応援コメント

アフガニスタンについて想う…。」への応援コメント

  •  日本は……もう異様としか思えないところがあります。孝明天皇が日米修好通商条約を拒否した際、日本民族を外夷の下に晒したくないとの意思を表明した時点までには日本人という意識が完成してたんですよね。
     実学普及、実証研究、国学、重商主義、植民地主義、マニュファクチュア。それでもニュータウン構想をその時点で考えるまでに都市が膨張したイギリスを中心とした列強には敵いませんが、これらの考え方をよく自発的に受け入れたり、編み出したりしたな、と。

     アフリカはもっと事情が大変なような気がします。ルワンダ紛争が有名ですが、ナイジェリアには500の言語が共存しているようで。インドはまだ宗教でおおかた結束していますが……。

    作者からの返信

    アフリカの場合はヨーロッパ各国が
    現地の事情を無視して勝手に
    国境線を引き、その範囲で独立した為にめちゃくちゃになっていますね。
    ツチ族やフツ族の様に、生物学的には
    差異がないのに無理やり民族を
    でっち上げて憎悪を煽り、分断して
    統治した結果が現在の悲惨な状況です。

    それを考えると、明治維新を成した
    人達は勝者側も敗者側も本当に
    立派でした。今の日本人にも
    同じ事が出来るでしょうか?
    私は疑問に思ったりもします。

  • 「国民国家意識の欠如」という素晴らしい論考です。
    漠然と、なんで戦争がなくならないのかなぁ、なんてことを思っていましたが、端的に説明していただき、改めて目からうろこでした。
    おっしゃるとおりなのでしょうね。
    国民としてのアイデンティティの欠如なんでしょうね。タカが外れやすいというか、そういうことがおこるのでしょうね。

    いつも勉強させていただき、ありがたいです。

    作者からの返信

    国民としてのアイデンティティを、
    大多数の国民がしっかりと持っている…。これが先進国のひとつの条件だと私は思います。今、世界には二百を越える国家が存在していますが、大多数はこれが怪しい様に思います。そういう国は、指導者からして私利私欲で動いていますから、
    国家の運営がまともにならないのですね…。

    日本でも過去幾度となく、大きな
    国難がありましたが、それを乗り越えられたのは、
    優れた国民国家の意識と、
    子孫にそれを引継ごうとする熱意だったのではないでしょうか?

    編集済
  • 問題提議から議論の流れ、アフガンの状況と現代に至る日本史の流れの説明、どれをとっても素晴らしいと思いました。
    一つ一つ丁寧に考えていけば、今の日本はとても良い国でそれを先人が作り、守り、私たちはそれを次世代に引き継ぐ責任があると理解できると思いました。

    残念ながら現実はそうした認識にない者が好き勝手にハンドルを運転したり、周りの者がそれに対して無関心や無力であるというのが現実です。
    それでも、先人たちの思いと未完成ではあっても積み上げてきたよいものを大切に出来ように出来ることをしたいなと思いました。

    さしあたり、すぐできそうなこととしてツイートでこの話を紹介することにします。😊🍀

    作者からの返信

    お読み頂き感謝です。
    その上、ツイッターでの拡散まで、
    ありがとうございます。

    アフガニスタンの最大の問題は、
    色々な勢力が外国と手を結び、
    その介入を許し、手の付けられない
    泥沼の抗争を続けている点です。

    ですが、彼ら自身がそれを容認している事が一番の問題です。
    問題解決を自身の手ではなく、外国の力に頼る様では、
    この問題は終わらない気がします。

    江戸末期の日本の指導者が、
    これを見抜き、自らによる解決に拘ったのは、
    素晴らしい慧眼だったと思います。
    劣勢になっても外国の介入を許さなかった徳川慶喜は、
    その意味では歴史上の偉人だと思いますね。

    編集済
  • たいへん説得力のある文章に心から敬服いたしました。
    白狐姫と白狐隊さんの明晰な頭脳がうらやましいです。

    作者からの返信

    上月くるを様。
    お読み頂き感謝です!
    今後ともよしなにお願い申し上げます!

  • 『ランボー3 怒りのアフガン』という映画を昔々に観ました。
    スタローン扮するランボーがソ連軍が支配するアフガンで大暴れするストーリー。
    今回、この映画を思い出した方も多いのでは。

    「アメリカの世界の警察としての役割は非難されているが、そのスーパーパワーで平和を保っているのも事実。アメリカが手を引いたら混乱する国も出てくるだろう」
    かつての武道の師範がそんな事を言っていました。

    撤退するにも撤退の仕方があるのでは。
    もし孫子が指揮するならこういう撤退はないのかな、なんて考えたりもしました。

    日本人は戦国時代からずっと戦ってきたので外国のやり口は見え見えだったに違いありません。
    国防や食糧は外国に依存しすぎると危険です。
    もっと日本の在り方を考えさせる教育があってもいいのですが、充実しているのは戦争の悲惨さを訴えるものばかりでそこで止まっています。
    せめて自分なりに考え、自分の答えを出すしかないようです。

    作者からの返信

    孫子の兵法で行くのなら、
    林の如く静かに撤退なのでしょうけれど、
    今回のアメリカのやり方は、
    そういう事より、政治ショーというか、
    関係諸国に対するメッセージとしての色合いが強いのでしょう。

    【20年やったけど、おめーら
    全然協力しねーから、あと宜しく!】
    ロシアと中国は粟食らって
    いるのではないでしょうか?

    テロリストの巣窟から、敵である
    アメリカが去った今、彼らの次の
    標的になるのは何処かと考えると、
    答えはおのずと出て来ます。
    とくにウイグル問題を抱える中国は、頭が痛いに違いありません。

    日本の教育が偏っているのは、
    いつかは修正する必要がありますが、
    日教組の様な存在を、社会が容認している間は、難しいかもですね。

    編集済