第24詩 名もなき花と共に
ぼくはぼくで きみはきみ
この世界で たったひとりの 無二の存在なんだ
あそこで鳴いている 小さな鳥も
地面から顔を出す
みんな みんな ひとつずつが 大切な命
ある朝目を覚ましたら 片手を挙げてみよう
ほら ぼくはここにいる
早起きの犬が吠えている ほら 散歩に行こうよ
友だちが待ってるよ
まだまだ小さい この手のひらに
いつか 大きなものを つかめるように
広げてみよう
わたしはわたしで きみはきみ
自分を大切にしなくちゃ 歩いてはいけないね
どんなに儚く 散る花も
一日の命の 虫にだって
みんな みんな 役割があるんだ
きみやわたしの役目 知る前じゃ 嫌だよ
絶対 絶対 見つけよう
小さな名もなき花だって ほら
朝露と共に 輝くんだから
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