第11話 商業ギルド

朝起きるとすぐに身支度をして商業ギルドに向かう


「お~、ここがそうか…お城みたい」


商業ギルドは冒険者ギルドよりもデカかった

中に入るとお店がいっぱいあった

とりあえず受付に行ってみるか


受付には白い髪の毛がピシッとセットされていて眼鏡をかけている40代くらいのいかにもできそうな人がいた。


「あの~、すいません、ものを売りたいんですけど…」


「それならここで大丈夫ですよ」


「そうなんですか、ならお願いします」


俺は作ったものをすべて出した


「すごいですね…これはどこで手に入れたんですか?」


「これは自分で作りました」


受付の人はちょっと驚いた顔をしていた

なんかまずかったかな…


「お名前を伺ってもよろしいですか」


「シンといいます」


「私はここの商業ギルドの副ギルドマスターのイサエフと言います」


めっちゃお偉いさんじゃん!なんかできそうな人だなと思ったけど本当にできる人だった


「ちなみに鍛冶スキルのレベルは…」


「レベルは2ですね」


「レベル2でこれほどのものを作れるんですか!」


「はい…」


すごい驚かれた


「すいません取り乱してしまいました。」


「あの、なにかおかしかったですか?」


「いえ、おかしくはないですけど少し珍しいなと思いまして…鍛冶スキルはレベルが上がると魔力の消費量が減少するのはご存じですか?」


「はい」


「それでですね、鍛冶には大量の魔力が必要になるんですよ、なんでレベル2でここまでのものが作れるのは珍しいですね。」


あ、そういうことか。なんか知らないけど俺、一緒に召喚されたやつらよりもMPだけはずば抜けて高かったからな


「そうだったんですね、勉強になりました」


「いえいえ、それより自分で店を開いたりはしないんですか?」


「今のとこはないですね…でもやってみたい気持ちはあります」


そのためにもお金稼がないとな…


「そうなんですか…でも将来が楽しみですよ。え~っと、買い取りでしたね。それでは10分ほど時間をください」


「わかりました」


俺は適当にお店を見ながら時間をつぶした

それにしても意外な才能があったな…

もっとレベル上げていいもの作りたいな


「あ、シンさんお待たせしました。それではまずナイフです。こちらは2本で4万G、次に剣ですね、こちらは2本で6万Gです。最後に槍ですがこちらは2万5千Gになります。え~、合計で12万5千Gになります」


え…こんなにも高く売れるのかよ、めちゃくちゃびっくりした

俺は震えながらお金を受け取る


「ありがとうございました」


そう言って俺はギルドを後にした







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投稿遅くなりました。いろいろ忙しくて…ごめんなさい

あと皆さんコロナには気を付けてくださいね

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