第6話 初のレベルアップ

部屋のなかに光が差し込む。


「朝か…」


俺は目を覚ました


「まずは飯を食うか、今日は何をしようか…」


朝ごはんはキラーラビットの肉のソテーだった

なにキラーラビットって、なんか物騒だな。うまかったけども


とりあえず冒険者ギルドにいって依頼を探すか


受付にシャルさんの姿はなかった。今日は休みだろうか


「う~ん、どうしよう。レベル上げしたいけど討伐の依頼なんか俺にできるかな…今日も薬草採取にしよう。そのときにスライムでも倒すか…」


今思い出したけどスライムの素材換金するの忘れてた。まあ帰ってきてからでいいか


俺は昨日きた場所まで来た。


今日も30分くらいで薬草を集め終わった。

スライムでレベル上げするか…


スライムを探し始めてから10分くらい経過し、やっと1匹見つけた。

俺はスライムに向けて魔法を放つ。


「う~ん、レベルが上がんねえな、スライムじゃ効率悪いな」


そんなことを考えていると俺が知っているウサギより二回りくらいでかいウサギがいた。ずっとこっちを見ている、なんか怖い。

すると俺のほうに猛スピードで走ってくる。この時俺は叫んだ。


「絶対このウサギ、キラーラビットだろーーーーー!」


俺は猛スピードでウサギから逃げる。


「はぁはぁはぁ」


俺は木の陰に隠れてウサギの様子をうかがう


俺の魔法で倒せるのか?

何か方法を考えよう…


あんなスピードで走ってくるなら足が地面から離れた時に魔法を打てばよけれないんじゃないか?


「よし、やってみるか」


俺が木の陰から姿を現すと猛スピードでこっちに向かってくる


「よし!今だ!」


魔法がウサギに直撃する


「やったのか?」


ウサギは動かなかった


「はぁ~、死ぬかと思った」


ステータスを確認するとレベルが上がっていた


児島 真 『巻き込まれた異世界人』

職業 無職

Lv1→Lv2

HP/50→80

MP/1000→1500

筋力/60→63

速さ/30→31

スキル

・雷魔法 Lv1→Lv2

・鍛冶 Lv1

・鑑定 Lv1

・空間魔法 Lv1

・言語理解 LvMax


「なんかMPだけ異常な上がり方だな…雷魔法もレベル上がったな」


試しに雷魔法を木に向かって放つ


バリバリッ


木が少しえぐれていた


「Lv1の時より威力上がってんな」


今日はもう疲れたので町に戻る


「周りはまだ明るいな…」


町に戻ったらまず冒険者ギルドに行くか…

そのあとは鍛冶スキルを試してみるか



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