第17話 アクセサリー作り

翌朝俺は昼頃までなにをしようか悩んでいた


「鍛冶するのもいいけど何作るかな」


いつも同じものをつくているため少し飽きた


「そうだ、アクセサリーを作ってみるか」


俺はまず指輪を想像して魔力を注ぐ


-鉄の指輪-

筋力+30

速さ+10

毒耐性Ⅰ


なんか初めて能力がついた

これもMPが上がったからかな…


とりあえず自分の指につける

これは自分用にしようと思う


今度はネックレスだ

俺はさっきより注ぐ魔力を増やした


-鉄のネックレス-

筋力+30

速さ+20

MP増幅(小)


お~

こっちもなかなかいいな

俺はコピーの能力を使ってネックレスを量産した


-鉄のネックレス-

筋力+25

速さ+15

MP増幅(小)


やっぱりオリジナルと比べたら少し品質が落ちるな…


俺はオリジナルを自分につけてあとは売りに出す

そういえばこの王都にはオークションがあるって聞いたな

俺もそのうち出品してみようかな

オークションに出しても恥ずかしくないものを作れるようになりたいな…

そのためにはレベル上げだな


そうこうしているうちに昼頃になったのでギルドにお金を受け取りに行く


「ステラさん昨日のモンスターのお金を受け取りに来ました」


「あ~、はい準備できてますよ。それではまずゴブリンから、ゴブリンは23体で6万9千Gになります。ゴブリンキングは1体で3万Gです。ハウンドウルフは8体で4万Gでオークは12体で6万Gです。最後にオークキングですね、これは1体で8万Gです。合計で27万9千Gになります」


結構な大金になったな…

今の手持ちと合わせて100万Gはある。

そろそろ自分の店開いてみようかな


「あの、この辺りで賃貸の店舗物件ってありますか?」


「それなら商業ギルドで聞いた方が色々紹介とかしてくれますよ」


「そうなんですか…行ってみます」


俺が1人で商業ギルドで物件を探すこと1時間くらい悩んでいると受付の人が声をかけてきた


「シンさんは店舗物件を探しているんですよね?それならいいとこがありますよ」


「本当ですか!」


俺はその物件について色々聞くと即それに決めた


冒険者ギルドからも近く、日当たりも良くて、中も結構広い。棚も完備されていてこれで月10万Gなら安い方だと思った。


俺はすぐに契約した

色々準備があるらしく2日くらいかかるらしい。

俺はその間に店に並べる商品を作る。

大量に商品を作ってる間に鍛治スキルのレベルが5まで上がった。

元々魔力量が多いのと鍛治のレベルが上がったのもあって今までとは比べ物にならないくらいにいいものが作れるようになった。


2日後、俺は店に商品を並べて客が来るのを待った。


「全然来ねー」


俺は椅子にダラッと座り愚痴をこぼした

まぁ確かに知名度もなんもないしな…

商売はそんな簡単じゃないか

しかも店番するの俺しかいないから離れるわけにもいかないしな

そのまま夜になり俺は店を閉めて宿に戻る


「なんか方法を考えないとな…」



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