1-3.魔法、はじめました

 小さな子供と犬猫には、なぜか好かれます。

 年頃の女性からは、なぜか嫌われます。

 なぜなんでしょうね。


「なにブツブツ言ってるの。戻るわよ」

 ミリアムが手厳しいんです。そりゃ、勝手に森に入ったのは悪かったけどさ。


「それに、その子、どうせ助からないわよ」

 それは辛い。こんなに可愛いのに。


「エサとかの問題?」

 俺の問いに、ミリアムは首を振った。

「その子のお腹のふくらみ、卵の黄身なんだけど。それが無くなるまではエサは要らないの」

 木立の中を抜けながら、ミリアムは説明してくれた。本当に詳しいな。この世界の基礎教育でやるんだろうか?


「でも、生まれてしばらくは、母親から電気を貰わなきゃ生きていけないのよ」

 哺乳類の母乳みたいなものか。そう言えば、掌の中のトカゲの子は、ほんのり温かい。爬虫類というより、鳥に近い温血動物なのか。翡翠みたいな色のなめらかな鱗だ。ちなみにミリアムによると、腹の側が黄色いのがメスのしるしらしい。


「電気なんて、雷魔法じゃ強すぎるし、弱い電気を長時間出せる呪文なんて私の知る限りないわ」

 難しいもんだな。亜鉛と硫酸が手に入れば電池も作れるけど。食塩水でもなんとかなるかな?

 ……ん? 電池ならあるじゃないか、鞄の中に。


 森から抜ける。道路を塞いで大熊が横たわっているので、しばらく馬車は動かせないらしい。


「これはまずいわ。先に行くわよ!」

 ミリアムが駆け出す。

 馬車の方の何が問題か分らなかったが、もう一つの問題が。


『パパ、おなかすいた』

 掌の上の赤ん坊トカゲが言った。名前はついさっき付けた。電気トカゲだからエレ。我ながら安直だな。でも、女の子ぽくて可愛いからいいよな。いいことにしよう。


「電気だね、大丈夫、あげられるよ」

 馬車まで戻り、エレを隣の席に降ろす。すると、向かいの席に戻ってたオッサンが声を掛けてきた。


「おお、兄ちゃん、無事だったか」

 ザッハが破顔するが、こっちは頷くだけで精一杯だ。エレが飢えてるんだから。


 先に馬車へたどり着いていたミリアムは、荷物から一メートル半はある長い杖を取り出し、具合を見るように眼前に構えていた。これにも、先端に赤い石がはまっている。


「タクヤ、あなたはここにいて。魔物の死体があるところには、他の魔物が寄ってくるの」

 なるほど、馬車が動けないってことは、再び襲われる可能性が高いのか。


 彼女は通りの右側、見通しの良い平原の方へ走って行く。あそこなら魔物がどこから来ても見えるってわけだ。魔法で狙い撃ちだな。


 しかし、俺は戦えないからな……できることをしよう。

 まず鞄からノートPCを出す。これはプログラマの証だから捨てられないが、この世界ではまず使い道がない。電池が切れればただの箱だし。一応、フル充電の外付けバッテリーもあるんだが、どっちも全部、エレのごはんにしてしまっていい。なんとか、この子が物を食べられるようになるまで持ってくれ。


 鞄からUSBケーブルとレザーマンを取り出す。ケーブルは長短二本ある。大は小を兼ねるというが、ここは長い方を使ってしまおう。


 長いケーブルのスマホに差す細いプラグの方を、レザーマンのペンチの刃で切り落とす。その被覆を柄から繰り出したナイフで切り裂き、電源供給の銅線をむき出しにする。

 パソコンを立ち上げ、USBケーブルを差す。そしてエレに言う。


「尻尾をほどいてくれる?」

『うん、わかった』

 その尻尾の先の針に銅線を……いや待て、どっちがプラスでマイナスだ?

 試してみるしかないか。確率二分の一、直流五ボルトだから酷い感電とかはしないはずだ。


「痛かったり気持ち悪かったりしたら、すぐに言うんだぞ」

 銅線を針に触れさせる。かすかに火花が散った。ぶるっとエレが震える。

『気持ちいい』

 エレの声にほっとした。

 よし、勝率50%の賭けに勝ったぞ。銅線をよじって、尾の先に固定する。右がプラスで左がマイナスだ。パソコン本体はディスプレイの光量を落とし、節電モードにしておく。


 その時だった。


「左後方、魔獣! ゲリ・フレキだ!」

 傭兵の一人の声で振り向くと、森の方から二頭の巨大な狼が最後尾の馬車に襲い掛かるところだった。


 馬車のそばにいた中年男性が、片方の狼の前足で跳ね飛ばされる。その体は、手も足も首もありえない方向にねじ曲がっていた。どう見ても即死だ。

 その狼はそのまま俺の乗った馬車の左側を走り抜ける。馬は悲鳴と共に前足を蹴上げるが、車止めのおかげで馬車は走りださなかった。

 もっとも中は大揺れで、俺はパソコンとエレを抱えてもみくちゃにされた。オマケに、ザッハにしがみつかれる。ミリアムと代わってくれよ、オッサン。


 やや遅れてきたもう一頭は、最後尾の馬車を踏み台にジャンプ。一気に大熊の死体に取り付き、二頭で大熊の解体ショウを始めた。死体が切り裂かれ、はらわたがぶちまけられる。


 ……うーむ、グロはやめてほしいんだが。

 そこへ、傭兵三人が切りかかった。怯えて暴れる馬越しの観戦だったが、後ろから切りつけた一人は蹴り飛ばされ、残りの二人も牙と前足の爪に翻弄されている。


「一旦下がって!」

 右側の平原からミリアムが叫ぶ。


「……多重火矢ポリプレ・フィオヴェイロ!」

 傭兵達が避けた空間を何本もの炎の矢が貫き、狼たちの体に突き刺さった。

 痛みの余り咆哮し獲物を放した二頭は、そのまま向き直って平原に立つミリアムへ襲い掛かる。


 やばい、と思った瞬間。ミリアムは杖を水平に持ち返ると叫んだ。

「……疾風斬撃ガレトリプス!」

 ざわっと草原の草が波状になびき、かまいたちのような白く半透明の刃が狼たちの体を引き裂いた。


「すげえぞ、あの姉ちゃん」

 傭兵たち三人が口々に言う。蹴り飛ばされた一人は、もう一人に肩を貸してもらっていた。どうやら軽傷で済んだらしい。


 俺はというと、手の中のエレに「大丈夫だよ」と声を掛けつつ、まだ震えてるザッハが袖を掴んでいる指を引きはがすのに苦労していた。

 なんで美女が戦って、オッサンにしがみつかれるんだ。


 この理不尽世界ファンタジーワールドめ!


******


 馬車にミリアムが戻ってきた。


「お疲れさま。やっぱりミリアムは強いな」

 素直に称賛する。だが、彼女は黙ったまま俺の向かい側に座り、フードを跳ね上げた。結い上げた金髪から垂れた左右の房が、汗に濡れて頬にへばりついている。


「最初の一撃で仕留めるはずだったのに。ゲリ・フレキが火に耐性があったのを見落とすなんて」

 袂から出したハンカチで汗を拭きながらも、何やら落ち込んでる。狼どもとの戦いは圧勝に見えたのに、本人には不満があるらしい。


「不得意な風魔法を詠唱短縮で使ったから、魔力の対価で頭が重いわ」

 そうか。あの火の矢が無駄になった分、消耗したんだ。詠唱短縮とやらも、ペナルティが大きそうな技だな。


「あんたには感謝してるよ、お嬢さん。ゆっくり休んでくれ」

 ようやく落ち着いたザッハのねぎらいに頷くと、ミリアムは言葉を続けた。

「さっき魔物避けの魔法具を使ったから、しばらくは来ないはず」

 魔法の道具か。お約束のファンタジーアイテムだな。


「でも、それってお高いんでしょ?」

 俺の言葉に、ミリアムがこっちをちらりと見て答えた。

「背に腹は代えられないわ」

 確かにそうだし、あっちの世界のギャグが通じないのもデフォだな。


 とはいえ、気になる事がある。

「でもさ、魔物の死体が別な魔物を呼び寄せるなら、さっさと移動した方がいいんじゃないか?」

 さっき、傭兵たちはもう一台の馬車の乗客に声をかけて、今は一緒に熊と狼の解体作業をやっているようだ。熊肉は美味いのかもしれんが、命の方が大事だろうに。


「魔物を倒したら、必ず魔核を回収しないといけないの」

 これもまたファンタジーなアイテムだな。

「お金になるから?」

 RPGなんかではよくある設定だ。

 しかし、ミリアムは首を振った。


「確かに高値で取引されるけど、それだけじゃないの。他の魔物が魔核を取り込むと、レベルが一気に上がるのよ。危険すぎるの」

 なるほど。あの狼どもが大熊の死体を食い散らしたのはそのためか。


 そういえば、森の中のトカゲ夫婦--エレの実の両親--の死体は、もう別な魔物に食われてるんだろうか。さっきの大カマキリのような奴に。レベルアップしたカマキリに襲われるのだけは、ゴメンこうむりたい。


「そういや」

 ふと疑問に思った。


「あの狼を『ゲリ・フレキ』って呼んでたけど、必ずペアなの?」

 ミリアムはうなずいた。

「つがいだとか、必ず双子で産まれるとか、いろいろな説があるわ」

 なるほど。あっちの世界の神話か何かにもあるのかな。ゲリとフレキって。


 ミリアムによると、こっちの世界でも神話に出てくるらしい。やたら偏食な神がいて、せっかく創造神の宴席に招かれたのに、代わりに使わせた食いしん坊の狼なのだという。ゲリもフレキも、こっちの古代語では「大食漢」を意味するそうだ。

 その「偏食は神様」って、魔獣を使わすってことは、魔神だったりして。


 やがてエレが『おなかいっぱい』と言ったので、尻尾の先に巻き付けてたケーブルをはずしてやる。


「ちょっと待って」

 ミリアムがパソコンに目を止める。

「電光トカゲの子につないでたってことは、それ、電気を出す道具?」

 目ざといな。


「うん……まぁ、電気で動く道具だな。あと、この子はエレ。さっき名付けたんだ」

 疲れてたはずなのに、ミリアムの目が輝き、詠唱を始める。ちなみに、エレの名前の方はガン無視された。


「……鑑定エクティミシ

 ミリアムは目を閉じると、まるで脳裏に浮かぶリストを読み上げるように喋り出した。というか、多分そのままなんだろう。


・名前 キウイ

・クラス パソコン

・レベル 1

・体力 100

・魔力 1000

・すばやさ 10000

・かしこさ 100

・スキル 帝国公用語、空間魔法

・所有者 タクヤ

・称号:勇者のパソコン


「勇者のパソコンってなんだよ。所有者は俺なのに?」

 わけがわからないよ。俺、勇者じゃないし。

 まぁ、「すばやさ」が凄いのはパソコンだから当然か。しかし体力とか魔力にスキルとか何なんだ。


「キウイ……って、道具に名前を付けてるの?」

 ミリアムには意外だったらしい。

「ああ、ネットワークに繋ぐときに必要なんでね」


 うちの会社では、パソコンのホスト名にフルーツの名を付けるのが流行ってた。ただし、林檎アップルだけは永久欠番だけど。


網仕事ネットワーク? 蜘蛛クモを使役するの?」

 この世界に無い語彙だからか、ミリアムが混乱しているな。仕方ないけど。


「こっちでも剣なんかに名前付けない?」

 聖剣エクスカリバーとか。


「付けるのは、よっぽどの業物わざものよ。量産品だったら笑いものだわ」

 まぁ、量産品パソコンだからこそ、俺も買えるわけだが。


「パソコンてのは、お互いに呼び合ってやり取りするから、名前が必要なんだ」

「呼び合うって……まさかそれ、知性ある魔具エフィエス・マギアレイオなの?」

「まぁ、そんなもんだな」


 特に俺のパソコンには、うちで開発中の人工知能ユーザ・インターフェイスが入ってる。某社のスマホに入ってるみたいなのとは違い、サーバに繋がなくても動くのが特徴だ。


 バッテリーの消耗が気になるが、立ち上げてみるか。画面上のアイコンをタップする。


「音声UI、キウイで起動しました。声紋認証をお願いします」

「「しゃ、喋った?」」

 ミリアムとザッハが異口同音に叫んだ。あー、合成音声なんてこっちじゃ珍しい……てか、無いだろうな。ちなみに、合成した音声が女性なのはデフォだ。俺の趣味だからではない。断じて。


 声紋確認用に、適当な文言をマイクに吹き込む。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」

「声紋確認、マスター・タクヤ」

 まだ語彙は少ないが、最近流行りのディープラーニングて奴で徐々に賢くなって行くようになってる。


「そもそも、パソコン単体じゃ、できることなんてそんなにないしなぁ」

 俺は呟く。プリンタは無いしネットにも繋がらないし。

 しかし、さっきの「空間魔法」ってなんだろう?


「キウイ」

「イエス、マスター」

「キーワード『空間魔法』で検索」

 一瞬の間の後、返事が来た。


「モジュール『空間魔法』は、昨日の朝、強制的にインストールされました。マニュアルを表示します」

 画面に別ウィンドウが開いた。昨日の朝ってことは、こっちに召喚されたときか。


 ……そこで初めて気が付いた。俺はさっきからこっちの言葉で話しかけてるし、キウイも同じ言語で返事している。そう言えばさっき、「帝国公用語」とかスキルにあったような。……まったく、理不尽世界ファンタジーワールドめ。科学の申し子になんて事するんだ。


 マニュアルとやらを見る。空間に作用する魔法を使うためのスキル、ね。現在使える呪文は、宝物庫サブロスィキ、いわゆるアイテムボックスか。


「キウイ、この呪文、使えるの?」

「使用可能です」

「じゃ、使って見せて」

 気軽にそう言ってみたのは、俺がもうこの世界に毒されていたからだろう。


「……宝物庫サブロスィキ

 合成音声の詠唱が終ると、目の前の空間に直径一メートルほどの光輝く魔法陣が出現した。

 俺も含めて、全員呆気に取られていた。

 いや、エレは可愛いく小首をかしげただけだったが。


 魔法陣はゆっくりと回転しているようだった。その中に数十センチ四方の銀色のパネルがある。


「えーと、このあとどうするんだ?」

 PC画面に出てるマニュアルをタップしようとしたら、先にキウイが答えた。


「この位置と方向でゲートを開くなら、ゲートアイコンをタップしてください。ゲートに触れれば、位置や方向を変えることができます」

 ゲートてのはこの銀色のパネルらしい。その裏側も鏡のような銀色で、厚みは全くない。いかにも鋭そうな縁だが、触れようとすると弾かれた。目に見えない力場があるらしいが、指でつまむことはできる。

 動かしてみた結果、ゲート自体は水平方向には自由に向きを変えられるが、垂直方向にはまっすぐ縦と横しか選べないようだ。


 ゲートの真ん中辺をタップすると、パネルが下にスライドして消え、真っ黒な箱状の空間が出現した。だが、黒いのは光が差し込まないからで、内面も鏡のようになっているらしい。良く見ると空間の奥の壁に俺の顔が映っている。


「これが……アイテムボックスなのね」

 いつの間にか俺の隣に座り直したミリアムが、熱心にその空間を覗きこんでいる。当然ながら、ゲートが開いた反対側には何もない。開く前のゲートと同じ銀色のパネルがあるだけだ。空間の中に手を入れて壁に触れてみると、ゲートと同じような感触だった。見た目は鏡のようだが、意外にも冷たくも熱くもない。熱が全く伝わらないようだ。


「珍しい魔法なの?」

 俺が問いかけると、彼女は頬を紅潮させてうなずいた。

「空間魔法そのものが、使える人は少ないの。ただ、異世界から召喚された勇者だけは、必ずその時に与えられると記録にあって……」


 ――勇者?


 二人して同時に気が付いたようだ。顔を見合わせて呟く。

「まさか、召喚された勇者って……」

 ミリアムに続いて、俺。

「……キウイの方だったのか」


 そりゃあんまりだ。俺はキウイのついでに召喚されたのかよ。


 そこへ、すっかり空気になってたザッハが首を突っ込んできた。

「なんだい、その召喚とか勇者って?」


 ミリアムがハッとする。今度こそ国家機密漏えいか?

 だが、彼女はザッハにニッコリ微笑んで言った。

「ザッハ。あなたのフルネームを教えていただけない?」


 唐突な質問にうろたえながらも、ザッハは答えた。

「ザッハ・アルゲリーブ」


 オッサン、なぜそこで頬を染める?


 だが、ミリアムが呪文の詠唱を終えると、顔色が変わった。

「……契約シンボラ、ザッハ・アルゲリーブ。この場で見聞きした、勇者、召喚、アイテムボックスに関しては、今後一カ月の間、一切他言しないこと」

 有無を言わせぬ気迫に、ザッハは頷いた。


 その瞬間、ザッハとミリアムの体を白い光が包み、すぐに消えた。


「迂闊だったわ。こんなことになるなんて……」

 言うなり、ミリアムは俺の肩にもたれかかって意識を失ってしまった。魔法を使いすぎたのか。


 それを見てザッハがぼやく。

「……俺の立場って?」

 いや、それは俺のセリフだよ、オッサン。


 が、それどころではなくなった。

「姐さん!」

「魔術師の姐さん! こんなにでかい魔核が!」

 傭兵たちがやってきた。


「やばっ!」

 俺はパソコンをアイテムボックスに入れて命じてしまった。

「アイテムボックス、閉じろ」


 魔法陣が消滅するのと、傭兵二人が大きめの赤いビー玉大の石を掲げて来るのが、ほぼ同時だった。俺は彼らに言った。


「あー、ミリアムは疲れて眠ってる。その魔核は俺が預かるよ」

 俺にもたれかかって眠るミリアムを見て、傭兵たちは野卑な笑みを浮かべ、魔核を置いて持ち場に戻った。

 いや、そんな色っぽいこと出来ませんてば。特に、さっきの「契約」の呪文見せられちゃうとねぇ……。


『パパ、またおなかすいてきちゃった』

 ずっと大人しくしてたエレが、俺の袖を引っ張って言った。

 仕方ないな、またパソコンの……。


 え? パソコン? さっき、アイテムボックスに入れたよな。で、アイテムボックス開けるのはパソコンなんだよな。


 嫌な汗が背中を伝う。

 アイテムボックスの中のパソコンに、どうやって命じてアイテムボックスを開けさせればいい?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る