幸魂-004 救いの星

【概要】

 幸魂-004は、日本神話の八握剣やつかのつるぎを元に日出国御霊会会で生成される八芒星です。八握星やつかせいと呼称され、用途に応じて多様な効果を発揮しますが、御魂へ能動的に影響を及ぼせる点で共通します。


 著名な幸魂-004は当会員の神代であった徳川幕府の参謀、南光坊天海らが江戸を守護すべく築いた八芒星ですが、偽装記録によって一般には五芒星などとして認知されています。


 公的な最古の使用例はおよそ二千年前のエルサレムにおいてで、新約聖書に記される〝ベツレヘムの救いの星〟と認識され、それを目印にキリストの誕生を知り東方から訪れた三賢者とは、当会関係者を示しています。



八握印やつかいん

 当会員になった者には凶階職員であっても例外なく八握剣の加護が与えられ、生身で使用可能となる。御霊に対しては影響を一瞬遅延させるなど最低限の効能しか及ぼせないが、向き合う者にとっては大きな差となる。

 最も単純な用法は、それぞれ逆向きにした両手の人差し指と親指により正方形を作り、それを宙に置いたイメージの後、45度傾けた正方形をもう一度同様に作り、八握星の形に重ねるものである。

 片手の人差し指と中指による刀印で一筆描きの二度正方形を結び八握星型に重ねる早八握はやつかや、脳裏で八握星を想起し御霊にぶつけるイメージのみによる用法もあるが、単純なほどに効果は弱まる。

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