第50詩 ピュア
誰にも言われたことなんてなかった
いつもあまり良くない印象を持たれるばかりで
自分はそんなものだって ずっと信じて疑わない
それは今も
だけど 思いがけない言葉をかけられた
わたしはピュアらしい
ピュア
そんなことを言う人は 一度も会ったことがない
ブラックとか ロボットとか そんなイメージを持たれて来た
なのに あなたは言うんだね
いつもからかわれるばかりで いじられるばかりで
わたしも もうそれでいいと諦めていた
みんなが望む自分でいればいいから
本当のわたしなんて もうわからないから
みんながわたしをどう思っているのか 知るのは怖い
演じ過ぎて本当の姿がわからなくなったわたしは もはや作り物?
寂しくて暗いものが満たす心を 誰か助けて下さい
温かくほぐして 抱き締めてほしい
そんなわたしは ピュアなのかな……?
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