第7話 鍛治スキル

冒険者ギルドに着き依頼報告をする。

受付にいたのは若い女性だった。しかし獣耳が生えていて尻尾もあった。


「あの~どうかしましたか?」


受付の女性を見てぼー、としていた俺に心配して声をかけてき。


「いや、初めて君みたいな人を見たんで…」


「あ~、そういうことだったんですね。でもこの世界じゃ珍しいことじゃないですよ?」


「俺、すごい田舎から来たんですよ。俺が育った場所にはいなかったんで…」


アニメでしか見たことないから実際に見るとすごいな…

SA〇の猫耳のシ〇ン並みにかわいい

1回でいいから撫でてみたいな


「それで、ご要件はなんでしょうか?」


あー、そうだった。完全にギルドに来た目的を忘れてたわ


「依頼報告と換金に来ました」


そう言って薬草とモンスターの素材を出す。


「それでは、まず依頼達成料の5000Gです。お受け取りください」


「ありがとうございます」


「次に、スライムの核2個で2000Gです。キラーラビットは解体料1000Gがかかりますけどよろしいですか?」


解体料がかかるのか。でも自分じゃできないし頼むしかないよな


「はい、お願いします。」


「それでは、解体料を引いて4000G、合計で6000Gです。」


へ~、キラーラビットは5000Gか…そのうち自分で解体できるように勉強するか


「ありがとうございました。」


そう言って冒険者ギルドから出る

お金もあるし鍛冶に必要なものを買いに行こう。って言っても金属を買うだけだが

鍛冶スキルは魔力を込めて想像するとできるらしい。

俺はこの情報を得るまでは金属を溶かして一から作っていくのかと思っていたけどさすがファンタジーの世界だ。


店に着き俺は鉄一キロを買った。6000Gもしたぜ…今日の収入の約半分持っていきやがった


宿に戻り1日延長するため3500Gを払う

クソ、金がなくなる


部屋に入りさっそく鍛冶スキルを試そう。

どれだけ魔力を込めるかによって出来が変わってくるらしい。

なので全力に魔力を注ぐ


「できたか?」


その時、どっと疲れが押し寄せてきた。やばい、魔力を全部使ってしまった。


俺はそのまま気を失った。

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