フォロー解除
ちがうの、そうじゃないの。
僕は毎日小説を更新しているあなたを言葉で言い表せないほど尊敬しているの。
三日坊主の僕にはとてもマネできないから。
そしてその小説はとても面白いの。
いや・・・面白かったの。
そう、最初の頃はドキドキ、わくわく、ハラハラしたの。
でも最近はなんだか惰性というか義務感で読んでいるような、
あなたが悪いんじゃない、僕が飽きたから。
楽しく読めないなんて、作品にとって不幸なことだと思わない?
だからちょっとの間、しばらく距離を置きたいの。
あなたの作品のすばらしさがわかるまで。
あなたはツイッターに書いてたよね。
「フォロワー数が減るととても悲しい。私のどこが悪かったの?って訊きたい」
って。
僕はあなたがフォロワー数を憶えていることに驚愕したの。
何千人もいるのに。
だから僕はあなたを傷つけるんじゃないかと怯えているの。
そしてあなたが何らかの方法で、僕がフォロー解除したことを突き止めて、何が悪かったか僕を問い詰めるんじゃないかと怯えているの。
わかるでしょ。
フォロー解除する側だってつらいのよ。
だから少しの間さようなら。
君がまた傑作を書いて、僕をまたドキドキさせてくれたらうれしいの。
そしたらまたフォローするの。
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