第16話 ダンジョン

今日はこの王都にあるダンジョンに行ってみようと思う

なんかもうダンジョンって響きがいいよね。男ならあこがれるよね?

え?そんなことないの?俺がずれてるの?


まあそれは置いといてとりあえずダンジョンに行こう

ダンジョンはこの王都の一番東側にある


「いけるとこまで行くか…」

このダンジョンは30階層まであり25階層から急激にモンスターが強くなるらしい。

俺はとりあえず10階層を目指して頑張る


しばらくすると5体のゴブリンが出てきた


「ゴブリンなら大丈夫だな」


俺は魔法とナイフを使いゴブリンをサクッと倒す

そんな調子で5階層の前まで来た。大きな扉がありいかにも中には強敵がいそうだ。

扉を開けるとゴブリンキングとゴブリン10体がいた


「一人じゃきついか?でもダンジョンなら魔法を全力で撃っても周りに被害は出ないか…」


なら何とかなるだろう


俺は雷魔法を全力で放つ


「ドゴーン」


凄まじい威力だった

すごい大きな音のあと風圧が俺を襲う


「え…」


レベルアップしてさらに威力上がったな…

前に全力で撃った時と比べ物にならないくらいだ

これなら全然本気出さずに倒せたのにな


次の階層に行く前にポーションでMPを回復する


「よし、行くか」


6階層はオークやハウンドウルフが出てきた

落ち着いて対処したら問題なかった

7階層、8階層、9階層もその調子でクリアしていく

そして目標だった10階層の前まで来た

中に入るとすごくでかいオーク?がいた

鑑定で見てみるとオークキングとでた。Bランクモンスターだ。


俺は魔法を放つ。全力ではないがそれなりに魔力を注いだ


「ドーン」


あっけなく終わった


「もしかして俺ってまあまあ強いのか?」


MPが多いだけで最初は自分でも雑魚と思っていたけど今、この現状を見るとそれが俺の強みだった


今日はこれくらいにするか…

一応目標は達成したしな


ダンジョンを出て冒険者ギルドに向かう


「ステラさん、換金したいんですけど少し量が多くて…どうすればいいですか?」


「解体はしてますか?」


「してません」


「それなら直接解体場にもっていってください。このギルドの裏手にありますよ」


「わかりました。ありがとうございます」


冒険者ギルドを出て裏手にある解体場に向かう


「すいませーん」


「おう、どうした?」


返事を返してきたのはいかついおっさんだった


「解体してもらいたいんですけどどこで渡せばいいですか」


「それなら俺についてこい」


俺は倉庫みたいなところに連れてこられた


「ここで出してくれ」


「わかりました」


俺は

ゴブリン×23

ゴブリンキング×1

ハウンドウルフ×8

オーク×12

オークキング×1

を出した


「この量なら明日の昼頃に終わると思うからそん時にギルドで金受け取ってくれ」


「わかりました」


「それにしてもこれ一人で全部やったのか?」


「そうですけど」


「見かけによらずやるな…名前なんて言うんだ?」


「シンと言います」


「俺はギールだ、よろしくな」


そう言ってギールは握手を求めてきた

俺はそれに応じた


「シンだな…これからもドンドン持ってこい。俺が解体してやるよ」


「ありがとうございます」


俺は解体場を後にした

ギールさん、喋ってみると全然怖くなかったな

やっぱり見た目で判断したらいけないな


俺は宿にもどってステータスを確認して眠りについた


児島 真 『巻き込まれた異世界人』

職業 無職の錬金術師

Lv16→Lv23

HP/500→680

MP/8500→11500

筋力/108→126

速さ/45→51

スキル

・雷魔法 Lv4

・鍛冶 Lv3

・鑑定 Lv2

・空間魔法 Lv2

・言語理解 LvMax





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る