全く同感です。ことごとく同感です。僕は無信教ではありません。キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の神様も仏様も、もちろん八百万の神々も信じております。多神教です。十六年間ミッション系の大学で非常勤講師をしておりました。大学に行った時は必ずチャペルで十字を切り「主の祈り」を唱えておりました。行く先々にお寺があれば必ず参拝し、日蓮宗なら南無妙法蓮華経をその他の宗派ならば南無阿弥陀仏と唱えます。日本国中参拝した神社数知れず。モスクに入った事はありませんが、祈りの作法は(留学生から聞いて)知っております。カミさんに何かを頼むときの作法は、二礼二拍一礼です。「仏に逢うては仏に仁義をキり、神に逢うては神に仁義や十字をキる」と臨済義玄さんや柳生十兵衛さんの教えをしっかりまもっております。大学で知り合ったチャプレンのひとりは駒澤大学仏教学部出身でしたし、僕の田舎の旦那寺の若僧正は青山学院大学(大学院は駒澤)出身でした。二人とも僕に対し「罰当たり」などとは言いません。「神も仏も寛容なので、罰を当てるどころか、褒めて下さるでしょう。特に寄付・お布施などを頂いた時は…」と全く同じことを仰っていました。何よりも和を尊ぶ日本の宗教は素敵です。
作者からの返信
これぞまさに日本人の宗教観という
感じですね。
でも、こういう文化は世界的には少数派です。世界のメジャーな宗教は、その宗教の神以外を信仰する事を良しとしません。他の価値観を認めないという、不寛容さがそこには根強く存在しています。
他の価値観に寛容という、日本の
宗教観こそ、本当の意味での平和を
もたらす思想だと思うのですが…。
十字軍すなわちキリスト教が無ければ世界中で戦争はこれほどまでにひろがらなかった。
と大学時代(キリスト教の大学てした)にキリスト教学で先生に言ったら赤点にされました。
作者からの返信
私もその意見に同感です。
キリスト教学の先生は何故赤点にしたのでしょう?
理由を聞いてみたいですね。
そういう変な拘りが色々人間を捻じ曲げている気がします…。
芥川龍之介に『神神の微笑』という作品があります。日本には作り変える力が備わっているという考察です。
ちなみに私は日本のハロウィン、とても嫌いですね。なんか軽薄で。
作者からの返信
お読み頂き大感謝です!
ハロウィン…。
まあ、お祭りが出来れば何でも良いと
言うのも、日本の良き伝統なのかもです。
日本人の宗教的特性の特異さは、
世界的に見ても非常に珍しいもので、
私達の先祖の英明さには感服せざるを
得ませんね!