第3話 2020年、4月7日
学校の登校日が始まった。
しかし、始業式は行われなかった。
感染の危険性があるからだ。
そして、先生からの挨拶が終わったあと、すぐに帰ることになった。
余談だが、僕には友達がいない。
いわゆる「ぼっち」ってやつだ。
そして、一応学校は最大限の感染対策をして授業を行うことにしたそうだ。
さすがにやらないわけにはいかないからだ。
そして、家に帰って、ゲームをして寝た。
しかし、そんな日々が続くはずもなかった。
少なくとも、自分にとっては。
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