えば北の魔族エルリックはどうしたかな。もう帝都に着いただろうか? そのうち、モーフィエル神殿を訊ねてみよう。
飯を食い終ると、俺は伸びをした。
「ああ、折角の魔物狩りなのに大雨とはな」
アリエルは不思議そうに言った。
「雨は素晴らしいですよ。潤いがたっぷりです」
いや、人魚にはそうだろうけど。
「アリエルも、服が濡れたら気持ち悪いだろう?」
「私自身は気にならないのですが、服を汚してしまうのは気になりますね」
そうか。昨日の帰りはずっと人魚スタイルのままだったけど、あれはメイド服が塩で汚れるのが嫌だったのか。御美脚の金具が錆びても困るしな。俺にサービスしているのかと思った。
「じゃあ、今日はずっと人魚スタイルだな」
「はい、そうしようと思います」
ゲートボードに横たわる人魚のアリエルは絵になった。
問題は俺だな。雨合羽なんてないし。透明鎧を起動したままだと対価が気になるし。
……ああ、そうか。もう一枚ゲートを出して、頭上に傘のようにすればいいんだ。そう言えば、以前、日傘代わりにしたことがあったっけ。
留守の間に、ジンゴローにアリエルの御美脚の整備を頼んだ。ハルバードを潰して作った関節は堅牢だが、油を差すなどの手入れは必要だ。昨日は潮風の中を長く飛んだしね。
「あと、旅の間に必要そうな材料や工具もリストにしておいて。雨が止んだら買いに行こう」
「へい、旦那、分りやした」
そう言えば、ミリアムが妙に静かだな。
「ミリアム、ひょっとして調子が悪いのか?」
彼女は
「夕べ、私も遠話で話したの、お爺様と」
ガロウランのジーサンか。アストリアス王国の魔術師ギルドの長。
「あちらでもタクヤが勇者だと分って、色々面倒なことになってるみたい」
まぁ、折角禁断の魔法で呼び出したのに、使えない凡人でしたからねぇ。
そもそも、原因はマオなんだが。二重の意味で。
魔王であることが一つ目。二つ目は、それなのに皇帝の側近だということ。そのせいで皇帝が魔王討伐しないから、俺が呼ばれたわけだ。皇帝がいれば勇者は要らないから、召喚の魔法は本来なら禁断なのだ。
その禁を破って勇者を召喚したのに、役立たずとして放り出したら、やっぱり勇者でした。これは致命的なミスなんだろうな。
まぁ、仕方ないとは思う反面、同情する気にもなれないけどね。
しかしミリアムにしてみれば、身内の立場が悪くなれば気に止むだろう。
「何か、俺にできることある?」
ミリアムのためなら、一肌脱ぐのもやぶさかではない。
彼女は微笑んだ。
「ありがとう、タクヤ。でも、これはこっちで何とかするしかないわ」
なるほど、そうか。
――さてと、そろそろクラーケン退治に行くか。
メイド服を脱ぎ脱ぎしたアリエルと共にゲートボードに乗り、もう一つのゲートを頭上に出して傘として、俺は海上を飛んだ。
アリエルが寝そべってるので、俺も胡坐をかいて座った。気分は空飛ぶ絨毯だな。ゲートは硬いから、上にラグを敷いたのでなおさらだ。
やがて、例の二つの島の間に到着。アリエルはそのまま海中へ。俺はもう一枚のゲートを出して乗り、今まで乗っていた方のゲートを開く。ラグの厚み分、亜空間の深さを増して収納。畳むのも面倒だからね。
そして、例のマスクを着用すると透明鎧と遠隔視V2を起動し、呼吸用アイテムボックスにマスクのホースを差し込む。
最後にゲートを全部消して俺も海に飛び込んだ。
海の中は黄昏という感じだ。晴天とは違って、浅いこのあたりでも薄暗い。
しばらくすると、戦士たちが集まってきた。
おう、完全武装だな。上半身には貝殻などで作った甲冑を身に着けている。兜は金属製だが、海水で錆びないのだろうか。話にだけ聞くミスリルとか?
『勇者よ、お待ちしてました。いつでも出撃できます』
人魚の隊長が遠話をかけて来た。魔法が使えるってことは魔法戦士か。考えたら、人魚の魔法使いもいるのだから、驚くことじゃない。
ちなみに、名前はヒト族に発音できないが、意味を言葉で表すことができると言う。隊長の名前は「群青の右腕の子、輝く緑鱗」という意味だそうだ。覚えきれないから、とりあえずキウイにメモメモ。
隊長に、昨日分けてあげたフカヒレは美味かったか聞きたかったが、雰囲気じゃないので控えた。
人魚の料理って全部生なんだろうか。火は使えないだろうし。今度、アリエルに聞いてみよう。そう言えば、彼女は煮たり焼いたりした料理も普通に食べてたな。
俺はアイテムボックスからたすき掛けのベルトを出し、人魚の戦士二人に装着してもらった。それにつかまり、遠話で隊長に告げた。
『では、魔物のいる海域へ』
アリエルは人魚の集落に女たちと残ってもらう。俺は彼女に手を振ると、ベルトをしっかりつかんだ。
海中の長距離の移動で、意外な問題にぶつかった。
寒いのだ。
透明鎧は光や熱は通すので、竜のブレスみたいな炎の攻撃なら、銀色の亜空間鎧にすぐ切り替わる。しかし、短時間なら気にならないほどの冷たい海水は、時間と共に俺の体力を削りだした。
仕方がないので、亜空間鎧に切り替えた。対価が増えるが、背に腹は代えられない。アイテムボックスと一緒で、熱を通さないから体が冷えなくていいが、逆に動いて熱くなると汗だくになるだろう。適宜、ON/OFFするのが良さそうだ。
深度が上がってさらに暗くなったので、遠隔視V2の集光率を上げる。
数十メートルほど前に、数メートル四方の巨大な目玉パネルが出現しているはずだが、移動中の人魚たちはほとんど音だけで視覚に頼らないので、誰も気にしていないようだ。
海中は深夜の濃霧みたいだ。集光率をどれだけ上げても、見えるのは精々数十メートル。それ以上は霧のような海水の中に埋もれてしまう。
その霧の中から巨大な魚などが現れると、さすがにギョッとする。魚だからギョとか言わないからね。
だんだん、出会う魚の数が増える。小魚の大きな群れも何度かすれ違った。このあたりが人魚たちの狩場、漁場なのだろう。
そこに、よそから海流に乗って流れ着いた魔物が居ついてしまったわけだ。いつかはまた海流に乗って去るのだろうけど、その時には漁場の魚はほとんど食べつくされてしまう。
そして、このすぐ近くをヒト族の船が行き交うので、魔物はそちらも襲う。奴にとっては人間もエサなんだろう。
戦士の隊長が一人で前に進み出て、角笛のように見えるものを吹き鳴らした。亜空間鎧のために音は聞こえないが、魔物をおびき出すためのものなのだろう。
しばらくすると、人魚の戦士たちが一斉に右の斜め下を向いた。魔物が現れたか。目玉パネルをそちらに向けて前進させる。集光のため、パネルもどんどん大きくする。
突然、濃霧の闇を突き抜けて、数え切れないほどのうねる触手が現れた。タコかイカか分らないが、吸盤が並んで生えている。しかも目玉パネルを通り抜けているらしく、視界はたちまちのたくる断面透視で埋まった。
急いで目玉パネルを後退させる。もう、俺たちのすぐそばだった。戦士らは手に手に銛を構え、応戦体勢だ。
来た! 戦士の一人が、絡みついてこようとした触手に銛を突き立てる。次々に触手は貫かれるが、数がやたら多い。
ついに、戦士の一人が触手に絡みつかれてしまった。うう、触手は女性限定でおながいします。
ゲート刃で戦士を拘束していた触手を切り離す。しかし、切った断面から、また新しい触手が生えてくる。しかも二本に枝分かれして。切れば切るほど数が増えるなんて。
こうなったら、本体を潰すしかない。
俺はたすき掛けの戦士二人に遠話した。
『触手の根を目指してダイブしてくれ』
二人は頷き、急角度で深海の闇へと泳ぎ下る。彼らに引かれて俺も。絡みつこうとする触手は、片端からゲート刃で叩き斬る。
何百メートル潜っただろうか。周囲は既に、完全な暗黒だ。どれだけ集光率を上げても、何も見えない。
そこで、もう一つの遠隔視のゲートを逆向きに開き、目玉パネルを海上、さらに上空の雨雲の上に出した。成層圏の燦然と輝く陽光が、深海の闇を眩く照らし出す。
いた!
でかすぎて一部しか照らせていないが、赤黒い体にでっかい目玉の魔物が。
暗黒になれた目が陽光に射られて、動きが止まっている。今がチャンスだ。
空間断裂斬!
だが、特大のゲート刃でも体の半分も届かない。恐ろしいまでの回復力で、斬られたところがすぐにつながってしまう。ペイジントンで戦った黒い魔族並みのしつこさだ。
そのうち、クラーケンが触手をこちらに撃ちつけて来た。太さが象の胴体ぐらいある。息の合った二人の戦士は、巧みに避けてくれた。
二発目、三発目。
だが、四発目はフェイントで、見落としていた五発目が後ろから襲ってきた!
二人は意識を失い、俺は掴んでいたベルトが千切れて放り出された。
くそっ、こうなったら。
俺は叫んだ。
「日輪の力を借りて!」
クラーケンを照らしていた遠隔視のパネルを、奴の体に触れるところまで近づける。そして、上空の太陽を見つめている目玉パネルを一キロ四方にまで拡大した。一千万倍にまで凝集された陽光が、クラーケンの皮膚を焼き、肉を穿って行く。かわりに、目玉パネルの下は突然の闇に包まれているだろう。
「今、必殺の!」
俺の方はもう滅茶苦茶だ。鯨の胴体ほどもある触手が何度も俺を打ちすえる。そのたびに海中をはね飛ばされるが、亜空間鎧は耐えてくれた。失神した戦士二人がどうなったか気になるが、探しようがない。
「サン・アタック!」
叫ぶと同時に、クラーケンの体に遠隔視のパネルを突き入れる。体の芯を凝縮された太陽光で焼かれ、遂に回復力の限界に達したようだ。体の動きが止まり、ゆっくりと沈みだす。
数千メートルの海底にまで達したら、後は深海魚たちのエサになるのだろう。
それを確認して、俺は太陽に向けた目玉パネルを元のサイズに戻す。
そうだ、魔核を回収しないとな。
特大に広げた目玉パネルで体中を断面透視する。あった。二つある目玉の間のあたり。サッカーボールくらいのサイズ。アイテムボックスのゲートを開き、周囲の組織ごと切り取り回収する。
周りの肉が食えるといいんだが。
いや、むしろ食えそうなところを選んで切り取った方がいいな。触手の先端を丸ごと。体の中のいい感じに焼けたところ。生の部分。
さて、クラーケンを退治したことを伝えないとな。
俺は隊長に遠話をかけた。
『クラーケンは倒した。魔核も摘出したから、もう再生することもないだろう』
『ありがとうございます、勇者よ。我々の被害も最小限で済みました』
あちらでは死者は出なかったらしい。触手に締め付けられて肋骨にひびが入った者が数名、触手の吸盤についていた歯で傷を負った者は多数、というかほぼ全員だった。
『俺を引っ張ってくれた二人の戦士が、魔物の触手に打たれて行方不明なんだ』
『わかりました。捜索隊を出します。勇者殿はそこでお待ちください。代わりの者を送ります』
さて、どうしよう?
キウイの対価は六十パーセント。対価が多い亜空間鎧や遠隔視、遠話を使いまくったにしては、まだ余裕がある。転移一回分くらいなら余裕だな。
『悪いが、俺は一足先に君らの居住地まで帰らせてもらう。行方不明者の捜索を頼む』
『わかりました』
転移で、アリエルが待つ人魚の谷へ。
そう、二つの島は海中から見ると山だから、あそこも谷間だな。人魚の谷。あるいは、人魚の里か。
アリエルは、人魚の子供たちの相手をしていた。その子たちは、俺が現れるとギョッとして固まった。
人魚だからギョッじゃないからね。
そうか、銀色の亜空間鎧のままだった。浅いこのあたりなら冷たくはないから、透明鎧に切り替えよう。
『ただいま、アリエル』
『おかえりなさい、ご主人様』
遠話に子供たちも加えて会話した。
幼い人魚たちはまだ俺の方を警戒しているようだが、銀色の彫像みたいな姿よりは、よほどましなようだ。
『クラーケンはやっつけたよ。人魚の戦士たちの被害も、多くはないらしい』
『それは何よりです』
最初の驚きが過ぎ去って、子供たちは俺への好奇心の方が強くなったらしい。
やたらとぶつかって来たり、足元をすくったり。透明鎧は外部の力を中に伝えないだけなので、押されればひっくり返るし、さかさまにされたりやられ放題だ。
そんな子供らを見つめるアリエルの眼差しは暖かい。ああ、そうだよな。ここに残れば、アリエルも結婚して子供が持てるんだ。
『もしよかったら、ここで君を奴隷から解放してもいいんだよ?』
俺の言葉に、アリエルは双眸を見開いた。え? なにかそこからゆらゆらと揺らめく流れが。
ああ、人魚が海中で涙を流すとこうなるのか。
『私は、ご主人様のお役に立ちませんか?』
『いや、とんでもないよ。君はうちの潤いの源だ。でも、ここに残れば子を持つ機会もあるんだよ?』
アリエルは目を伏せた。
『そっちは、難破者の殿方に裏切られた時に諦めました。今は、ご主人様のお側にいることが、何よりの願いです』
ありがたいことだ。でも、本当にそれでいいんだろうか?
……まぁ、ここにはいつでも戻ってこれるからね。
『わかった。じゃあ、帰ろう。さすがに、ちょっと疲れたよ』
俺はアリエルに手を差し伸べた。その手を取って、アリエルは海面めざして泳ぐ。子供たちもついてきたが、海面近くで出したゲートは、俺とアリエルが乗れる大きさギリギリにした。密航者は排除しなきゃね。
海上に出てから、透明鎧を解除する。
さらば、沈黙の世界よ。
ラグを敷いた方のゲートを出して、そちらに乗り移る。アリエルも空中遊泳で移ってきて、海水に濡れた体を横たえた。
海面から手を振る人魚の子供たちに手を振り返しながら、俺はゲートボードを港湾都市エルベランへと向かわせた。
雲が切れて差し込む陽光に、白を基調とした港町が照らし出されていく。
やれやれ。帰ったら港の事務所に行って、舩のスケジュールを確認しないとな。
いや、魔物をやっつけたと主張しても、すんなり通るのだろうか? 今更な疑問が湧いて来る。
まぁ、出たとこ勝負は俺の座右の銘だからな。
ちなみに、アイテムボックスに格納したクラーケンの肉片は、ミリアムとマオが鑑定した結果毒もないことがわかり、美味しくいただくことができました。遅めの昼食だ。
こっちではイカやタコを食べる習慣が無いようだが、ギャリソンは興味津々で俺の言う通り調理してくれた。最初は俺以外手を付けなかったが、俺がモリモリ食べていると次第にみんなも食べ始めた。
熱々の切り身はまさにイカ焼き。生の本体はイカ素麺。触手の先端は刺身が美味かった。残念ながら、本体があのサイズなので、イカリングだけは無理っぽい。
まだ沢山あるので、晩飯もイカ尽くしだ。
と言うわけで、「クラーケンはイカかタコか」という昔からの論争は、俺の中ではイカで決着。
その日の午後、いつもの仮面を被ってゲートボードで船着き場の事務所に行った。
「クラーケンは倒した。さっさと船を出すがいい」
勇者っぽく偉そうな口調にして見てるんだが、この方が話が通りやすいみたいだ。山賊の一件で、この姿が定着しているのもある。
しかし、にわかには信じられないらしい。やっぱりか。
「しからば、その目でとくと見よ」
口調が水戸黄門だな。
アイテムボックスから、肉をそぎ落としてきれいに磨いたクラーケンの魔核を取り出す。
事務所の所長は、見たことがないサイズの魔核に顔面の筋肉が引きつっていた。
「わかりました。すぐに船会社に伝えます」
明日の夕刻に最初の便がでる。その返事を貰って、勇者スタイルの俺は引き上げた。あ、魔核はちゃんと持って帰ったよ?
で、今度は一般人スタイルで事務所を訪れ、船の予約を入れた。
さてと。これでようやく南の迷宮にチャレンジできるな。
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