第一章「魔神礼賛」登場人物
名前:タクヤ 石川卓也(いしかわ たくや)
年齢:27歳 男性
種族:異世界人
職業:プログラマ(勤続5年)→調教師(テイマー)
持ち物:ノートパソコン、通勤カバン(外付け電池、ACアダプタ、USBケーブル大小、レザーマン、筆記具など)
身長:168cm 体重:80kg→60kg
魔力:なし(完全にゼロ)
小太りで、人間ドックでは脂肪肝と言われた。若ハゲを心配している。以前はメガネをかけていたが、ボーナスをはたいてレイシック手術を受けた。
異世界の黒パンが口に合わないのと、さんざん歩き回ったおかげで、物語の後半、かなりスリムにはなった。
プログラマとしてはかなり優秀。理屈っぽいので、異世界のあれこれにツッコミを入れる。
彼女いない歴=年齢。ミリアムに一目惚れするが、当初は拒否られ、へこむ。
魔物のエレ以外、なぜか周りに寄って来るのはヒトも獣人も男ばかり。
商業都市ペイジントンの救済に出遅れたことがトラウマになり、以後、困ってる人は見捨てておけなくなる。通称、「泣き虫勇者」。
皇帝が在位中に召喚されたため、本来なら違法召喚であり、関わったミリアムを守ろうとして仮面とカツラで変装する。
名前:キウイ
種族:パソコン
職業:勇者
魔力:レベルアップで急速に増大。空間魔法系。
キウイとは、LANにつないだ時のホスト名。
実は、勇者として召喚されたのはこのパソコン。自我がないので、タクヤに使役される立場。
タクヤ(の居た会社)が開発したディープラーニングのAIを搭載しており、日本語での対話や操作が可能。
魔法を使う際は、音声合成で呪文を詠唱している。速度を最速にしたため、ほとんど聞き取れないが有効。
アイテムボックスの魔法を使えるようになった時点で、PC本体をそこに格納する。タクヤとは念話で会話できるため、そのまま操作が可能。
24時間休まずに魔法を発動させることで、急速にレベルアップしていく。同時に、次第に自意識らしき物を持つにいたる。
パソコンなので性別は無いが、合成音声は女性。
タクヤをマスターと呼ぶ。
名前:エレ
年齢:1歳(生まれたばかり)メス
種族:
タクヤが助けた電光トカゲの赤ん坊。見かけは爬虫類だが温血で、鳥類に近い。
ヒスイのようになめらかな鱗。雌はお腹の側が金色い。
二股の尻尾の先に電極の針がある。普段は寄り合わされている。
小さい時から、時間をかければパソコンの充電くらいはできる。
助けた時はまだ目が開いてなく、はじめて見たのがタクヤ。そのためインプリンティングされ、タクヤが大好き。
タクヤのことはパパと呼ぶ。
念話で話せる。
最初は子猫サイズ、大人になると体長5mにもなる。
生まれて数日は卵の黄身部分がお腹の中にあり、エサは要らないが親から授電してもらう必要がある。
この子が持つ魔核が青色であったことが、物語の大きな転機となる。
名前:ミリアム
年齢:24歳
種族;ヒト
職業:魔法士 レベル12
タクヤを召喚した、アストリアス王国の魔術師ギルドの一員で、ギルド長ガロウランの孫娘。
身長170cm前後。体重は秘密。金髪碧眼。普段は髪を結い上げ、左右だけ一房ずつ垂らしている。
魔術全般以外にも、魔物などの知識は豊富。
勇者としての力を何も持たないタクヤをペイジントンに案内するため、旅を共にする。
最初はタクヤに無関心だったが、彼がキウイを介してアイテムボックスを使えることが分ると、次第に興味を持ち、認めていく。
タクヤがペイジントンを救ったことで、祖父のガロウランの立場が悪くなる事を心配する。そのため、タクヤは以後、正体を隠して行動することに。
名前:ハスター・ガロウラン
年齢:73歳
種族;ヒト
職業:魔法士 レベル52
ミリアムの祖父。
アストリアス王国魔術師ギルドの長。
魔王が復活したにも関わらず、勇者の子孫である皇帝が動かないため、勇者としてタクヤを召喚した。
しかし、タクヤが何の力も持たないため、孫娘ミリアムに「遠くに捨ててこい」と命じる。
各地でタクヤの勇者としての評判が高まるにつれ、徐々に立場が悪くなる。
名前:ザッハ・アルゲリーブ
年齢:42歳
種族:ヒト
職業:商人
南大陸出身の二世で、浅黒い肌。髪の毛も髭もないつるりとした顔立ちの、気のいいオッサン。
商業都市ペイジントンに小物やアクセサリーの店を構える。奴隷を数人所有し、そこそこ羽振りがいいらしい。
タクヤを「兄ちゃん」、ミリアムを「お嬢さん」と呼ぶ。
妻と娘二人。恐妻家。
王都からペイジントンまで、タクヤ達と行動を共にする。
最初の魔族襲撃で、「勇者の証は戦う決意」との名言(?)を残す。
名前:グイン
種族:豹頭族
年齢:20歳
職業:剣士 レベル10
スキル:片手剣、両手剣、騎馬
奴隷として仕えていた主人を魔物に殺され、タクヤに助けられる。
恩義を感じてタクヤに忠誠を誓う。
彼をはじめ、奴隷たちは皆、タクヤが名付けた。
身長2m近い巨体で腹筋の割れたマッチョマン。
酒には弱い。猫舌。泳げない。
律儀にタクヤを「我が君」と呼び、何かと言うと跪く。
名前:トゥルトゥル(Toltol)
種族:ケンダー
年齢:永遠の12歳
職業:スカウト レベル5
スキル:窃盗、狩猟、騎馬、罠発見、裁縫
タクヤにべた惚れの男の娘。
好奇心旺盛で、気が付くと色々な品物が手元にある天然のスリ。本人にはまったく悪気はない。
「盗る盗る」から「トゥルトゥル」と命名。
狩りの名人だから「捕る捕る」とも。
裁縫が得意で、タクヤに教えられたメイド服を自ら縫って着ている。
タクヤを「ご主人様♡」と呼ぶ。ハートは余分だと叱られる。
名前:ギャリソン
年齢:見かけは60歳くらい
種族:ブラウニー
職業:執事
スキル:御者、家事全般
年老いた外見の妖精。
古い家を好む。掃除魔。
名前の由来は、某アニメの執事。
料理と酒には一家言あるらしい。
タクヤを「若様」と呼ぶ。
名前:ジンゴロー
年齢:見かけは40歳くらい
種族:レプラコーン
職業:職人
スキル:革細工、金属細工、木工、木彫り
手先が器用で、タクヤの工作助手となる。
一番得意なのは革靴。
タクヤを「旦那」と呼ぶ。
名前:アリエル
種族:人魚
年齢:見かけは20代前半
職業:メイド
魔法:魔法の手、空中遊泳
スキル:家事全般、給仕
亜麻色の腰まで届く髪。軽くウェーブかかってる。瞳の色は緑。
魔力で短時間なら空中を泳げる。
魔法の手で複数の箒や雑巾を操れる。
タクヤが外骨格「御美脚」を開発し、これを魔法の手で操作することで歩けるように。
タクヤを「ご主人様」と呼ぶ。
名前:黒魔族
ペイジントンに飛来した魔族。背中の翼は収納可能。
再生能力が高く、タクヤがゲート刃で切り刻んでもすぐに元通り。
最後は、賽の目に切り刻んだ挙句にアイテムボックスで蒸し焼きにされ、「魔族料理」とされる。
名前:小物を買ってくれた少女
年齢:6歳前後
栗色の髪。
ペイジントンで、両親に連れられて店を訪れ、タクヤの作った馬の小物を買ってくれた。かなり裕福な家の娘らしい。
魔族の襲来で、小物を抱きしめたまま、瓦礫の中で下半身を潰されて絶命。
タクヤのトラウマとなる。
名前:不明
職業:吟遊詩人
茶髪の線の細いイケメン。
「泣き虫勇者の伝説」を広めた。
名前:不明
種族:オーク・プリンセス
族長ブヒーヒの娘。
トゥルトゥルの罠にかかるが、タクヤに助けられる。
名前:ブヒーヒ
種族:オーク
オークの中でも平和的な部族の族長。
かなり知性が高く、ヒト族とある程度の筆談ができる。
精霊ドライアドと契約し、「森の魔法」が使える。
名前:オーギュスト・メルマーク(マオ)
年齢:18歳(外見)
ルテラリウス帝国の皇帝補佐官。
実は、先代の勇者と共に戦った魔術師、ベリアス・テオゲルフ。
実年齢は150歳。
オーバードーズで魔人化し、当代の魔王となる。
魔王少年B・Tとも。
魔核を脳髄と腹部に持ち、腹部の方が大きい。脳髄の浸食が最小限なので、魔王でありながら人としての感情を維持している。
魔物化した穀物を人に食べさせて魔核を持たせる、「
タクヤの呼び名は「タクヤ殿→勇者殿→タクヤ」と変化。
タクヤはマオと呼ぶ。
名前:クロード・ルテラリウス三世
年齢:26歳(帝国歴77年~)
ルテラリウス帝国の第三代皇帝。100年前に魔王を倒した勇者とベリアス・テオゲルフの孫に当たる。
即位して十年だが、まだまだ若い。
名前の「三世」は三代目と言う意味で、ファーストネームを先祖から引き継いだわけではない。正式には皇帝のファーストネームは記録されない。
神剣、
名前:ルシタニア・ルテラリウス
年齢:24歳
皇后陛下。
亜麻色の髪の美女。
名前が不吉だなんてことは、タクヤしか思ってない。
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