新型コロナ(COVID19)用ワクチンを考察してみた!
新型コロナ COVID19の拡大が止まりません。
ここ最近ようやくワクチンが完成し、アメリカやイギリス、
中国等で接種が開始されていますが、このワクチン、
実は従来接種していたワクチンとはまったく別物だという事を
皆さんご存知でしょうか?
従来のインフルエンザや麻疹のワクチンは、不活性化ワクチンと呼ばれ、
これは無毒化したウイルスを体内に入れる事で、人体に免疫を
付けさせるものですが、ここ最近新型コロナ向けに開発されたワクチンは、
【核酸ワクチン】と呼ばれる全く新しいタイプです。
この核酸ワクチンとは、ウイルスのたんぱく質の一部
(mRNAと呼ばれる設計図)を、直接体内に注射して、
体に免疫を付けさせるというものです。
ウイルスのたんぱくの一部を人工的に合成し、
それを大腸菌を使って短期間で大量生産したものなのですね。
従来の不活性化ワクチンは、良く知られている通り、
ニワトリの卵を使ってウイルスを増殖させ…
それを不活性化して精製するという方法を取る為、
短期間での大量生産が出来ません。
作る費用もそれなりにかかります。
対して核酸ワクチンは、人工合成したたんぱく質を大腸菌を使って
大量生産できるので、短期間で大量に作れ、安価であり、
またウイルスが変異しても、その特徴さえ掴めれば、
比較的早く対応するワクチンを開発出来るメリットがあります。
ではデメリットは何かというと、安全性になります。
実はこの核酸ワクチン、理論的にはかなり前から検討されており、
SARSウイルス用のものがある程度の所まで開発されていました。
ただ、従来のワクチンとはかなり異なるものである為、
新型コロナが発生する前、2019年頃の論文を見ると、
【理論的には有効で、動物実験でも成果があるが、
人体投与の実績がない為、20年後くらいに実用化出来れば良いだろう…】
などと書かれています。
そう、この核酸ワクチン、本格的に人体に投与するのは、
今回の新型コロナ向けが初めてなのですね。
本来なら、動物実験ののち、長い期間を掛けて臨床試験と
経過観察を行い、問題ないかどうか確認する必要があるのです。
ところが今回、新型コロナが世界的に拡散して人的、経済的な
被害が大きく広がった為、とにかく緊急の対策が必要だという事で、
こうした時間のかかるチェックは、全て端折って投与が開始されている…。
これが実態です。
元々新型コロナがSARS2型と呼ばれ、遺伝子がSARSに非常に近い事、
また核酸ワクチンが当初SARS向けに開発されていた為、
新型コロナに応用し易かったという事情もある様です。
従来の不活性化ワクチンは、既に様々なウイルスで実績があり、
その効果、投与後の副作用、長期間経過したのちの副作用も含め、
確認がなされていますので、ある程度は安心感があります。
この従来の方法で作られた新型コロナ用のワクチンも開発はされていますが、
核酸ワクチンに比べて遅れており、早くても今年の夏頃の完成になる様です。
生産にも時間がかかるので、いきなりの大量接種は難しいでしょう。
で、この核酸ワクチンなのですが、結局のところ、打ってどうなるかは、
やってみないとわからない…というのが本当だったります。
動物実験や現状の少数の臨床試験ではそれなりに高い効果が
出てはいる様ですが、体内の血小板が急激に減少するなど、
本来なら臨床試験を中止する様な副作用の例もあるみたいですね。
また核酸ワクチン接種後、例えば何十年とか経っても悪影響が出ないかどうか…
こうした点も実績がないので全く予測出来ません。
昨年4月に書いたCOVID19に関するひそひそ話でも述べた通り、
今は壮大な人体実験の真っ最中だったりします。
ADE(抗体依存免疫症候群)の症例発生も心配されています。
これは本来ウイルスなどから体を守るはずの抗体が、
免疫細胞などへのウイルスの感染を促進させてしまう症状です。
これによってウイルスに感染した免疫細胞が暴走し、
あろうことか症状を悪化させてしまうというものですが、
これも投与数がある程度増えないと見えてこないものなのです。
そもそも何故この様な症状が出るのか、現在でも詳しくわかっていないのですね。
ワクチンによって得られる免疫は、麻疹の様に一度接種すると、
ほぼ一生有効なものから、インフルエンザの様に、
せいぜい3カ月しか持たないものがあります。
この理由も現在の医学では良くわかっていません。
免疫の仕組みというものは、まだまだ未解明な点も多く、
こういうものをきちんと情報伝達しないマスコミには毎度イライラさせられます。
厚生労働省や内閣府等、政府機関の出している情報は、複数の専門家の目を
通したものであり、トンデモ本やマスコミなどの言っている内容よりは
正確かもしれませんが、懸念されるのは医薬品業界に蔓延る利権です。
患者を助ける事より、自身の利益を考える製薬会社と、ここから資金提供を
受けている研究者による恣意的な情報拡散が世界的に見られます。
これからワクチン接種を考えているみなさんは、色々な所から、
出来るだけ精度の高い情報を得た上で、検討すべきだと私は思います。
え?私ですか?
私は従来の方法で作られたワクチンが出来るまで、
待ってみようかな派ですね…。でも、コロナ系って、
元々が風邪のウイルスですから、そもそも今のワクチン
技術では対応に限界があり、HIV系等で開発された様な、
抗ウイルス薬のコロナ版を検討した方が、有効なのかもです。
イベルメクチンに効果があると言われていますが、
生産元のメルク社は新薬の販売低下を怖れて生産していないとか…。
もっとも特許の切れた古い薬ですから、他社でも生産出来る
はずなのですが…。いずれにせよ、私は暫く様子見です。
※2021年9月6日追記。
接種が開始されてからかなり時間が経過し、
全世界的に接種した後の情報が出て来るようになりました。
そのひとつはワクチンを打っても再感染する事。
効果に持続性がない事。せいぜいもって半年くらいみたいですね。
新しい株(ラムダ株、イオタ株、ミュー株)に対する効果が低い、
特にイスラエルの例で顕著なのは、ワクチン接種者がコロナに
感染した場合、接種しない場合より重症化する割合が非常に高い事です。
これはmRNAワクチンが特定のスパイクたんぱくのみ標的にしている為、
通常の不活化ワクチンに対して獲得免疫の範囲が狭い事にある様です。
ADEが起きている事は確かなのですが、明確な統計が出ていませんね。
あと短期間しか効果がない為、何回も継続してワクチンを打ち続けた場合、
どうなるかの臨床データもありません。
また、ワクチンを接種すると、免疫自体は低下し、
コロナ以外の病気にかかる確率が1.7倍になるというデータもあります。
どうも否定的なデータが肯定的なデータより多い様です。
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