巨大すぎて途方にくれる

 午後8時になって書こうとしたが何も思いつかない。今日の出来事なら書けるはずだから事実を並べていく。UNIQLOで秋物を探した。革のジャケットとハードゲージのニットが欲しかったがどちらもいいものがなかった。モックネックのセーターなどもみたが、あまりに暑すぎた。真昼に気温は25℃を超えていたように思う。今現在の部屋の気温は15℃ほどで涼しい。一日の中の寒暖差が激しいと知らないうちに調子が悪くなるから気をつけなければいけない。

 安い革ジャンが売っていた。3000円という値段に惹かれたが、着てみるとどこか安っぽい。タグを見ると合皮だった。どことなく質感の色がはっきりしすぎているように見えた。さわり心地も柔らかすぎる。合皮と生革に興味はたいしてないと思っていたが、どうやら僕にも見分けがつくようだ。

 

 LINEとTwitterを見て中断していた。集中力を乱すのにはデジタル機器が最も効率がいい。


 TSUTAYAの中古本売り場で本を2800円ほど購入。

 エーリッヒ・フロム『生きるということ』

 『クアトロ・ラガッツィ』

 『インターネットポルノ中毒』

 フロムの著作は『愛するということ』を読んだことがある。愛する側に努力が必要だという内容の本だったと思うがよく覚えていない。当時付き合っていた彼女との関係性をより良くするための糸口として買った覚えがある。思いやりと、双方向の正直な話し合いが重要だと今の僕は考えているが、関係性は一方的で、彼女が僕に依存する形になりうまくいかなかった。

 『クアトロ・ラガッツィ』この本は出口治明がよいと勧めていたので購入した。世界史や日本史という歴史に対する憧れがあるが、いまだ読むのは苦手だ。大量の歴史積読本がある。歴史を学ぶことが好きな人はどういう風に学んでいるのだろう? 物語などの感情が揺さぶられるエピソードは好きだがマクロ的な事実だけを読んでいても退屈だ。その事実の中につながる部分を見つけていくのが重要なのかもしれないが、歴史は巨大すぎて途方にくれてしまう。この現象は大量の積本、Netflixの見ていないドラマ、名作映画の数々、毎週配信される週刊漫画に対しても起こる。まだ触れていないコンテンツのすべてを消化しきれないことがわかりすぎて、あまりの情報量にめまいする。

『インターネットポルノ中毒』画面上のエロ動画やエロ画像に中学生ごろから触れている。いつまでも調べ続けることができる。無限の性欲により生産される欲望がどこまでもポルノを求める。オナニーをして精子を出すと賢者タイムになり、それまでにやっていたことが全くどうでもいいことに思える。昔よりは抑制が効くようになったがそれでも時たま性欲がトリガーになり調べてしまうことがある。この本にはとても期待してる!

 

感想

1100字。 本に関することと、自分についてのことを書けば自然と1000字は書けそうだ。村上春樹の文体を模写しようと思ったが、なんか微妙だ。ねじまき鳥を読もう。時間を図るのも忘れていた。あと、見たアニメやYou Tubeのことを書けば分量を増やすことができる。まずは量だ。事実だけを書いているとフィクションの製造能力が高まらないため、作り話を入れていこう。

 書いている間はスマホを別の部屋に置いておこう。2000字を楽に書けるようにするのが次の目標だ。

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