第5話 宿にて
宿に入ると30代くらいのスキンヘッドの男がいた。
「いらっしゃい、宿なら空いてるぜ」
ここの宿の人だった。
「とりあえず1泊お願いします」
「それなら3000Gだ。飯付きならプラス500Gだ。」
俺は3500Gを渡した。
「ちょうど飯の時間だからそのまま食堂に来い。案内してやる。」
俺は男の後ろをついて行く
食堂につき、席に座る。今日はオークの肉のステーキらしい。オークを見たことはないが何となく想像はできる。あれって食えるのか?とも思ったが美味しかった。
この世界に来てから思ったのだが飯は上手いんだが日本にいた時と比べるとなんか物足りないんだよな…
この生活が落ち着いてきたら自分で作るのもありだな、と思った。
腹もふくれたしもう寝る準備をしよう。
この世界ではお風呂は貴族などしか入らないらしい。俺たち一般人は体を拭くだけだそうな。
「あいつらは今頃のんびりお風呂にでも入ってんだろうな…チッ」
あいつらとは俺と一緒にこの世界に来た連中達だ。
考えたら腹が立ってきた、俺もお風呂に入りたい。お金が貯まったら絶対に作ろう。
「もう考えるのやめよう、疲れた」
ベットの上で寝転んで目を瞑る。今日だけで色んなことがあったな。いきなり異世界に召喚されて、追放されて、アカヘイムの町に来て、魔法を初めて使って、シャルさんに怒られて、色んなことが起きすぎてすごく疲れた。
明日からのことは明日考えよう。すぐに意識は夢の中に入った。
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今回はすごく短くなりました。ごめんなさい。
これからもよろしくお願いします。
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